manual/gnumaniak/release/man1/mkfifo.1

   1 .\" Copyright Andries Brouwer, A. Wik 1998, Ragnar Hojland Espinosa 1998-2002
   2 .\"
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   4 .\" in the LDP GENERAL PUBLIC LICENSE, Version 1, September 1998
   5 .\" that should have been distributed together with this file.
   6 .\"
   7 .\" Japanese Version Copyright (c) 1999-2003 Yuichi SATO
   8 .\"         all rights reserved.
   9 .\" Translated Sat Oct 30 00:21:36 JST 1999
  10 .\"         by Yuichi SATO <sato@complex.eng.hokudai.ac.jp>
  11 .\" Updated & Modified Sun Mar  2 14:47:25 JST 2003
  12 .\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
  13 .\"
  14 .\"WORD:        mode            許可モード
  15 .\"
  16 .TH MKFIFO 1 "18 June 2002" "GNU fileutils 4.1"
  17 .SH 名前
  18 mkfifo \- FIFO (名前付きパイプ) を作る
  19 .SH 書式
  20 .BI "mkfifo [" options "] " file...
  21 .sp
  22 POSIX オプション:
  23 .BI "[\-m " mode ]
  24 .sp
  25 GNU オプション (簡略形式):
  26 .BI "[\-m " mode "] [\-\-help] [\-\-version] [\-\-]"
  27 .SH 説明
  28 .B mkfifo
  29 は指定されたファイル名で、FIFO (「名前付きパイプ」とも呼ばれる) を作成する。
  30 .PP
  31 "FIFO" は独立なプロセス間の通信を許可する特別なファイルタイプである。
  32 あるプロセスが FIFO ファイルを書き込みのために開き、
  33 他のプロセスが読み取りのために開く。
  34 その後、シェルや他の場合における
  35 普通の名前なしパイプと同様に、データを流すことができる。
  36 .PP
  37 デフォルトでは、作成される FIFO の許可モードは 0666 (`a+rw') から
  38 umask のビットを引いたものになる。
  39 .SH オプション
  40 .TP
  41 .BI "\-m " mode ", \-\-mode=" mode
  42 作成される FIFO の許可モードを
  43 .I mode
  44 に設定する。
  45 この許可モードは
  46 .BR chmod (1)
  47 のシンボル表現で指定し、
  48 デフォルトの許可モードに対する変更点として扱われる。
  49 .SH "GNU 標準オプション"
  50 .TP
  51 .B "\-\-help"
  52 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
  53 .TP
  54 .B "\-\-version"
  55 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
  56 .TP
  57 .B "\-\-"
  58 オプションリストの終りを示す。
  59 .SH "環境変数
  60 変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を持つ。
  61 .SH 準拠
  62 POSIX 1003.2
  63 .SH "注意"
  64 このページは fileutils-4.1 パッケージの
  65 .B mkfifo
  66 コマンドについて説明したものである;
  67 その他のバージョンでは少し違いがあるかもしれない。
  68 修正や追加は aeb@cwi.nl, aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@ragnar-hojland.com
  69 宛にメールで連絡してください。
  70 プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ報告してください。