1 .\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source.
3 .\" Copyright (c) 1993 Michael Haardt
5 .\" Fri Apr 2 11:32:09 MET DST 1993
7 .\" This is free documentation; you can redistribute it and/or
8 .\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
9 .\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of
10 .\" the License, or (at your option) any later version.
12 .\" The GNU General Public License's references to "object code"
13 .\" and "executables" are to be interpreted as the output of any
14 .\" document formatting or typesetting system, including
15 .\" intermediate and printed output.
17 .\" This manual is distributed in the hope that it will be useful,
18 .\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
19 .\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the
20 .\" GNU General Public License for more details.
22 .\" You should have received a copy of the GNU General Public
23 .\" License along with this manual; if not, write to the Free
24 .\" Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111,
27 .\" Modified 1993-07-24 by Rik Faith <faith@cs.unc.edu>
28 .\" Modified 1995-02-25 by Jim Van Zandt <jrv@vanzandt.mv.com>
29 .\" Modified 1995-09-02 by Jim Van Zandt <jrv@vanzandt.mv.com>
30 .\" moved to man3, aeb, 950919
31 .\" Modified 2001-09-22 by Michael Kerrisk <mtk.manpages@gmail.com>
32 .\" Modified 2001-12-17, aeb
33 .\" Modified 2004-10-31, aeb
35 .\" Added .SS headers to give some structure to this page; and a
36 .\" small amount of reordering.
37 .\" Added a section on canonical and noncanonical mode.
38 .\" Enhanced the discussion of "raw" mode for cfmakeraw().
41 .\" Japanese Version Copyright (c) 1998-1999
42 .\" Michihide Hotta and NAKANO Takeo all rights reserved.
43 .\" Translated 1998-02-02, Michihide Hotta <sim@remus.dti.ne.jp>
44 .\" Updated 1999-03-14, NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
45 .\" Updated 2001-02-17, Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
46 .\" Updated 2001-10-16, Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
47 .\" Updated 2002-01-04, Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
48 .\" Updated 2003-09-01, Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
49 .\" Updated 2006-07-26, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v2.36
50 .\" Updated 2007-05-01, Akihiro MOTOKI, LDP v2.46
51 .\" Updated 2007-09-06, Akihiro MOTOKI, LDP v2.64
53 .\"WORD: carriage return 復帰(文字)
54 .\"WORD: new line 改行(文字)
55 .\"WORD: fill character 補填文字
56 .\"WORD: horizontal tab 水平タブ
57 .\"WORD: backspace 後退(文字)
58 .\"WORD: vertical tab 垂直タブ
59 .\"WORD: feature test macro 機能検査マクロ
61 .TH TERMIOS 3 2010-06-20 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
