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coreutils (8.21): Update drafts
[linuxjm/jm.git] / manual / GNU_coreutils / draft / man1 / du.1
1 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.43.3.
2 .TH DU "1" "2014年5月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
3 .SH 名前
4 du \- ファイルのディスク使用量を推定する
5 .SH 書式
6 .B du
7 [\fIOPTION\fR]... [\fIFILE\fR]...
8 .br
9 .B du
10 [\fIOPTION\fR]... \fI--files0-from=F\fR
11 .SH 説明
12 .\" Add any additional description here
13 .PP
14 各ファイルのディスク使用量を集計します。ディレクトリは再帰的に処理します。
15 .PP
16 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
17 .TP
18 \fB\-0\fR, \fB\-\-null\fR
19 各行の末尾を改行ではなくバイト 0 にする
20 .TP
21 \fB\-a\fR, \fB\-\-all\fR
22 ディレクトリだけでなく、全てのファイルについて表示する
23 .TP
24 \fB\-\-apparent\-size\fR
25 ディスク使用量ではなく実際のサイズを表示する。実際の
26 サイズは通常小さくなるが、スパースファイル、内部フラ
27 グメンテーション、間接ブロックなどの理由で大きくなる
28 こともある。
29 .TP
30 \fB\-B\fR, \fB\-\-block\-size\fR=\fISIZE\fR
31 SIZE の倍数として表示する。例: '\-BM' は
32 1,048,576 バイト単位でサイズを表示する
33 .TP
34 \fB\-b\fR, \fB\-\-bytes\fR
35 \&'\-\-apparent\-size \fB\-\-block\-size\fR=\fI1\fR' と同じ
36 .TP
37 \fB\-c\fR, \fB\-\-total\fR
38 総合計量を表示する
39 .TP
40 \fB\-D\fR, \fB\-\-dereference\-args\fR
41 コマンドラインで指定されたシンボリック
42 のみをたどる
43 .TP
44 \fB\-d\fR, \fB\-\-max\-depth\fR=\fIN\fR
45 コマンド実行場所から N 階層以内のディレクトリの
46 (\fB\-\-all\fR 指定時はファイルも) 合計を表示する。
47 \fB\-\-max\-depth\fR=\fI0\fR は \fB\-\-summarize\fR と同じ
48 .TP
49 \fB\-\-files0\-from\fR=\fIF\fR
50 F の中で指定された NUL で区切られた名前のファイルから
51 ディスク使用量を読み取る
52 F に \- が指定された場合標準入力から読み込む
53 .HP
54 \fB\-H\fR                    \fB\-\-dereference\-args\fR (\fB\-D\fR) と同様
55 .TP
56 \fB\-h\fR, \fB\-\-human\-readable\fR
57 人間が読みやすい形式でサイズを表示する (例: 1K 234M 2G)
58 .HP
59 \fB\-k\fR                    \fB\-\-block\-size\fR=\fI1K\fR と同様
60 .TP
61 \fB\-L\fR, \fB\-\-dereference\fR
62 全てのシンボリックリンクをたどる
63 .TP
64 \fB\-l\fR, \fB\-\-count\-links\fR
65 ハードリンクされた場合その個数分サイズを数える
66 .HP
67 \fB\-m\fR                    \fB\-\-block\-size\fR=\fI1M\fR と同様
68 .TP
69 \fB\-P\fR, \fB\-\-no\-dereference\fR
70 シンボリックリンクをたどらない (デフォルト)
71 .TP
72 \fB\-S\fR, \fB\-\-separate\-dirs\fR
73 子ディレクトリのサイズを含めない
74 .HP
75 \fB\-\-si\fR              \fB\-h\fR と同様だが、1024 ではなく 1000 の累乗を表示する
76 .TP
77 \fB\-s\fR, \fB\-\-summarize\fR
78 各引数の合計容量のみ表示する
79 .TP
80 \fB\-t\fR, \fB\-\-threshold\fR=\fISIZE\fR
81 正の場合 SIZE より小さいエントリーを除外する
82 負の場合 SIZE より大きいエントリーを除外する
83 .TP
84 \fB\-\-time\fR
85 ディレクトリとその子ディレクトリに含まれる全て
86 のファイルの、最終更新時間を表示する
87 .TP
88 \fB\-\-time\fR=\fIWORD\fR
89 更新時間の代わりに WORD の時間を表示する。WORD には
90 次を指定できる: atime, access, use, ctime, status
91 .TP
92 \fB\-\-time\-style\fR=\fISTYLE\fR
93 時間を STYLE の形式で表示する。STYLE には
94 次を指定できる: full\-iso, long\-iso, iso, +FORMAT
95 FORMAT は 'date' と同様に解釈される
96 .TP
97 \fB\-X\fR, \fB\-\-exclude\-from\fR=\fIFILE\fR
98 FILE のいずれかのパターンにマッチするファイルを除外する
99 .TP
100 \fB\-\-exclude\fR=\fIPATTERN\fR
101 PATTERN にマッチするファイルを除外する
102 .TP
103 \fB\-x\fR, \fB\-\-one\-file\-system\fR
104 別のファイルシステムにあるディレクトリをスキップする
105 .TP
106 \fB\-\-help\fR
107 この使い方を表示して終了する
108 .TP
109 \fB\-\-version\fR
110 バージョン情報を表示して終了する
111 .PP
112 \fB\-\-block\-size\fR で指定した SIZE, DU_BLOCK_SIZE, BLOCK_SIZE およびBLOCKSIZE 環境変数
113 のうち、最初に指定されているサイズ単位で値が表示されます。それ以外の場合、デフォ
114 ルトの単位は 1024 バイトになります (POSIXLY_CORRECT が設定されている場合 512 バ
115 イト)。
116 .PP
117 SIZE は整数で、追加で単位を指定できます
118 (例えば、10M は 10*1024*1024 です)。
119 単位には K, M, G, T, P, E, Z, Y (1024 の累乗) や
120 KB, MB, ... (1000 の累乗) が使用できます。
121 .SH パターン
122 PATTERN は (正規表現ではなく) シェルのパス名指定パターンです。
123 パターン
124 .BR ?
125 は任意の 1 文字にマッチし、
126 .BR *
127 は (0 文字、1 文字、複数文字の) 任意の文字列にマッチします。
128 例えば、
129 .BR *.o
130 はファイル名が
131 .BR .o
132 で終わる全てのファイルにマッチします。
133 したがって、コマンド
134 .IP
135 .B du --exclude=\(aq*.o\(aq
136 .PP
137 では、名前が
138 .BR .o
139 で終わるファイルとサブディレクトリが全てスキップされます
140 (ファイル
141 .B .o
142 自身もスキップされます)。
143 .SH 作者
144 作者 Torbjörn Granlund、 David MacKenzie、 Paul Eggert、
145 および Jim Meyering。
146 .SH バグの報告
147 du のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
148 .br
149 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
150 .br
151 GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
152 du の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
153 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'du invocation' を実行してください。
154 .SH 著作権
155 Copyright \(co 2013 Free Software Foundation, Inc.
156 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
157 .br
158 This is free software: you are free to change and redistribute it.
159 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
160 .SH 関連項目
161 .B du
162 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
163 .B info
164 および
165 .B du
166 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
167 .IP
168 .B info du
169 .PP
170 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。