3 * [English](/readme-eng.md)
9 Windows用バイナリをダウンロードし、適当なフォルダに展開します。後は展開したフォルダに移動し、hengbandをクリックすれば遊べます。
13 オプション - 背景 - 壁紙を使う で壁紙を設定できます。
14 使用する壁紙は オプション - 背景 - 壁紙を選択 で選択できます。
18 オプション - BGM にチェックを入れると有効になります。
19 詳細は lib\xtra\music\music.cfg ファイルを参照してください。
23 オプション - 効果音 にチェックを入れると有効になります。
24 詳細は lib\xtra\sound\sound.cfg ファイルを参照してください。
31 tar -jxvf hengband-x.x.x.tar.bz2
37 でコンパイル及びトップディレクトリへのコピーができます(x.x.x はバージョン番号)。
42 ./hengband -- -n<ウィンドウの数>
48 ./hengband -g -- -n<ウィンドウの数> ## 通常の8x8タイル
49 ./hengband -g -- -b -n<ウィンドウの数> ## 2倍幅サイズのタイル
50 ./hengband -g -- -a -n<ウィンドウの数> ## 16x16タイル(別配布のタイルが必要)
55 また、スーパーユーザーとして setgid を付けてインストールしたい場合は、
58 ./configure --with-setgid=games
68 を実行すれば、/usr/local/ 以下にインストールされます。インストール場所の変更等については ./configure --help を参照してください。
72 > "-*-*-medium-r-normal--24-*-*-*-*-*-iso8859-1,-*-*-medium-r-normal--24-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0"
76 > "-*-*-medium-r-normal--16-*-*-*-*-*-iso8859-1,-*-*-medium-r-normal--16-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0"
78 ですが、環境変数 ANGBAND_X11_FONT_? や ANGBAND_X11_FONT で変更できます。
79 ANGBAND_X11_FONT_? は ?番目のウィンドウ(?は0から7)の設定になり、ANGBAND_X11_FONT は前者によって設定されなかったその他のウィンドウの設定になります。
81 また、ウィンドウの表示位置やサイズを変える事もできます。
82 ?番目のウィンドウ(?は0から7)について、
84 * ANGBAND_X11_AT_X_?でウィンドウのX位置、
85 * ANGBAND_X11_AT_Y_?でウィンドウのY位置、
86 * ANGBAND_X11_COLS_?でウィンドウのXサイズ(単位は半角の文字数)、
87 * ANGBAND_X11_ROWS_?でウィンドウのYサイズ(単位は半角の文字数)
91 XFree86 4.0 でXIMを使うときは、環境変数 XMODIFIERS に "@im=skkinput" や "@im=kinput2" と設定する必要があります。
95 標準の設定ならば、テンキーで移動しフルキーでコマンド入力を行います。
96 コマンドが分からない場合、リターンキー又は'x'キーを押すとコマンドメニューが
97 出るので、そこから選んで実行することができます。
98 コマンドの最後についているアルファベットはコマンドを実行するためのキーです。
99 例えば、「休息する(R)」は'R'を押すことでも実行でき(大文字・小文字は区別)、
100 「周りを調べる(l/x)」は標準のキー配置なら'l'、ローグライクキー配置なら'x'を
103 最初は辺境の地のすぐ隣りにある「イークの洞穴」に行くことをお勧めします。
104 ここは最深階に住んでいる「イークの大王」が強敵ですが、それ以外は安全な
105 小さな洞穴です。このダンジョンを征覇できるくらい強くなったら、街の外へ出て
106 いろいろなダンジョンへ潜ってみるといいでしょう。
107 街の外へ出るときは、多くの食料を持っていかなければいけません。
108 この世界は非常に広いので、街の外に出るときは'<'で広域マップに入り、
109 目的地についたところで'>'で通常マップに戻る、という移動の仕方が便利です。