63 termios, tcgetattr, tcsetattr, tcsendbreak, tcdrain, tcflush, tcflow,
64 cfmakeraw, cfgetospeed, cfgetispeed, cfsetispeed, cfsetospeed, cfsetspeed \-
65 ターミナル属性の取得・設定、ライン制御、ボーレートの取得・設定
68 .B #include <termios.h>
70 .B #include <unistd.h>
72 .BI "int tcgetattr(int " fd ", struct termios *" termios_p );
74 .BI "int tcsetattr(int " fd ", int " optional_actions ,
75 .BI " const struct termios *" termios_p );
77 .BI "int tcsendbreak(int " fd ", int " duration );
79 .BI "int tcdrain(int " fd );
81 .BI "int tcflush(int " fd ", int " queue_selector );
83 .BI "int tcflow(int " fd ", int " action );
85 .BI "void cfmakeraw(struct termios *" termios_p );
87 .BI "speed_t cfgetispeed(const struct termios *" termios_p );
89 .BI "speed_t cfgetospeed(const struct termios *" termios_p );
91 .BI "int cfsetispeed(struct termios *" termios_p ", speed_t " speed );
93 .BI "int cfsetospeed(struct termios *" termios_p ", speed_t " speed );
95 .BI "int cfsetspeed(struct termios *" termios_p ", speed_t " speed );
100 .RB ( feature_test_macros (7)
108 termios 関数群は、非同期通信ポートを制御するための汎用
112 ここに示されている関数の多くは、引き数に \fItermios_p\fP を用いる。
113 この引き数は \fItermios\fP 構造体へのポインタである。
114 この構造体には少なくとも以下に示すメンバが含まれる:
118 tcflag_t c_iflag; /* input modes */
119 tcflag_t c_oflag; /* output modes */
120 tcflag_t c_cflag; /* control modes */
121 tcflag_t c_lflag; /* local modes */
122 cc_t c_cc[NCCS]; /* control chars */
126 以下に、これらのフィールドに割り当て可能な値について説明する。
127 最初の 4 つのビットマスクフィールドでは、
128 関係するフラグの定義のいくつかは、特定の機能検査マクロ
129 .RB ( feature_test_macros (7)
130 参照) が定義された場合にのみ公開される。
131 必要な機能検査マクロは角括弧 ("[]") 内に書かれている。
133 以下の説明で、 "POSIX にはない" は
134 その値が POSIX.1-2001 で規定されていないことを意味し、
135 "XSI" はその値が POSIX.1-2001 の XSI 拡張で
138 \fIc_iflag\fP フラグには以下の要素を指定できる:
144 \fBIGNBRK\fP が設定されている場合は、BREAK 信号は無視される。
145 \fBIGNBRK\fP が設定されていないが、\fBBRKINT\fP が設定されている場合は、
146 BREAK 信号によって入出力キューがフラッシュされ、
147 さらに、端末がフォアグラウンドプロセスグループの制御端末の場合は、
148 フォアグラウンドプロセスグループに \fBSIGINT\fP が送られる。
149 \fBIGNBRK\fP も \fBBRKINT\fP も設定されていない場合、
150 BREAK を NULL バイト (\(aq\\0\(aq) として読み込む。
151 ただし、\fBPARMRK\fP が設定されている場合は \\377 \\0 \\0 のシーケンスとして
155 フレームエラーおよびパリティエラーを無視する。
158 \fBIGNPAR\fP が設定されていない場合、パリティエラーあるいはフレームエラー
159 の発生した文字の前に \\377 \\0 を付加する。\fBIGNPAR\fP も \fBPARMRK\fP も
160 設定されていない場合、パリティエラーあるいはフレームエラーの発生した文字を
170 入力の NL (New Line: 改行文字) を CR (Carriage Return: 復帰文字) に
177 (\fBIGNCR\fP が設定されていない場合) 入力の CR を NL に置き換える。
180 (POSIX にはない) 入力の大文字を小文字に置き換える。
183 出力の XON/XOFF フロー制御を有効にする。
186 (XSI) 任意の文字を入力すると、停止していた出力を再開する
187 (デフォルトでは、START 文字でのみ出力が再開される)。
190 入力の XON/XOFF フロー制御を有効にする。
193 (POSIX にはない) 入力キューが一杯の時にベルを鳴らす。
194 Linux ではこのビットは実装されておらず、
197 .BR IUTF8 " (Linux 2.6.4 以降)"
198 (POSIX にはない) 入力が UTF8 である;
199 これにより cooked mode で文字削除 (character-erase) を
