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[linuxjm/jm.git] / manual / GNU_fileutils / release / man1 / rm.1
1 .\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Tanoshima Hidetohsi
2 .\"         all rights reserved.
3 .\" Translated Jan 31, 1997
4 .\"         by Tanoshima Hidetoshi <tano@sainet.or.jp>
5 .\" Updated Wed Nov 28 19:55:47 JST 2001
6 .\"         by Asakawa Satoshi <satoshi@rin-shun.com>
7 .\"
8 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.5.1.2.
9 .TH RM 1 "November 1998" "GNU fileutils 4.0" "FSF"
10 .SH 名前
11 rm \- ファイルまたはディレクトリを削除する
12 .SH 書式
13 .B rm
14 [\fIオプション\fR]...\fI FILE\fR...
15 .SH 説明
16 .PP
17 このマニュアルページはGNUバージョンの
18 .BR rm
19 について書いてある。
20 .B rm
21 は指定されたファイルを削除する。デフォルトではディレクトリの削除は行わない。
22 .P
23 ファイルが書き込み禁止の時、標準出力が tty で
24 \fI\-f\fR または \fI\-\-force\fR オプションが付いていなければ
25 .B rm
26 はこのファイルを削除するかどうか問い合わせる。
27 返答が `y' または `Y' で始まっていない場合は、そのファイルを削除しない。
28 .LP
29 GNU
30 .BR rm
31 では、引数の解析に getopt関数を使う全てのプログラムと同様に、
32 .I \-\-
33 オプションでその後のすべての引数をオプション以外のものとして扱うことができる。
34 カレントディレクトリの '\-f' というファイルを削除するためには、
35 次のどちらかを使うことができる。
36 .RS
37 rm \-\- \-f
38 .RE
39 または
40 .RS
41 rm ./\-f
42 .RE
43 この目的のために Unix
44 .B rm
45 で '\-' を使用するのは、getopt標準文法が発達する以前のやりかたである。
46 .SH オプション
47 .PP
48 FILEを削除(unlink)する。
49 .TP
50 \fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR
51 ディレクトリが空で無くても、ディレクトリをunlinkする。
52 (スーパーユーザのみ使用可能)
53 .TP
54 \fB\-f\fR, \fB\-\-force\fR
55 存在しないファイルを無視する。削除の問合せをしない。
56 .TP
57 \fB\-i\fR, \fB\-\-interactive\fR
58 削除する前に問合せをする。
59 .TP
60 \fB\-r\fR, \fB\-R\fR, \fB\-\-recursive\fR
61 ディレクトリの中身を再帰的に削除する。
62 .TP
63 \fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR
64 実行内容を表示する。
65 .TP
66 \fB\-\-help\fR
67 使用方法を表示して正常終了する。
68 .TP
69 \fB\-\-version\fR
70 バージョン情報を出力して正常終了する。
71 .SH バグレポート
72 バグレポートは<bug-fileutils@gnu.org>へ。
73 .SH 関連項目
74 .B rm
75 の完全なドキュメントはinfoマニュアルとしてメンテナンスされている。
76 .B info
77
78 .B rm
79 が正しくインストールされていれば、次のコマンド
80 .IP
81 .B info rm
82 .PP
83 で完全なマニュアルを参照することができる。