OSDN Git Service

.
[csp-qt/common_source_project-fm7.git] / README.md
1 <H2>** Qt porting for Common Source Code Project **</H2>
2 <div align="right">
3 <H3>Sep 09, 2016<BR>
4 K.Ohta <whatisthis.sowhat _at_ gmail.com></H3>
5 </div>
6
7 ## *If you can't read Japanese, [english writing is here](/README.en.md/).*
8
9
10 概要
11 ======
12
13    このパッケージは、Common Source Code Project (以下、CSP)をQt5に移植したものです。
14    
15    バイナリはGNU/Linux(64bit)用とMinGW (32bit Windows)用を用意しています。
16    
17 ##ソースコード
18    
19      <https://github.com/Artanejp/common_source_project-fm7/> 以下
20
21 ## 追加情報
22    
23 各機種バイナリーは、osdn.net もしくはミラーサイトより入手可能です。
24     
25     <https://osdn.net/projects/csp-qt/>  
26    
27     <https://osdn.net/projects/csp-qt/releases/>
28
29 をチェックしてください。
30
31 ## 【おねがい】
32
33 doc/以下の文書で日本語しかなかったものを英語に翻訳していますが、機械翻訳を使ってるのであやしいです。英語の上手い方、校正などお願いします m(_ _)m
34
35 LICENCE
36 ======
37
38 [GPL Version 2](http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html).
39
40 背景
41 ====
42
43    CSPは、非常に優れた構造のエミュレータです(しかし、些か重くてコンパイラがいい最適化をしないと重めですが)。
44    
45    しかし、このコードはM$ Visual C++依存の部分が非常に多いです。
46
47    そこで、GNU/Linuxでこれを動かすためにQtに色々と移植していきましょう。と言う感じで作業をはじめました。
48
49 最低限必要なもの(Qt版)
50 ====
51
52    * Qt5 ツールキット。Qt 5.5以降を推奨します。
53    
54    * OpenGL, 多分、最低OpenGL 2.1は必要です。(注:ひょっとしたら、OpenGLES2以降ならば動くように変えるかも知れない)
55    
56    * gcc / g++ (5.0以降?)もしくは llvm clang / clang++ (3.5以降?)コンパイラツールチェーン。MS Visual StudioのC++でも大体はビルドできると思いますが、未確認。
57       
58    * SDL2 (SDL 1.xではないので注意)
59    
60    * CMake 2.8以降。
61    
62    * ffmpegから、libavとlibswが必要です。 http://ffmpeg.org/ より。
63    
64    * ffmpegは、それぞれのランタイムに必要なものをバンドルしてありますので、動かない時はインストールしてみてください。
65       
66    * GNU/Linuxビルドでは、Qt5.5(Ubuntu 16.04LTS向け)もしくはQt5.9(Debian GNU/Linux sid向け)でビルドしてあります。
67    
68     Windows もしくは GNU/Linux のcross tool chain (要Wine)で、MinGW (gcc6) と Qt 5.7 でのビルドができることを確認しました。
69      
70 ## TIPS:
71    
72  * Windows等で動かした時に、画面の書き替えが表示されない場合は、環境変数 QT_OPENGL を software にしてみてください。(例えば、WindowsをVirtualBoxのゲストで使ってる場合など)
73        
74  * Windows版バイナリには、ソフトウェアレンダリングのopengl32.dllが添付されてますが、最近のパソコンの専用GPUドライバなら、もっと程度のいいOpenGLが入ってるはずです。添付版opengl32.dllを適当な名前に変更して動くかどうか試してみて下さい。
75      
76 ビルドの方法
77 ==
78
79 ソースコードを解凍するか、git clone / pull した後で:
80    
81     $ cd {srctop}/source/build-cmake/{Machine name}/
82     $ mkdir build
83     $ cd build
84
85 To configure:
86    
87     $ cmake ..
88    
89 or
90    
91     $ ccmake ..
92
93 To build:
94    
95     $ make
96
97 To install:
98    
99     $ sudo make install
100
101 ## Qt固有の話(Windows除く)
102
103    * ToolTipsを付けました。(2017-01-24)
104       
105    * 日本語に翻訳しました。(2017-01-24)
106    
107    * R@Mを $HOME/emu{Machine Name}/ に配置してください。(Windowsの場合は今の所 .\emu{Machine Name}\)。なお、このディレクトリは最初起動した後で作成されます。
108    
109    * 設定ファイルは、$HOME/.config/emu{Machine Name}/ に書き込まれます。(Windowsの場合は今の所 .\.config\emu{Machine Name}\)
110    
111    * ステートセーブファイルは、$HOME/emu{Machine Name}/{Machine Name}.sta に書き込まれます。
112    
113    * キーコード変換テーブルファイルが、$HOME/.config/emu{Machine Name}/scancode.cfg に書き込まれます。
114    
115      ** 書式は、カンマで区切られた16進データです(10進ではないので注意) .
116      
117      ** 1カラム目はM$ ヴァーチャルキーコード。
118      
119      ** 2カラム目はQtネィティブのスキャンキーコードです。
120      
121    * UI部分の共通コンポーネント (src/qt/gui) を共有ライブラリlibCSPgui.soにまとめました。
122    
123    * インストール用のBASHスクリプトを用意しました。src/tool/installer_unix.shです。
124    
125    * ROMと同じところに、特定のWAVファイル(VMによって異なる)を入れると、FDDのシーク音やテープのボタン音・リレー音を鳴らすことが出来ます。
126    
127    * ローマ字カタカナ変換支援機構が一部の機種に実装されてます。
128     
129 移植状況
130 ==
131
132    * 現在、Debian GNU/Linux "sid"と、Ubuntu Linux 16.04LTS "Xenial"の AMD64版、後はWindowsのMinGWでしかテストしていません。
133    
134     が、多分他のGNU/Linux OSやBSD系のOS (Mac含む) でもビルドすれば動くでしょう。
135    
136      Windows もしくは GNU/Linux(要Wineとbinfmt-support)上でのMinGWとQt community edition でのビルドが通るようになりました。
137       
138    * 今は、Qtの開発側が「Qt4おわりね」とアナウンスしたので、Qt4ではなくQt5を使っています。
139    
140       添付してあるバイナリは、Qt 5.5でビルドしました(が、Qt 5.1以降なら動くはずです)。
141
142    * Linux用ビルドでは、GCCをリンク時最適化(LTO)モードで使っています。
143    
144    * MZ-2500のソケット機能を実装してみていますが、マトモにテストできてません(;´Д`)
145    
146 Upstream repositry:
147 ==
148
149       https://github.com/Artanejp/common_source_project-fm7
150       
151       https://osdn.net/projects/csp-qt/scm/git/common_source_project-fm7
152
153 Project Page:
154 ==
155
156       https://osdn.jp/projects/csp-qt/
157
158 Upstream (Takeda Toshiyaさんのオリジナル)
159 ==
160
161       http://takeda-toshiya.my.coocan.jp/
162
163
164 Special thanks to:
165 ==
166
167   Ryu Takegami : eFM-8/7/77/AV/40/EX のデバッグに協力していただいています。
168
169
170
171 Have fun!
172
173 --- Ohta.
174  
175 &copy; 2018 Toshiya Takeda
176 &copy; 2018 K.Ohta <whatisthis.sowhat _at_ gmail.com>
177