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15 .\"WORD: options オプション
16 .\"WORD: shortest form 簡略形式
18 .TH CHOWN 1 "18 June 2002" "GNU fileutils 4.1"
20 chown \- ファイルの所有者とグループを変更する
22 .BI "chown [" オプション "] " user "[:" group "] " file...
28 .B [\-cfhvR] [\-\-dereference]
29 .B [\-\-from=\fIowner\fB:\fIgroup\fB] [\-\-reference=\fIfile\fB]
30 .B "[\-\-help] [\-\-version] [\-\-]"
35 のユーザーおよびグループ、もしくはいずれかの所有権を、
36 オプションではない最初の引き数により以下のように変更する:
37 ユーザー名 (もしくは数値の user ID) のみを指定した場合、
38 それぞれのファイルの所有者は指定したユーザーになり、
40 ユーザー名に続けてコロンとグループ名 (もしくは数値の group ID) を
42 同じようにそれらファイルのグループ所有権も指定したグループに変わる。
44 GNU 版ではコロンの代わりにドットが使える (BSD に従っている)。
45 [POSIX ではユーザー名にドットが使えるため、これは許されていなかった。]
47 ユーザー名に続いてコロンもしくはドットがあるのにグループ名が無い場合、
49 ファイルのグループはそのユーザーのログイングループに変更される。
50 コロンもしくはドットとグループは指定されているがユーザー名が無い場合、
60 ディレクトリやそこに含まれるものの所有権を再帰的に変更する。
69 シンボリックリンクそれ自身ではなく、指している先を変更する。
71 .B "\-f, \-\-silent, \-\-quiet"
72 所有権を変更できなかったファイルについてのエラーメッセージを出力しない。
74 .B \-\-from=\fIowner\fB:\fIgroup
75 \fIowner\fR と \fIgroup\fR にマッチするファイルのみを変更する。
78 .B "\-h, \-\-no\-dereference"
79 指している先ではなく、シンボリックリンクそれ自身を変更する。
82 が提供されていない場合、\fBchown\fR は失敗する。
83 再帰的に処理している時にシンボリックリンクを見付けても、
84 \fB\-\-verbose\fR が指定されていない場合、
90 について変更した (もしくはしなかった) という動作を詳細に表示する。
92 .B "\-R, \-\-recursive"
93 ディレクトリやそこに含まれるものの所有権を再帰的に変更する。
95 .B \-\-reference=\fIfile
96 明示的に \fIuser\fR\-\fIgroup\fR 値を指示する代わりに、
97 参照用に指定した \fIfile\fR のユーザー、グループを使う。
102 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
105 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
110 変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。
112 POSIX 1003.2 ではユーザー名とグループ名の間の区切り文字として
116 で set-uid ビットや set-gid ビットがリセットできるシステムでも、
117 set-uid や set-gid は保護される。
119 このページでは fileutils-4.1 パッケージでの
122 その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。
123 修正や追加は aeb@cwi.nl, aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@ragnar-hojland.com
125 プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してほしい。