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2 .TH INSTALL "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 install \- install 8.25 のマニュアルページ
7 [\fIOPTION\fR]... [\fI-T\fR] \fISOURCE DEST\fR
10 [\fIOPTION\fR]... \fISOURCE\fR... \fIDIRECTORY\fR
13 [\fIOPTION\fR]... \fI-t DIRECTORY SOURCE\fR...
16 [\fIOPTION\fR]... \fI-d DIRECTORY\fR...
18 .\" Add any additional description here
20 install プログラムは選択したコピー先にファイル (通常は直前にコンパイルした
21 ファイル) をコピーします。 GNU/Linuxシステムですぐに使用できるパッケージ
22 をダウンロードしてインストールしたい場合は、 yum(1) や apt\-get(1) のような
23 パッケージマネージャーを代わりに使用してください。
25 最初の 3 個の書式は SOURCE から DEST へ、または複数の SOURCE を既存の DIRECTORY
26 に、パーミッションモード、所有者/グループを設定しながらコピーします。
27 4 番目の書式は、指定された DIRECTORY を必要であれば親ディレクトリも含めて作成します。
29 長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
31 \fB\-\-backup\fR[=\fICONTROL\fR]
32 コピー先にファイルが存在する場合は各ファイルのバック
35 \fB\-b\fR \fB\-\-backup\fR と同様だが引数を取ることができない
40 \fB\-C\fR, \fB\-\-compare\fR
41 コピー元とコピー先の組をそれぞれ比較する。それらが同じ
44 \fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR
45 全ての引数をディレクトリとして扱う。指定したディレクトリ
49 DEST の指定で存在しないディレクトリがあればすべて作成する
50 (但し DEST 自身は除く)。 \fB\-\-target\-directory\fR の場合は
51 親ディレクトリも含めてすべてのディレクトリを作成する。
52 その後、SOURCED から DEST へのコピーを行う。
54 \fB\-g\fR, \fB\-\-group\fR=\fIGROUP\fR
55 グループ所有権を、プロセスの現在のグループではなく、
58 \fB\-m\fR, \fB\-\-mode\fR=\fIMODE\fR
59 パーミッションを rwxr\-xr\-x ではなく MODE (chmod と同じ
62 \fB\-o\fR, \fB\-\-owner\fR=\fIOWNER\fR
65 \fB\-p\fR, \fB\-\-preserve\-timestamps\fR
66 DESTINATION ファイルのアクセス・変更時刻を
69 \fB\-s\fR, \fB\-\-strip\fR
72 \fB\-\-strip\-program\fR=\fIPROGRAM\fR
73 バイナリを strip する時に使用されるプログラム
75 \fB\-S\fR, \fB\-\-suffix\fR=\fISUFFIX\fR
78 \fB\-t\fR, \fB\-\-target\-directory\fR=\fIDIRECTORY\fR
79 全ての SOURCE 引数を DIRECTORY にコピーする
81 \fB\-T\fR, \fB\-\-no\-target\-directory\fR
84 \fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR
85 ディレクトリを作成したときにその名前を表示する
87 \fB\-\-preserve\-context\fR
88 SELinux セキュリティコンテキストを保持する
91 コピー先ファイルの SELinux セキュリティコンテキストを
94 \fB\-\-context\fR[=\fICTX\fR] \fB\-Z\fR と同様だが、 CTX が指定された場合は、
95 SELinux や SMACK のセキュリティコンテキストを CTX に設定する
103 \fB\-\-suffix\fR も環境変数 SIMPLE_BACKUP_SUFFIX も設定されていない場合、
104 バックアップ接尾辞は '~' になります。
105 バージョン管理方法は \fB\-\-backup\fR オプションや VERSION_CONTROL 環境変数で
109 バックアップを作成しない (\fB\-\-backup\fR を付けた時でも)
122 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
123 install の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
124 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/install> にあります。
125 ローカルでは info '(coreutils) install invocation' で参照できます。
129 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
130 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
132 This is free software: you are free to change and redistribute it.
133 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
136 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
140 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
144 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。