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35 .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 Yuichi SATO
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37 .\" Translated Fri Feb 25 1994
38 .\" by NetBSD jman proj. <jman@spa.is.uec.ac.jp>
39 .\" Updated and Modified Mon Nov 27 01:26:53 JST 2000
40 .\" by Yuichi SATO <sato@complex.eng.hokudai.ac.jp>
44 .Os "Linux NetKit (0.17)"
54 .Op Fl e Ar escapechar
65 プロトコルを用いて他のホストと相互通信をするために使われる。
66 このプログラムは、("telnet\&> ") というプロンプトを表示して、
78 .Bl -tag -width indent
83 オプションを用いるようにネゴシエーションを行う。
84 デフォルトの telnet は 8 ビットクリーンではない。
87 つまり、エスケープ文字を「無視する文字」に設定する。
99 変数をサポートしている場合、この変数がログイン名として送信される。
111 このモードでは、デフォルトのエスケープ文字はチルダ (~) である。
113 エスケープ文字の後にドット (.) を続けると
121 エスケープ文字) を送ると通常の telnet プロンプトが表示される。
122 これらのコードは行頭にある場合にのみ受け付けられる。
125 サービスタイプ (type-of-service, TOS) オプションの値を
128 .It Fl e Ar escapechar
132 文字を何も指定しない場合、エスケープ文字は使われない。
133 接続されている間にエスケープ文字が入力されると、
136 リモートシステムにログインするユーザーとして
150 .It Fl n Ar tracefile
158 ネットワーク越しに接続するホストを指定する。
160 接続するポート名またはサービス名を指定する。
176 \*(Lqcharacter at a time\*(Rq
178 \*(Lqold line by line\*(Rq
180 これはリモートシステムがどちらをサポートしているかに依存する。
183 が有効になっている場合、文字処理はリモートシステムの制御下におかれた
185 入力の編集や文字のエコーが無効にされた場合、
187 リモートシステムは生成された特殊文字も中継する。
188 これにより、ローカルシステムにも効果が及ぶ。
190 \*(Lqcharacter at a time\*(Rq モードでは、
191 入力されたテキストの大部分は、処理のためにリモートシステムへすぐに送信される。
193 \*(Lqold line by line\*(Rq モードでは、
194 すべてのテキストはローカルでエコーされる。
195 そして、(通常は) 完全な行のみがリモートホストに送信される。
196 \*(Lqlocal echo character\*(Rq (初期設定では \*(Lq^E\*(Rq) は
197 ローカルエコーのオン・オフを切替えるために使われる
198 (これはパスワードをエコーせずに入力する場合によく用いられる)。
206 (これは \*(Lqold line by line\*(Lq のデフォルトである。以下を参照)、
213 プロトコルシーケンスとしてリモート側に送信される。
234 端末へのサブシーケンス出力をフラッシュするもの
245 の場合に) それまでの端末への入力をフラッシュするものがある。
252 他と区別がつく範囲で、後ろの方を省略することもできる。
254 .Bl -tag -width "mode type"
255 .It Ic auth Ar argument ...
258 .Dv TELNET AUTHENTICATE
264 このコマンドに使える引き数は以下の通りである。
265 .Bl -tag -width "disable type"
266 .It Ic disable Ar type
268 指定可能な認証タイプの一覧を見たい場合は、
271 .It Ic enable Ar type
273 指定可能な認証タイプの一覧を見たい場合は、
282 は認証をサポートしていない点に注意すること。
284 リモートホストへの接続がある場合は、接続を閉じ、コマンドモードに戻る。
285 .It Ic display Ar argument ...
289 で設定された値 (以下を参照) の全て、または一部を表示する。
290 .It Ic encrypt Ar argument ...
299 このコマンドに指定可能な引き数は以下の通りである。
301 .It Ic disable Ar type Ic [input|output]
303 input または output を指定しない場合、両方の暗号化が無効にされる。
305 ``encrypt disable \&?'' を使うこと。
306 .It Ic enable Ar type Ic [input|output]
308 input または output を指定しない場合、両方の暗号化が有効にされる。
310 ``encrypt enable \&?'' を使うこと。
312 ``encrypt start input'' と同じ。
314 ``encrypt stop input'' と同じ。
316 ``encrypt start output'' と同じ。
318 ``encrypt stop output'' と同じ。
319 .It Ic start Ic [input|output]
321 input または output を指定しない場合、両方の暗号化を開始する。
324 .It Ic stop Ic [input|output]
326 input または output を指定しない場合、両方の暗号化を停止する。
328 その後の ``encrypt start'' コマンドや ``encrypt stop'' コマンドで使われる
334 は、暗号化をサポートしていない点に注意すること。
335 .It Ic environ Ar arguments...
