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[linuxjm/jm.git] / manual / ld.so / release / man1 / ldd.1
1 .\" Copyright 1995-1996 David Engel (david@ods.com)
2 .\" Copyright 1995 Rickard E. Faith (faith@cs.unc.edu)
3 .\" Most of this was copied from the README file.  Do not restrict distribution.
4 .\" May be distributed under the GNU General Public License
5 .\"
6 .\" Japanese Version Copyright (c) 1998 NAKANO Takeo all rights reserved.
7 .\" Translated Sat May 23 1998 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
8 .\" Updated & Modified Wed Jan 6 1999 by NAKANO Takeo 
9 .\"
10 .TH LDD 1 "14 March 1998"
11 .SH 名前
12 ldd \- 共有ライブラリへの依存関係を表示する
13 .SH 書式
14 .B ldd
15 .RB [ \-vVdr ]
16 program|library ...
17 .SH 説明
18 .B ldd
19 はコマンドラインで指定したプログラムや共有ライブラリについて、
20 それぞれで必要とされる共有ライブラリを表示する。
21 共有ライブラリの名前に '/' が含まれていないと、
22 .B ldd
23 は標準的な場所からライブラリを探そうと試みる。
24 .B ldd
25 をカレントディレクトリにある共有ライブラリに対して用いるには、
26 ライブラリの名前に "./" を前置する必要がある。
27 .SH オプション
28 .TP
29 .B \-v
30 .B ldd
31 のバージョン番号を表示する。
32 .TP
33 .B \-V
34 ダイナミックリンカ
35 .B ld.so
36 のバージョン番号を表示する。
37 .TP
38 .B \-d
39 リロケーションを実行し、足りない関数についてレポートする (ELF のみ)。
40 .TP
41 .B \-r
42 リロケーションをデータオブジェクトと関数の両者に対して実行し、
43 足りないオブジェクトについてレポートする (ELF のみ)。
44 .SH バグ
45 .B ldd
46 は libc.so.5 そのものに対してはあまりうまく動作しない。
47 .PP
48 .B ldd
49 は a.out 共有ライブラリでは動作しない。
50 .PP
51 .B ldd
52 は非常に古い a.out プログラム (
53 .B ldd
54 のサポートがコンパイラに追加される以前にビルドされたようなプログラム)
55 では動作しない。
56 このようなプログラムに対して
57 .B ldd
58 を用いると、プログラムは argc = 0 で実行される。結果は予想不可能である。
59 .SH 著者
60 David Engel
61 .SH 関連項目
62 .BR ldconfig (8),
63 .BR ld.so (8)