============================================================ DTX2WAVの使い方 (C)2018 DTXMania Group ============================================================ ■DTX2WAVの機能 ・DTX2WAVは、DTXファイルによる演奏をWAVファイルに変換する  ツールです。正確には、DTXファイルの自動演奏を「録音」  することで、WAVファイルを作成します。 ・WAVだけでなく、OGG, MP3への変換もできます。 ・録音にあたり、各パートの音量を0〜200%の範囲で変更できます。  具体的には、BGM,SE,Drum,Guitar,Bassの5つのパートを個別に  変更できます。 ■動作に必要なもの ・DTXManiaが動作する環境。  具体的には、DTXMania_jp.txt を参照してください。 ■DTX2WAV のインストール ・DTXManiaGR.exeと同じフォルダに、DTX2WAV.exeを配置してください。  (ja-JPフォルダや、DLLフォルダの中身も使用しますので、これらの   フォルダもそのままにしておいてください) ■アンインストール ・DTXMania のフォルダごと全部削除して下さい。  レジストリ等はいじってません。 ■DTX2WAVの使い方 1. DTX2WAV.exeを起動してください。 2. [録音元のDTXファイル] の右端にある[参照]をクリックして、  WAVに変換したいDTXファイルを指定してください。  (GDA/G2Dファイルを指定することもできます)  [参照]をクリックする代わりに、テキスト入力欄にDTXファイルを  ドラッグ&ドロップしてもよいです。 3. 2でDTXファイルを指定すると、自動的に[出力するオーディオファイル]  が設定されます。通常、DTXファイルと同じフォルダに、DTXファイルの  拡張子をWAVなどに変えた形で、ファイル名が設定されます。  必要に応じて変更してください。 4. 必要に応じて、[出力ファイルの種類] を変更してください。  初期設定では WAV が指定されていますが、OGG や MP3 に変更することも  できます。(ここを変更すると、自動的に3のファイル名の拡張子も  変更されます) 5. 必要に応じて、[音量設定] のところで、各パートの音量を変更して  ください。通常は、すべて100%のまま変更する必要はありませんが、  例えばギターの音量を強調したいといった場合は、[Guitarの音量]を200%に、  他の音量を50%にするような方法で対応できます。 6.[OGG/MP3設定]のタブでは、OGGとMP3の簡単なエンコード設定を行えます。  (ビットレートのみ変更できます) 7. 準備ができたら、[録音]をクリックします。  すると、「録音中」のダイアログが表示されますので、録音が完了するまで  そのまましばらくお待ちください。この時、DTX2WAVはまずDTXManiaを  最小化状態で起動し、指定された曲を自動演奏します。  録音の進捗はダイアログの表示で確認できます。[キャンセル]を押すと  録音をキャンセルできます。 8. 「録音が完了しました。」の表示が出たら、録音完了です。 ■注意 ・LP対応のDTXファイルや、5レーンギターに対応したDTXファイルには  対応していません。(DTXMania本体で再生できるDTXファイルのみ、変換できます) ・録音の際、DTX2WAVは内部的にDTXManiaをWASAPI排他モードで起動し、自動演奏  します。そのため、録音中は、他のサウンド関係のアプリケーションを  使用することができません。 ・DTXManiaとの同時利用はできません。また、DTX2WAVを複数同時起動することも  できません。 ・マスターボリュームを変更すると、出力されるオーディオファイルの音量も  それに合わせて上下します。つまり、例えばマスターボリュームを0にすると、  出力されるオーディオファイルは無音となります。 ・録音される音がおかしくなることがあります。その場合は、何度か録音を  試してみてください。それでもダメな場合は、録音時に最小化されているDTXManiaを  元のウインドウに戻していてください。ウインドウの中身は真っ黒ですが、  これによりDTXManiaの処理性能が(最小化している状態と比べて)上がり、  録音を正常にする確率を上げます。 ・録音によって作成されるWAVファイルの形式は、24bitのFLOAT型となります。  よくある16bit整数型ではありませんので、ご注意ください。  (DTXMania内部では、すべてのサウンドを24bit FLOAT型で処理しており、   それをそのままの形で録音しているため、こうなっています)