202 POSIX.1 で定義されている \fIc_oflag\fP フラグを以下に示す:
207 残りの \fIc_oflag\fP フラグは、特記のない限り POSIX.1-2001 で定義されている。
210 (POSIX にはない) 出力時に小文字を大文字に変換する。
213 (XSI) 出力の NL を CR-NL に置き換える。
225 転送時間を遅らせるのではなく、補填文字 (fill character) を送る。
226 (訳注:特定の文字に対して、端末側の処理を待つために転送を一定時間
227 遅らせることができる。また、 \fBOFILL\fP を指定すると
231 (POSIX にはない) 補填文字を ASCII DEL にする。
232 このフラグが設定されていない場合は ASCII NUL (\(aq\\0\(aq) になる。
236 NL の遅延を設定する。値は \fBNL0\fP (遅延なし) および \fBNL1\fP である。
245 CR の遅延を設定する。値は \fBCR0\fP (遅延なし),
246 \fBCR1\fP, \fBCR2\fP,\fBCR3\fP である。
255 水平タブ (horizontal tab) の遅延を設定する。
256 値は \fBTAB0\fP (遅延なし),
257 \fBTAB1\fP, \fBTAB2\fP, \fBTAB3\fP (\fBXTABS\fP) である。
264 XTAB3 (これは XTABS と同じである) の値はタブをスペース何個に変換するかを示す
268 後退 (backspace) の遅延を設定する。
269 値は \fBBS0\fP (遅延なし) あるいは \fBBS1\fP である。
279 垂直タブ (vertical tab) の遅延を設定する。
280 値は \fBVT0\fP (遅延なし) あるいは \fBVT1\fP である。
283 頁送り (form feed) の遅延を設定する。
284 値は \fBFF0\fP (遅延なし) あるいは \fBFF1\fP である。
292 \fIc_cflag\fP フラグは以下の通り:
295 (POSIX にはない) ボーレートマスク (4+1 ビット)。
302 (POSIX にはない) 追加のボーレートマスク (1 ビット)。
312 構造体に格納されたボーレートは正確なものではなく、
321 で選択されたビットを使うシステムもあれば、
325 といった独立したフィールドを使うものもある。)
329 値は \fBCS5\fP, \fBCS6\fP, \fBCS7\fP, \fBCS8\fP である。
332 ストップビットを 1 ではなく 2 にする。
338 出力にパリティを付加し、入力のパリティチェックを行う。
341 設定されると、入力および出力に対するパリティが奇数パリティとなる。
342 設定されない場合、偶数パリティが使用される。
345 最後のプロセスがデバイスをクローズした後、モデムの制御線を low にする
352 (POSIX にはない) 現在のシェル層以外からの出力を抑制する。
353 \fBshl\fP (シェル層) で用いられる。(Linux では実装されていない)
356 (POSIX にはない) 入力速度のマスク。
372 (一部のシリアルデバイスでサポートされている)
373 「スティック (stick)」パリティ (マーク/スペース パリティ)を使用する。
375 が設定された場合パリティビットは常に 1 となり、
383 (POSIX にはない) RTS/CTS (ハードウェア) フロー制御を有効にする。
389 \fIc_lflag\fP フラグは以下の通り:
392 INTR, QUIT, SUSP, DSUSP の文字を受信した時、対応するシグナルを
396 カノニカルモードを有効にする (下記参照)。
399 (POSIX にはない; Linux では対応していない)
400 \fBICANON\fP が同時に設定された場合、端末は大文字のみが有効である。
401 入力された文字は \\ が付いた文字を除いて小文字に変換される。
402 出力時は、大文字の前に \\ が付き、小文字は大文字に変換される。
409 .\" 以下はおそらく glibc の間違いであろう。
419 \fBICANON\fP も同時に設定された場合、ERASE 文字は前の文字を削除し、
423 \fBICANON\fP も同時に設定された場合、KILL 文字は現在の行を削除する。
426 \fBICANON\fP も同時に設定された場合、
427 ECHO が設定されていなくても NL 文字をエコーする。
430 (POSIX にはない) \fBECHO\fP も同時に設定された場合、
431 TAB, NL, START, STOP の ASCII 制御文字が \fB^X\fP としてエコーされる。
432 X は制御文字より ASCII コードで 0x10 だけ大きな文字である。
433 例えば文字 0x28 (BS) は \fB^H\fP とエコーされる。
440 (POSIX にはない) \fBICANON\fP および \fBIECHO\fP が同時に設定されている場合、
448 (POSIX にはない) \fBICANON\fP も設定された場合、
449 KILL が行の各文字を消去する代わりにエコーされる。
450 これは \fBECHOE\fP および \fBECHOPRT\fP を指定することと等しい。
457 (POSIX にはない) プロセスが読み込んだときにだけエコーする。
461 (POSIX にはない; Linux では対応していない)
462 出力をフラッシュする。このフラグは DISCARD 文字を入力することで切替えられる。
469 .\" Stevens lets SUSP only flush the input queue
470 INT, QUIT, SUSP 文字に対応するシグナルを発生する際の
471 入力・出力キューのフラッシュを無効にする。
474 バックグラウンドプロセスのプロセスグループで制御端末へ
475 文字を出力しようとしているプロセスに対して
