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33 .TH HOSTS 5 2002-06-16 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
35 hosts \- ホスト名の静的なルックアップテーブル
41 ファイルのフォーマットについて記述している。
42 このファイルは簡単なテキストファイルで、1 行に 1 つの IP アドレスがあり、
44 各ホストについて、次のような情報が 1 行で与えられる。
47 IPアドレス 正式なホスト名 [エイリアス...]
50 エントリのフィールドは、空白またはタブ (複数でも可) で区切られる。
51 "#" 文字から行末までのテキストはコメントとして無視される。
52 ホスト名は英数字・マイナス記号 ("\-")・ピリオド (".") を含むことができる。
53 ホスト名は英文字 (alphabetic character) で始まって、
54 英数字 (alphanumeric characte) で終わらなければならない。
55 エイリアスはオプションであり、名前の変更、別のスペル、
56 短いホスト名、一般的に使われるホスト名 (例えば
60 Berkeley Internet Name Domain (BIND) サーバは、
61 UNIX システムのためのインターネットネームサーバを実装している。
64 ファイルやホスト名ルックアップを拡張したり置き換えたりするものである。
69 ホストテーブルは、DNS にとって代わられたにもかかわらず、
70 現在のシステムにおいて次のような用途で広く使われている。
73 大部分のシステムは、ローカルネットワークにおいて重要なホストの
74 名前とアドレスが含まれた小さなホストテーブルを持っている。
75 これは、システムのブート時などの DNS が稼働していないときに役立つ。
78 NIS を使用しているサイトは、ホストテーブルを
79 NIS ホストデータベースの入力として用いる。
80 NIS を DNS と共に使用できるにもかかわらず、
82 全てのローカルホストのエントリをもつホストテーブルを
86 ネットワークから隔絶された非常に小さなサイトは、
87 DNS の代わりにホストテーブルを使用している。
89 ネットワークがインターネットと接続されていない場合、
94 このファイルへの変更は通常すぐに反映される。但し、アプリケーション
95 によりファイルの内容がキャッシュされている場合はこの限りではない。
97 ホストテーブルのフォーマットはその後変更されているが、
98 元々のフォーマットは RFC\ 952 には記載されている。
100 DNS の登場以前、ホストテーブルは、駆け出したばかりのインターネットにおける
102 実際、このファイルは Network Information Control Center (NIC) によって
103 管理される公式ホストデータベースから作成することができた。
104 しかし、非公式なエイリアスや不明なホストを扱えるように、
105 最新に保つためのローカルな変更が頻繁に必要とされた。
106 NIC は既に hosts.txt を管理していないが、
107 これを書いている (2000 年頃の) 時点で調べてみると、
108 WWW 上に歴史的な hosts.txt が存在する。
109 92, 94, 95 年のものが見つかった。
113 192.168.1.10 foo.mydomain.org foo
114 192.168.1.13 bar.mydomain.org bar
115 146.82.138.7 master.debian.org master
116 209.237.226.90 www.opensource.org
126 .\" このマニュアルページは、Debian GNU/Linux システムのために
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