341 リンクを通して環境変数を渡すために使われる。
342 シェルからエクスポートされる全ての変数が定義されるが、
358 コマンドに指定可能な引き数は以下の通りである。
360 .It Ic define Ar variable value
367 引き渡す (``エクスポートする'') ために自動的に選択される。
370 はシングルクォートやダブルクォートで囲ってもよい。
371 このようにすると、タブやスペースを値に含めることができる。
372 .It Ic undefine Ar variable
376 .It Ic export Ar variable
377 指定した環境変数をリモートホストに渡されるように設定する。
378 .It Ic unexport Ar variable
379 指定した環境変数をリモートホストに渡されないように設定する。
380 リモートホストはエクスポートされない (渡されない) 変数について
385 でマークされた環境変数はリモートホストに渡される。
386 リモートホストは他の環境変数について明示的に問い合わせることもある。
393 プロトコルオプションをリモートホストに送る。
399 オプションをサポートしていない場合は、何も起こらない。
400 サポートしている場合、このコマンドにより接続を閉じる。
401 リモート側が再接続のためのユーザーセッションのサスペンドも
402 サポートしている場合、logout コマンドはセッションを即時終了することを意味する。
405 はセッションの状態に依存するいくつかのオプションのうちの 1 つである。
407 は要求されたモードに入るようにリモートホストに要請する。
408 リモートホストがそのモードに入ることが可能であると返答すると、
417 \*(Lqcharacter at a time\*(Lq モードに入る。
424 \*(Lqold-line-by-line\*(Lq モードに入ろうとする。
425 .It Ic isig Pq Ic \-isig
432 .It Ic edit Pq Ic \-edit
439 .It Ic softtabs Pq Ic \-softtabs
446 .It Ic litecho Pq Ic \-litecho
469 デーモンと標準ポート (23) で接続しようとする。
470 ホストの指定はホスト名でも IP アドレスでもよい。
475 リモートシステムに渡されるユーザー名を指定するために使われる。
482 プロトコルによるネゴシエーションを試みない。
487 ポート番号の前にダッシュを置くことにより、
488 プロトコルネゴシエーションを強制的に行わせることができる。
492 ファイルの中でリモートホストと関連づけられている
495 \&.telnetrc ファイルのフォーマットは次のようになっている。
497 ファイルのそれ以外の部分には、ホスト名とそのホストに対して使われる
500 コマンドは 1 行に 1 つで、空白でインデントされていなければならない
502 空白で始まっていない行はホスト名として解釈される。
503 名前がファイル中で指定されているホストに接続すると、
504 そのホストに関連付けられたコマンドが実行される。
509 コマンドモードで end of file 条件を入力した場合も、
511 .It Ic send Ar arguments
514 プロトコルシーケンスをリモートホストに送る。
515 以下はここで指定できるコード (引き数) である
516 (1 つのコマンドの中で複数のコードが指定できる)。
518 .Bl -tag -width escape
521 (Abort Processes) シーケンスを送る。
524 (Abort Output) シーケンスを送る。
533 (Are You There?) シーケンスを送る。
534 リモートシステムはそれに応答するかしないかを選択できる。
538 リモートシステムにとって重要な意味を持つ場合もある。
541 (Erase Character) シーケンスを送る。
542 最後に入力された文字をリモートシステムに消去させる。
545 (Erase Line) シーケンスを送る。
546 現在入力中の行をリモートシステムに消去させる。
549 (End Of File) シーケンスを送る。
552 (End of Record) シーケンスを送る。
566 はサーバに現在のオプションの状態を送るように要求する。
569 (Interrupt Process) シーケンスを送る。
570 現在実行しているプロセスをリモートホストに中止させる。
573 (No Operation) シーケンスを送る。
576 (Suspend Process) シーケンスを送る。
580 このシーケンスは、それまでに打ち込まれた入力
581 (ただし、まだ読まれていないもの) をリモートシステムに破棄させる。
589 動作しない場合は小文字 \*(Lqr\*(Rq が端末にエコーされる)。
599 は、0 から 255 までの 10 進数、
605 には、既知のシンボル名を含むヘルプ情報を表示するための
614 .It Ic set Ar argument value
615 .It Ic unset Ar argument value
635 TRUE と FALSE の切替えでなく、値が set や unset される変数を以下に列挙する。
639 明示的に set や unset を使って設定してもよい。
640 .Bl -tag -width escape
643 が localchars モードの場合、または
645 が有効になっている場合に、ステータス文字が入力されると、
648 "Are You There" 文字の初期値は、端末のステータス文字である。
650 これは、\*(Lqline by line\*(Rq モード時に入力された値を
651 (通常の処理として) ローカルでエコーするのか、
652 (パスワード入力などのために) エコーを抑制するのかを
653 切替える値である (初期値は \*(Lq^E\*(Rq である)。
658 や \*(Lqold line by line\*(Rq モードで動作している場合、
673 \*(Lqcharacter at a time\*(Rq モードで動作している場合、
684 これは、(リモートシステムと接続された場合に)