480 (POSIX にはない; Linux では対応していない)
481 次の文字を読み込んだ時、入力キュー中の全文字を再表示する。
491 このフラグは、特殊文字である EOL2, LNEXT, REPRINT, WERASE や、
492 \fBIUCLC\fP フラグを有効にするために必要である。
494 \fIc_cc\fP 配列は特殊な制御文字を定義している。
495 シンボルの一覧 (初期値) と意味は以下の通り。
498 (003, ETX, Ctrl-C か 0177, DEL, rubout)
503 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
511 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
514 (0177, DEL, rubout か 010, BS, Ctrl-H か #)
515 消去文字。これにより、直前の未消去文字を消去する。
516 しかし、EOF や行頭を超えては消去しない。
518 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
521 (025, NAK, Ctrl-U か Ctrl-X か @)
522 完全消去文字。直前の EOF か行頭以降の全ての入力を消去する。
524 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
529 より正確には、tty バッファの内容を行末を待たずにユーザープログラムに送る。
530 これが行の最初の文字だった場合、ユーザープログラムの
535 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
547 非カノニカル読み込み時のタイムアウト時間 (1/10 秒単位)。
556 (POSIX にはない; Linux では対応していない; 0, NUL)
557 スイッチ文字 (\fBshl\fP でのみ用いられる)。
561 開始文字。停止文字で停止した出力を再開する。
563 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
567 停止文字。開始文字が入力されるまで出力を停止する。
569 が設定されている場合に認識し、入力には渡されない。
577 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
580 (POSIX にはない; Linux では対応していない; 031, EM, Ctrl-Y)
581 遅延中断文字。ユーザープログラムから文字が読み込まれた時に
587 がセットされていて、システムがジョブ制御に対応している場合に
591 (POSIX にはない; 026, SYN Ctrl-V)
592 リテラル。次の入力文字をエスケープし、特別な意味があっても解釈しない。
594 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
597 (POSIX にはない; 027, ETB, Ctrl-W)
602 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
605 (POSIX にはない; 022, DC2, Ctrl-R)
610 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
613 (POSIX にはない; Linux では対応していない; 017, SI, Ctrl-O)
614 未送信バッファの内容の破棄/保存を切り替える。
616 がセットされている場合に認識し、入力には渡されない。
619 (POSIX にはない; Linux では対応していない;
620 状態要求: 024, DC4, Ctrl-T)
630 非カノニカルモードでは、特殊文字の意味はタイムアウトの意味に変わる。
634 の説明については、下記の非カノニカルモードの説明を参照のこと。
638 は \fIfd\fP に関するパラメータを取得し、\fItermios_p\fP が参照する構
639 造体 \fItermios\fP に設定する。この関数はバックグラウンドプロセスから
640 呼ばれることもあるが、この場合、端末の属性はフォアグラウンドプロセス
644 は端末に関連したパラメータを設定する (ハードウェアの設定に必要で、ここで
645 設定できないものを除く)。設定には \fItermios_p\fP が参照する
646 \fItermios\fP 構造体を用いる。
647 \fIoptional_actions\fP には変更が有効となるタイミングを設定する:
652 への出力がすべて転送された後に変更が有効になる。この機能は
653 出力に影響するパラメータを変更する時に使用するべきである。
657 への出力がすべて転送され、受信したがまだ読み込んでいないすべての
659 .SS "カノニカルモードと非カノニカルモード"
663 フラグの設定により、端末がカノニカルモードで動作するかが決定される。
665 がセットされた場合、カノニカルモード (canonical mode) となり、
666 セットされない場合、非カノニカルモード (noncanonical mode) となる。
671 カノニカルモードでは、以下のような動作となる。
674 行区切り文字が打ち込まれた時点で、入力行が利用可能となる。
675 行区切り文字は NL, EOL, EOL2 および行頭での EOF である。
678 が返すバッファに行区切り文字も含められる。
680 行編集が有効となる (ERASE, KILL が効果を持つ。
683 WERASE, REPRINT, LNEXT も効果を持つ)。
687 が要求したバイト数が現在の入力行のバイト数よりも少ない場合、
688 要求したのと同じバイト数だけが読み込まれ、
693 非カノニカルモードでは、入力は即座に利用可能となり
694 (ユーザは行区切り文字を打ち込む必要はない)、
