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5 .\" Translated Sat May 23 1998 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
6 .\" Updated & Modified Tue Sep 14 1999 by NAKANO Takeo
8 .\"WORD: verbose mode 饒舌モード
9 .\"WORD: quiet mode メッセージ抑制モード
11 .TH ldconfig 8 "14 March 1998"
13 ldconfig \- 実行時リンクの結合関係を決定する
35 は最新の共有ライブラリに対して必要なリンクを作成したり、
42 ファイルで指定されたディレクトリや、共有ライブラリが
44 .RI ( /usr/lib " と " /lib )
47 は処理するライブラリのヘッダ部分とファイル名をチェックし、
48 どのバージョンに対してリンクを更新すべきかを判断する。
50 はライブラリを検索するときシンボリックリンクを無視する。
53 は ELF ライブラリの種類 (libc5 か libc6/glibc か) を判断するとき、
54 そのライブラリがリンクしている C ライブラリを参考にする。
55 したがってダイナミックライブラリを作成するときには、
56 libc に対するリンクを (\-lc をつかって) 明示しておくと良い。
58 すでに存在しているライブラリの中には、種類を区別するために充分な
61 ファイルでライブラリの形式を指定することができるようになっている。
62 これは区別不能な ELF ライブラリ\fBだけ\fPに用いるものである。
63 フォーマットは "dirname=TYPE" のようにする。ここで TYPE は
64 libc4, libc5, libc6 のいずれかである
65 (この書式はコマンドラインでも使える)。\fBスペースを入れてはならない\fP。
71 が含まれているディレクトリは、形式指定をしない限り
75 は通常スーパーユーザー権限で実行しなければならない。
76 root が所有しているディレクトリやファイルへの書き込み権限が
79 は通常、起動時に /etc/rc スクリプトから自動的に実行される。ただし新し
80 い DLL をインストールしたときには必ず手動で実行しなければならない。
91 饒舌モード。現在のバージョン番号を表示する。またそれぞれのディレクト
92 リをスキャンし、新しいリンクを生成するたびに、その内容を表示する。
100 コマンドラインで指定されたディレクトリのみを処理する。通常共有ライブラリが
102 .RI ( /usr/lib " と " /lib )
105 で指定されたディレクトリは処理しない。暗黙のうちに
112 が同時に指定されなければ、リンクのほうは更新される。
117 が同時に指定されなければ、キャッシュのほうは再構成される。
133 にカレントディレクトリを変更し、ここをルートディレクトリとして用いる。
136 ライブラリモード。それぞれのライブラリを手動でリンクする。
140 現在のキャッシュに保存されているディレクトリのリストと、
151 があると、共有バイナリへの正しいリンクが生成され、キャッシュが再構成さ
157 # /sbin/ldconfig -n /lib
160 を root 権限で実行すると、 /lib に新しくインストールされた DLL に対し
170 コロン・スペース・タブ・改行・コンマで区切られたディレクトリのリスト。
171 それぞれのディレクトリでライブラリが検索される。
175 で指定されたディレクトリで見つかったライブラリの順序付きリスト。
188 に関連した機能は、 libc バージョン 4.4.3 以上でコンパイルされた実行ファ
192 はユーザープロセスなので、手動で実行しなければならない。また新たな DLL
193 がインストールされたときには、そのライブラリを
195 が利用できるように共有ライブラリの再調整やリンクの
196 張りかえをしなければならないが、これを動的に行う手段は存在しない。
198 David Engel と Mitch D'Souza。