110 荒野では道や草原は比較的安全ですが、溶岩地帯や海の上は強力なモンスターが
111 いて危険です。こういったところへ行くためにはさらに強くならないといけません。
113 辺境の地と同じ島にある火山は駆け出しの冒険者ではまだまだ歯が立ちません。
114 もっと強くなってから戻ってくるといいでしょう。
115 西に行くと辺境の地とモリバントの中間付近にオークの住む洞窟があり、
116 その南の島にはミノタウロスが住むと噂される魔法の迷宮があります。
117 他にも多くのダンジョンが勇敢な冒険者が訪れるのを待っています。
118 このゲームのメインとなるダンジョンであり、最終目的である
119 「混沌のサーペント」の棲む「鉄獄」のダンジョンはマップのほぼ中央、
124 詳しいゲームの説明はオンライン・ヘルプ('?'キーを押して表示)を参照
125 してください。ここでは基本的なコマンドだけ説明します。
128 多くのコマンドは小文字なのでCapsはOFFにしておきましょう。
130 あまり使わないコマンドはリターンキーのメニューで選べば十分です。
131 u/Z ってあるのは、オリジナルキー配置ならu、ローグライクキー配置ならZです。
134 * テンキー(1-9) 各方向に移動(オリジナルキー配置)
135 * h,j,k,l,y,u,b,n 各方向に移動(ローグライクキー配置)
137 * < 上り階段を上る。地上では広域マップに入る。
138 * \> 下り階段を下る。広域マップから通常のマップに戻る。
140 * Ctrl+方向 モンスターがいれば攻撃、ドアがあれば開閉、岩があれば掘る
162 * b/P 持っている本を読む(自分の使える魔法の効力を調べる)
174 * ~ 様々な重要な情報を見るメニューを開く
183 * ? オンライン・ヘルプを開く ( a-z で項目選択。スペースで次ページ。)
189 * 打撃武器に使われる表記でその武器の基本攻撃力を示します。
190 * Y面ダイスをX個振った合計のダメージを与えられます。
193 * 基本的に武器に使われる表記で、攻撃力が増加します。
194 * +hは命中率、+dはダメージに対する修正を示します。
195 * 武器以外に攻撃力が増加する鎧や指輪、アミュレットで使われる場合もあります。
196 * 重い鎧では+dの部分が省略されて(-h)とのみ表示され、鎧の重さのせいで動きが鈍り、命中率が下がることを示します。
199 * 防具なら[a,+b]、それ以外なら[+b]と表示されます。
200 * aは防具本来の防御力(AC,アーマークラス)を示し、+bは魔法による増強を示します。
203 * そのアイテムが独自に持つ効果の修正を示します。
204 * ダメージの指輪ならダメージ修正が+pされ、スピードの指輪なら+pの速度を得ることができます。
205 * 武器や防具の場合は(+p隠密)や(+p探索)といったふうに効果が分かるように書かれる場合もあります(その場合でも全ての効果のうち1つしか分かりません)。
208 * 飛び道具に使われる表記で、その飛び道具のダメージ倍率を示します。
209 * このnの値に腕力修正を加えたものが射撃武器倍率になり(キャラクターの情報コマンド'C'で確認可能)、大きいほど矢や弾を強く撃つことができます。
212 > (聖戦者)ダガー (2d4) (+10,+15) [+2] (+3)
214 このダガーは基本ダメージが4面ダイス2つで命中率に+10,ダメージに+15のボーナスがあります。さらに、防御力が2上昇し、+3の修正を何かに得ることができます(何が+3されるかは*鑑定*することによって分かります)。
217 > エルフの鎖かたびら (-2) [14,+12] (+3隠密)
219 この鎖かたびらはその重量のせいで命中率が2下がります。
220 基本防御力が14、魔法による防御力が12で合計26のACを得ることができます。
221 さらに隠密行動能力に+3の修正を得られます。
223 アイテムの頭に★や☆がついているものはアーティファクトと呼ばれるもので、世界に1つしか存在しません。
224 ★がついたものは最初から用意されているもので、発見したものは知識コマンド'~'の既知の伝説のアイテムで見ることができます。
226 全ての★や☆がついたアイテムや、多くの名のあるアイテムのように見ただけでは効果が分からないものは、*鑑定*することによってそのアイテムの能力を完全に知ることができます。
230 自分のいる場所の地形によって様々な影響を受けます。周りを見るコマンド('l'又は'x')でそこの地形が何かを調べることができます。
233 * 普通に通過することのできる床や地面です。