702 が完了する条件が決定される。4種類の場合がある:
707 はすぐに返る。このときの返り値は、そのとき利用可能なバイト数か
716 は、利用可能なデータが MIN バイトか要求バイト数のいずれかに達するまで
717 停止する。返り値は、MIN か要求バイト数の小さい方となる。
720 TIME はタイマの上限を規定し、単位は 1/10 秒である。
725 が返るのは、少なくとも 1バイトのデータが利用可能となった時点、
726 またはタイマが時間切れとなった時点である。
727 入力が全くなくタイマが時間切れとなった場合、
732 TIME はタイマの上限を規定し、単位は 1/10 秒である。
733 入力の最初のバイトが利用可能になった後は、
734 新たに 1バイト受信する度にタイマがリセットされる。
736 が返るのは、MIN バイトか要求バイト数のうち少ない方まで読み出された時点か、
737 バイト間タイマが時間切れとなった時点である。
738 は最初のバイトが利用可能にならないとタイマは開始されないので、
743 は、端末を昔の Version 7 端末ドライバの
745 入力は文字単位に可能であり、エコーが無効となり、
746 端末の入出力文字に対する特殊処理はすべて無効となる。
750 termios_p\->c_iflag &= ~(IGNBRK | BRKINT | PARMRK | ISTRIP
751 | INLCR | IGNCR | ICRNL | IXON);
752 termios_p\->c_oflag &= ~OPOST;
753 termios_p\->c_lflag &= ~(ECHO | ECHONL | ICANON | ISIG | IEXTEN);
754 termios_p\->c_cflag &= ~(CSIZE | PARENB);
755 termios_p\->c_cflag |= CS8;
760 は端末が非同期のシリアルデータ転送を用いている場合に、
761 連続した0のビット列を一定間隔で転送する。
762 \fIduration\fP が 0 の場合は、0 のビットを 0.25 秒以上、
763 0.5 秒以下の間隔で転送する。 \fIduration\fP が 0 でない場合は、
766 端末が非同期のシリアルデータ転送モードでない場合、
773 が行っている出力の転送が完了するまで待つ。
778 が行っているデータの出力でまだ転送されていないもの、あるいは受信し
779 たがまだ入力していないものを破棄する。いずれを行うかは
782 .\"??nakano flush == discard?
784 受信したが読んでいないデータをフラッシュする。
786 書いたが送信していないデータをフラッシュする。
788 受信したが読んでいないデータ・書いたが送信していないデータ両方
794 で指定されたオブジェクトにおけるデータの送信あるいは受信を一時的に中断する。
803 STOP 文字は端末デバイスからシステムへのデータ送信を停止する。
806 START 文字は端末デバイスからシステムへのデータ送信を開始する。
808 端末ファイルがオープンされたときのデフォルトでは、
811 ボーレート関数は \fItermios\fP 構造体中の入出力ボーレートを
817 速度を \fBB0\fP に設定した場合、モデムは停止 (hang up) する。
818 \fBB38400\fP に該当する実際のビットレートは
823 入力および出力ボーレートは \fItermios\fP 構造体に格納される。
828 が示している \fItermios\fP 構造体に格納されている
832 は \fItermios_p\fP で示されている \fItermios\fP 構造体中の出力ボーレートを
833 \fIspeed\fP に設定する。値は以下のいずれかでなければならない:
859 0ボー (\fBB0\fP) は接続の中断に用いられる。
860 B0が指定された場合、モデムの制御線は使用されない状態になり、一般にはこれで
862 \fBCBAUDEX\fP はPOSIX.1で定義されている速度の範囲外 (57600 およびそれ以上)
863 を設定する。すなわち例えば \fBB57600\fP & \fBCBAUDEX\fP は 0 でない。
866 は \fItermios\fP 構造体中の入力ボーレートを返す。
869 は \fItermios\fP 構造体中の入力ボーレートを
875 のボーレート定数 \fBBnnn\fP のいずれか一つを指定しなければならない。
876 入力ボーレートが 0 に設定された場合、入力ボーレートは出力ボーレート
880 は 4.4BSD による拡張である。この関数は
882 と同じ引き数をとり、入出力両方の速度を設定する。
886 は \fItermios\fP 構造体中の入力ボーレートを返す。
889 は \fItermios\fP 構造体中の出力ボーレートを返す。
900 は \fIなんらかの\fP 変更要求が成功した場合に成功を返すことに注意。
901 従って、複数の変更を行った場合には、引き続いて
903 を呼び出して全ての変更が実行されているかを確認する必要があるかもしれない。
915 は POSIX.1-2001 で規定されている。
920 は非標準だが、BSD では利用可能である。
922 UNIX V7 とその後のいくつかのシステムでは、ボーレートの 14 個のリストである
923 B0, ..., B9600 の後ろに EXTA, EXTB ("External A" と "External B") の 2 つを
925 多くのシステムではさらに高速なボーレートのためにリストを拡張している。
928 で \fIduration\fP に 0 以外を指定した場合の効果は様々である。
931 秒のブレークを規定している。ここで \fIN\fP は 0.25 以上 0.5 未満である。
932 Linux, AIX, DU, Tru64 は
935 FreeBSD, NetBSD, HP-UX, MacOS は
938 Solaris と UnixWare では、非ゼロの
947 .BR console_ioctl (4),