============================================================ DTXMania .NET style (C) 2000 2019 DTXMania Group ============================================================ ■動作に必要なもの (1) OS: Windows 7 / 8.1 / 10 の、32bit/64bit版。 (2) .NET Framework: 4.7以上。  (Win10 Creators Update (1703) 以前のOSでは、.NET Framework 4.7の追加インストールが必要です)  https://support.microsoft.com/ja-jp/help/3186497/the-net-framework-4-7-offline-installer-for-windows (3) DirectX9 エンドユーザ ランタイム: June 2010 以降  (Win8以降では、DirectX 9.0cの追加インストールが必要です) (4) Microsoft Visual C++ 2013 Redistributable Package (x86) 上記が導入されていない場合、以下のようなエラーダイアログが 表示され、DTXMania を起動することができません。 「アプリケーションを正しく初期化できませんでした」 「****.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを  開始できませんでした」(※ **** は任意の名前) ■DirectX エンドユーザランタイムのインストール 前節(3)の DirectX エンドユーザランタイムは、本アーカイブの "DirectX Redist" の中に、DTXMania の動作に「必要最小限」の 構成を入れてあります。 ここにある DXSETUP.exe で、DirectX をインストールして下さい。 (以前は、Microsoft のサイトからDirectXのweb setupを利用することが できましたが、Windows10ではその方法が使えません。 DirectX RedistフォルダのDXSETUP.exeを使ってください) ■DTXMania のインストール DTXMania のインストールは不要です。 お好きな場所に配置して下さい。 ■アンインストール DTXMania のフォルダごと全部削除して下さい。 レジストリ等はいじってません。 ■曲データのインストール 曲データ(DTX, GDAなど)は本アーカイブには含まれていませんので、 初期状態では曲が1つも表示されません。 各自、いろいろな手段で入手して下さい。(汗 入手した曲データは、DTXManiaGR.exe と同じフォルダの中に 適当な名前(何でもよい)のフォルダを作り、その中にコピーして 下さい。 DTXMania は、通常、DTXManiaGR.exeがあるフォルダをルートフォルダと して、曲データを検索します。 ルートフォルダからの階層の深さは問いません。どこまでも深く探しに 行きます。 Config.xml(DTXManiaを1回でも起動すると、DTXManiaGR.exeと同じ フォルダに自動的に作成されます)の strSongDataPath の内容を変更 することで、ルートフォルダを変更できます。 (この際に、ルートフォルダは、セミコロンで区切って、複数指定できます) DTXMania は、曲の演奏結果を、曲データの存在するフォルダ内に socre.ini ファイルとして出力します。そのため、 曲データの存在するフォルダに"書き込み権限"が無ければ、DTXMania が エラー終了するか、または記録が残されません。 よって、PC の管理者以外の人が DTXMania で遊ぶ場合は、曲データの配置 場所にご注意ください。 ■Windows10での利用時の注意 「ゲームモード」を使用することを強く推奨します。 ゲームモードを使用することで、WASAPI/ASIO使用時の音切れやスクロール のガタつきが大幅に軽減されます。 ゲームモードを設定する手順は以下の通りです。 1.「スタート」-「スタートボタン近くの歯車のアイコン」をクリックして、  「Windowsの設定」ウインドウを表示する。 2.「ゲーム」をクリックし、更に「ゲーム モード」をクリックする。 3.「ゲーム モード」を「オン」にする。 4.DTXMania を起動する。 5.DTXMania のウィンドウをクリックしておいて(ウインドウを最前面に  しておいて)、Windowsキー+Gを押す。 6.表示されたウインドウ(ゲームバー)の右上の歯車アイコン  (ゲーム バー設定)をクリックする。 7.「これをゲームとして記憶する」にチェックを入れる。 8.各ウィンドウを閉じる。 ■WASAPI/ASIO対応について DTXManiaは、WASAPI-Exclusive(WASAPI排他)とWASAPI-Shared(WASAPI共有), ASIOによるサウンド出力に対応しています。 更に、Release111以降では、Win10でのWASAPI共有低遅延モードに 対応しています。 WASAPI排他(Win10では、WASAPI共有も可)、又はASIOを使用することで、 従来のバージョンと比べて、パッドを叩いてから音が出るまでのラグを 小さくすることができます。 初期状態では、Win10ではWASAPI共有を、それ以外のOSではWASAPI排他を 使ってサウンドを再生する設定になっています。 ASIOに変更する場合は、CONFIGURATIONで、SoundTypeをASIOに変更して下さい。 ASIOを使用するように設定した場合でも、これが使用できない場合は、 自動的にWASAPI_Exclusive(WASAPI排他)を使うよう試みます。 更にWASAPI排他が使用できない場合はWASAPI_Shared(WASAPI共有)を、 WASAPI共有が使用できないときは、DirectSoundを使います。 ウインドウのタイトルに、使用しているサウンド出力方式と、 バッファサイズを表示しています。 設定を固めるまでは、DTXManiaをウインドウモードにして あれこれ試してみることをお勧めします。 フルスクリーンモードではこれらの情報が表示されないため、 設定が大変です。 また、ASIOは、設定をきちんと行わないと効果が出ません。 以下の注意事項をよく読んで、正しく設定してご使用下さい。 ■WASAPI排他/共有使用時の注意 WASAPI共有で遅延を小さくできるのは、Windows10のみです。 Windows7/8.1でのWASAPI共有は、WASAPI排他の数倍程度の遅延となります。 ■ASIO使用時の注意 ASIOは、XPでも使用可能ですが、ASIOに対応したサウンドカードが 必要です。ASIOに対応していないサウンドカードでASIOを使う 場合は、フリーソフトの"ASIO4ALL"をインストールしておくことで、 ある程度ASIOの性能を利用することができます。 ASIO使用時は、ASIOのバッファサイズを適切に設定して下さい。 このバッファサイズは、DTXManiaで設定するのではなく、 サウンドデバイス側で設定する必要があります。 (サウンドデバイスに設定ツールが付属していない場合は、 フリーソフトの"ASIO caps"などが使用可能です) また、ASIOを使う場合は、更にサウンド出力デバイスを CONFIGURATION/System/Sound Options/ASIODeviceで選択する必要が あります。 (WASAPIとDirectSoundの場合は、OSの既定のサウンドデバイスを 使うため、サウンド出力デバイスの選択は不要です。) ここで存在しないデバイスなどが指定されている場合は、 DTXManiaが起動しないことがあります。 ASIOの設定が適切でない場合、DTXManiaはASIOで動作できず、 代わりにWASAPI(排他/共有)やDirectSoundで動作します。 ■USB接続のオーディオデバイス使用時の注意 USB接続のオーディオデバイスを使うと、PCIExpress接続のオーディオデバイスと比べて 遅延(ラグ)が大きく、また処理負荷が大きくなる(つまり、譜面のスクロールががたつく) 傾向があります。可能であれば、オンマザー又はPCIExpress接続のサウンドデバイスを お使いいただくことをお勧めします。 ■電子ドラム使用時の注意 USB-MIDIの変換アダプタとして、デバイス名が「USB2.0-MIDI」と表示されるもの (例: https://www.amazon.co.jp/MADEINCHNA-VSF1-C3-USB-MIDI%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB/ ) は、使用しないでください。お勧めしません。 この変換ケーブルは、MIDI-INからの入力が化けることが多く、 DTXManiaで使用すると「あるPADを叩いたのに反応しない」 「逆に、あるPADを1回叩いただけなのに、2回反応する」 といった怪現象を引き起こします。