236 * Windowsでは壁は灰色の■で表されます。
238 * 木はレンジャーや浮遊能力のあるときは普通に通り抜けられますが、それ以外では通常よりもターン数がかかります。
243 * 青の'\~'は深い水, 薄い青の'\~'は浅い水,赤の'\~'は深い溶岩、薄い赤の'\~'は浅い溶岩です。
244 * アイテムを持ちすぎて重量が多いと深い水/溶岩で溺れてダメージを受けます。
245 * 溶岩の上を通ると火のダメージを受けます。
248 * 茶色の'^'は山で、地上で浮遊能力があれば通り抜けられます。
249 * それ以外の状況では通り抜けられません。
250 * 山以外の'^'はトラップでさまざまな悪い効果のある罠が仕掛けられています。
254 * 白は階段で階を1つ移動し、茶色は坑道で階を2つ移動します。
259 知らなくてもプレイはできますが、知っているとより快適なプレイが楽しめます。
263 変愚蛮怒ではある一連の動作を1つのキーに割り当てることができます。
264 例えば、a)の位置に[カオスの徴]を持っているときにマジックミサイルの魔法を
265 使うとき、普通のコマンド入力ではまず'm'で魔法の使用を選択、'a'で
266 魔法書[カオスの徴]を選択、'a'でマジックミサイルを選択、というふうになります。
267 つまり、'maa'と3回キーを押さなければなりません。
268 マクロを使えばこの動作を1つのキーを押すだけで実現できます。
270 例えば、次のようにすればF1キーを押すとマジックミサイルを撃つマクロを作る
272 まず、'@'を押してマクロの設定に入ります。
273 そこで「(4) マクロの作成」を選び、「トリガーキー:」のところでF1を押します。
274 そして「マクロ行動:」のところで maa と入力し、リターンを押します。
275 これでF1キーを押すだけで maa と入力するのと同じ意味になります。
277 作ったマクロはセーブしないと、次にゲームを起動したときにまた登録しなおす
279 「(2) ファイルにマクロを追加」を選べばセーブできます。
280 このとき、ファイル名を「(名前).prf」にしておくと名前が(名前)のキャラで
285 変愚蛮怒ではアイテムに対して'{'コマンドで「銘」をつけることができます。
286 ただ好きな名前を付けるだけでなく、一部の文字には特別な効果があります。
287 どの文字にどういう効果があるかについて、次に解説します。
288 なお、文中のコマンドはオリジナルキー配置でのコマンドを示します。
289 うまく銘を付けて上記のマクロと組み合わせると、非常に快適にプレイできます。
292 * この銘が書かれたアイテムは自動的に拾います。
296 * アイテムを'#'以降に書かれた名前のアーティファクトであるかのように表示します。
297 * 例えば、ダガーに'#チキンナイフ'という銘をつけると、「ダガー『チキンナイフ』」と表示されます。
298 * 表示が変わるだけでアイテムの持つ効能は一切変わりません。
300 * '@a?'(aは任意のコマンド文字, ?は任意のタグ文字)
301 * アイテムがどの位置にあっても固定した文字でそのアイテムを指定できるようにする為の銘です。コマンド'a'でアイテムを選択するときに、文字キー'?'を押すことによってこの銘の付いたアイテムを選択できます。
302 * 魔法を使うときは'@ma'等のアルファベットを使った銘が便利です。
305 * 任意のコマンドにおいてアイテムを選択するときに、数字キー'?'を押すことによってこの銘の付いたアイテムを選択できます。
306 * この形式の場合はアルファベットは使用できません。
309 * そのアイテムを'a'で実行できるコマンドで選択したときに確認をとります。
310 * 例えば、帰還の詔の巻物に'!r'とつけておけば、巻物を読むコマンド'r'でその帰還の詔の巻物を選択したときに本当に使うか質問されるため、うっかり読んでしまうことを防止できます。
311 * '!*'という銘を付けた場合は、あらゆるコマンドで確認をとります。
314 * 一部のアイテムにはランダムなテレポートを引き起こすものがあり、そのアイテムを装備するとたまに「テレポートしますか?[Y/N]」という確認メッセージが出てプレイが中断されますが、ほとんどの場合はテレポートする必要はありません。
315 * '.'という銘をつけておけば、この確認メッセージを表示しなくなります。
318 * 一部のアイテムには警告の能力があり, トラップにかかりそうな時や, 強い攻撃をする敵の視界に入るときに警告しますが, '$'という銘をつけておけば, この警告がなくなります. この銘の使用は推奨しません.