689 (初期値は \*(Lq^[\*(Rq である)。
705 flushoutput 文字の初期値としては、端末の
713 モードで動作している場合に、この 2 文字が入力されると、
714 行の一部 (この 2 文字の間の部分) がリモートシステムに送られる。
715 この 2 つのフォワード文字の初期値としては、
716 端末の eol と eol2 が使われる。
732 interrupt 文字の初期値としては、端末の
744 \*(Lqcharacter at a time\*(Rq モードで動作している場合に、
758 または \*(Lqold line by line\*(Lq モードで動作している場合、
787 または \*(Lqold line by line\*(Lq モードで動作している場合、
791 reprint 文字の初期値としては、端末の
795 これは rlogin モードのエスケープ文字である。
799 と同様に rlogin モードが有効になる (件の部分も参照のこと)。
801 .Dv TELNET TOGGLE-FLOW-CONTROL
810 .Dv TELNET TOGGLE-FLOW-CONTROL
832 suspend 文字の初期値としては、端末の
843 の場合、このファイルに出力が書き出される。
846 に設定された場合、トレース情報は標準出力に書き出される
852 または \*(Lqold line by line\*(Lq モードで動作している場合、
856 worderase 文字の初期値としては、端末の
866 (Set Local Characters) コマンドは、
868 オプションが有効な場合に、特殊文字の状態を設定・変更するために使われる。
879 といった) 行編集文字にマップされる文字である。
880 デフォルトでは、ローカルの特殊文字がエクスポートされる。
884 リモート側に現在の全ての特殊文字の設定を要求し、
885 ローカル側と矛盾がある場合は、ローカル側の値をリモートの値に変更する。
887 特殊文字をローカルのデフォルトになっている文字に変更する。
890 が起動したときのローカル端末のデフォルト文字である。
892 特殊文字をリモートのデフォルトになっている文字に変更する。
895 接続が確立したときのリモートシステムのデフォルト文字である。
904 もし可能ならば、リモートホストの名前も含まれる。
905 .It Ic toggle Ar arguments ...
921 1 つ以上のフラグを 1 度に切替えてもよい。
929 このフラグは認証のサポートが有効である場合にのみ存在する。
940 文字が認識された場合 (さらにこれらの文字が
947 .Ns ( Dv TELNET TIMING MARK
951 はユーザーの端末にデータを何も表示しないようにする。
952 端末上のユーザーが "stty noflsh" を実行していない場合、
963 がネゴシエートされているとき、デフォルトではデータストリームの
964 実際の暗号化 (復号化) は自動的には始まらない。
965 autoencrypt (autodecrypt) コマンドは、
966 出力 (入力) ストリームの暗号化ができるだけ早く有効になるように命令する。
968 このフラグは暗号化のサポートが有効である場合にのみ存在する。
971 .Dv TELNET AUTHENTICATION
974 は自動認証を行うために、そのオプションを使う。
975 .Dv TELNET AUTHENTICATION
980 このフラグを設定するのは、コマンドライン上で
1009 シーケンスのが読み込まれて作用するまでには、
1011 リモートホストに対してそれまでの全ての入力を捨て始めるように
1046 リモートホストから受信した大部分のキャリッジリターンは、
1047 キャリッジリターンとラインフィードに変換される。
1048 このモードは、ユーザーが入力した文字に対しては作用せず、
1049 リモートホストから受信した文字についてのみ作用する。
1050 このモードは、リモートホストがキャリッジリターンしか送らず、
1051 ラインフィードしない場合を除いて、それほど役に立たない。
1056 ソケットレベルデバッグの有効・無効を切替える
1063 暗号化コードに対するデバッグ情報を有効にする。
1064 このフラグは暗号化がサポートされている場合にのみ存在する。
1076 を参照) はローカルで認識され、(うまくいけば) 適切な
1088 \*(Lqold line by line\*(Rq モードでの初期値は
1091 \*(Lqcharacter at a time\*(Rq モードでの初期値は
1116 (16 進数フォーマットによる) 全てのネットワークデータの表示を切替える。
1125 プロトコル処理の表示・非表示を切替える。
1135 コマンドからの出力はユーザーにとって一層読みやすい形式にフォーマットされる。
1138 エスケープシーケンスの前には、探しやすいように '*' が置かれる。
1151 (16 進数フォーマットによる) 全ての端末データの表示を切替える。
1155 .It Ic verbose_encrypt
1161 は暗号化が有効か無効かのメッセージを毎回表示する。
1165 このフラグは暗号化がサポートされている場合にのみ存在する。
1176 .It Ic \&! Op Ar command
1177 ローカルシステムのサブシェルで、コマンドを 1 つ実行する。
1179 が省略されると、サブシェルが対話モードで起動される。
1180 .It Ic \&? Op Ar command
1199 オプションを使ってリモート側に送られる。
1201 .Bl -tag -width ~/.telnetrc -compact
1203 ユーザーがカスタマイズできる telnet 起動時の値。
1212 \*(Lqold line by line\*(Rq モードの場合、
1213 エコーを手動でオフにしなければならないリモートシステムもある。
1215 \*(Lqold line by line\*(Rq モードや
1219 は、それが行頭の文字である場合にのみ認識される
1225 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/>