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coreutils (8.21): Update releases
[linuxjm/jm.git] / manual / GNU_coreutils / release / man1 / stat.1
1 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.43.3.
2 .TH STAT "1" "2014年5月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
3 .SH 名前
4 stat \- ファイルやファイルシステムの状態を表示する
5 .SH 書式
6 .B stat
7 [\fIOPTION\fR]... \fIFILE\fR...
8 .SH 説明
9 .\" Add any additional description here
10 .PP
11 ファイルまたはファイルシステムの情報を表示します。
12 .PP
13 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
14 .TP
15 \fB\-L\fR, \fB\-\-dereference\fR
16 リンクを辿る
17 .TP
18 \fB\-f\fR, \fB\-\-file\-system\fR
19 ファイル情報の代わりにファイルシステム情報を表示する
20 .TP
21 \fB\-c\fR  \fB\-\-format\fR=\fIFORMAT\fR
22 デフォルトの代わりに FORMAT で指定した書式で表示する。
23 FORMAT を使用した後には改行文字を毎回出力する
24 .TP
25 \fB\-\-printf\fR=\fIFORMAT\fR   \fB\-\-format\fR と同様だが、バックスラッシュによるエスケープを
26 解釈し、最後に改行文字を出力しない。改行が必要な場合は
27 FORMAT に \en を含める必要がある
28 .TP
29 \fB\-t\fR, \fB\-\-terse\fR
30 簡潔な形式で情報を表示する
31 .TP
32 \fB\-\-help\fR
33 この使い方を表示して終了する
34 .TP
35 \fB\-\-version\fR
36 バージョン情報を表示して終了する
37 .PP
38 ファイルに対して有効なフォーマット列 (\fB\-\-file\-system\fR なしの場合) は以下の通りです:
39 .TP
40 %a
41 アクセス権の 8 進数表記
42 .TP
43 %A
44 アクセス権の人間が読める形式での表記
45 .TP
46 %b
47 割り当てられたブロック数 (%B 参照)
48 .TP
49 %B
50 %b によって報告された各ブロックの大きさ (バイト単位)
51 .TP
52 %C
53 SELinux のセキュリティコンテキスト文字列
54 .TP
55 %d
56 デバイス番号の 10 進数表記
57 .TP
58 %D
59 デバイス番号の 16 進数表記
60 .TP
61 %f
62 raw モードの 16 進数表記
63 .TP
64 %F
65 ファイルの種類
66 .TP
67 %g
68 所有者のグループ ID
69 .TP
70 %G
71 所有者のグループ名
72 .TP
73 %h
74 ハードリンクの数
75 .TP
76 %i
77 i ノード番号
78 .TP
79 %m
80 マウントポイント
81 .TP
82 %n
83 ファイル名
84 .TP
85 %N
86 クォートされたファイル名。シンボリックリンクの場合は参照先ファイル名
87 .TP
88 %o
89 最適な I/O 転送サイズサイズのヒント情報
90 .TP
91 %s
92 合計サイズ (バイト単位)
93 .TP
94 %t
95 メジャーデバイス番号 (16 進数表記)
96 .TP
97 %T
98 マイナーデバイス番号 (16 進数表記)
99 .TP
100 %u
101 所有者のユーザ ID
102 .TP
103 %U
104 所有者のユーザ名
105 .TP
106 %w
107 最初に作成した日時 (人間が読みやすい形式)。不明な場合には \-
108 .TP
109 %W
110 最初に作成した日時 (Epoch からの秒数)。不明な場合には 0
111 .TP
112 %x
113 最終アクセス日時 (人間が読みやすい形式)
114 .TP
115 %X
116 最終アクセス日時 (Epoch からの秒数)
117 .TP
118 %y
119 最終更新日時 (人間が読みやすい形式)
120 .TP
121 %Y
122 最終更新日時 (Epoch からの秒数)
123 .TP
124 %z
125 最終変更日時 (人間が読みやすい形式)
126 .TP
127 %Z
128 最終変更日時 (Epoch からの秒数)
129 .PP
130 ファイルシステムに対して有効な書式文字列:
131 .TP
132 %a
133 特権ユーザ以外が利用可能な空きブロック数
134 .TP
135 %b
136 ファイルシステムの合計データブロック数
137 .TP
138 %c
139 ファイルシステムの合計ファイルノード数
140 .TP
141 %d
142 ファイルシステムの空きファイルノード数
143 .TP
144 %f
145 ファイルシステムの空きブロック数
146 .TP
147 %i
148 ファイルシステム ID (16 進数表記)
149 .TP
150 %l
151 ファイル名の最大長
152 .TP
153 %n
154 ファイル名
155 .TP
156 %s
157 ブロックサイズ (高速転送用に使用する)
158 .TP
159 %S
160 基本ブロックサイズ (ブロック数を数える際に使用する)
161 .TP
162 %t
163 ファイルシステム種別 (16 進数表記)
164 .TP
165 %T
166 ファイルシステム種別 (人間が読みやすい表記)
167 .PP
168 注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして stat を持っている場合
169 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの
170 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
171 .SH 作者
172 作者 Michael Meskes。
173 .SH バグの報告
174 stat のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
175 .br
176 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
177 .br
178 GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
179 stat の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
180 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'stat invocation' を実行してください。
181 .SH 著作権
182 Copyright \(co 2013 Free Software Foundation, Inc.
183 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
184 .br
185 This is free software: you are free to change and redistribute it.
186 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
187 .SH 関連項目
188 stat(2)
189 .PP
190 .B stat
191 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
192 .B info
193 および
194 .B stat
195 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
196 .IP
197 .B info stat
198 .PP
199 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。