321 * この銘は装備しているアイテムにつけると効果があります。
322 * この銘がついたアイテムを装備すると、コマンド'a'を使うときに確認があります。
323 * 例えば、'^k'と銘をつけたアイテムを装備していると、アイテム破壊コマンド'k'を使うときには必ず確認されます。
325 * '%'/'%all'/'%%'/'%%all'
326 * これらの文字列を'{'で刻むと、武器、防具の耐性や能力を表わす文字に自動的に置き換えられます。'%' と刻むと漢字、'%%'ならアルファベットです。
327 * 例えば火の耐性なら 'r火' または 'rFi'等です。
328 * ただし、既に耐性が全て判っている(*鑑定*されている)アイテムに限ります。
329 * 'all'が付いていない時は固定アーティファクとやエゴアイテムのデフォルトの耐性は無視して、追加耐性のみを表示します。'all'が付いていれば全て表示します。
330 * この機能に慣れると、いちいち 'I'コマンドで耐性を表示する必要がなく一目で追加耐性が判るので装備を選ぶ時に便利でしょう。
332 これらのコマンドは複合することができます。
333 '@w0@t1!k!k!d#ほげ' という銘をつけると、装備するときには0で、装備から外す
334 ときには1で選択でき、破壊しようとするときには2回、床に落とそうとするときには
335 1回確認があり、名前が『ほげ』であるアイテムとなります。
336 アイテムの名前に変な文字が入らないよう、'#'を付けるときは最後につけることを
342 * 銘に'=g'が含まれているアイテムは自動的に拾います。
343 * 矢等にこういう銘をつけると便利でしょう。また、オプション設定の(1)にある、「常にアイテムを拾う」をはいにすると、全てのアイテムを自動的に拾います。
346 * オプション設定の(6)にある、「アイテムの自動破壊を使用する」をはいにすると、アイテムを自動的に破壊します。
347 * このままでは全てのアイテムを破壊しようとするので、同じくオプションの6番の、「価値があるアイテムは壊さない」~「がらくたは壊さない」をはいにすれば、自動破壊を使用していても対応するアイテムは破壊しなくなります。
350 * 細かく自動拾いや自動破壊を設定することもできます。プレイ中に'_'キーを押すと設定ファイルの編集画面に入ります。詳しい設定の書式についてはautopick.txtを参照して下さい。
353 ## タイルグラフィック、二倍幅タイル表示、大画面表示
356 * WindowsとMacではメニューから選んで選択、Linux では起動時に -g オプションを付けると、画面をタイル・グラフィックを使った表示にする事ができます。8x8サイズの旧タイルと16x16サイズのAdam boltタイルがあります。
357 * WindowsとMacではメニューから選ぶだけで使えますが、ソースアーカイブには16x16タイルは付属していないので、Linuxの場合はheng_graf.tar.gzを別にダウンロードして内容をlib/xtra/graf/以下に解凍してください。
358 * -- -a オプションで使用できます。
361 * タイルが小さすぎて見難いと感じる場合はさらに「タイルを2倍幅で表示」を選択(Linux では -- -b オプション)すると漢字と同じサイズの正方形のタイルで表示されます。
364 * Windows、mac、Linuxのどれでも、プレイ中にマウスでウィンドウの大きさを変えるとマップ画面の表示領域が大きくなり、より広い領域を同時に見渡す事ができます。
372 UNIXでは ~/.angband/Hengband/ 、それ以外のOSでは変愚蛮怒の中の lib/user/ の
373 ディレクトリに playrecord-(名前).txt というファイル名でプレイ記録があります。
374 ゲーム中に'|'コマンドで見ることができます。
375 どういう行動をしたときに記録をするかは'='コマンドのオプション設定で、
376 「(R) プレイ記録オプション」を選択すれば設定できます。
381 死亡したときや引退したときに、インターネットを通じてスコアを登録することが
383 イントラネット内等、直接外部にアクセスできない人は lib/pref/proxy.prf に
384 プロキシのアドレスを書くことによって、プロキシ経由で登録することができます。
385 ただし、データを改造したものや、セーブファイルをバックアップしてプレイした
391 > https://hengband.github.io/
392 > echizen@users.sourceforge.jp