目次 - API(機能別) - ファイル入出力 - SDL_AllocRW

SDL_AllocRW

実装のない空のSDL_RWopsを確保する

構文

SDL_RWops* SDL_AllocRW(void)

戻り値

成功のとき確保したメモリへのポインタ, 失敗のときNULLを戻す. SDL_GetError()で詳細を知ることができる.

詳細

自分でSDL_RWopsの実装を提供するのでなければ, この関数を使う必要はない. 単に共通のデータ元の読込/書込を行うSDL_RWopsが必要なのであれば, SDL_RWFromFile()SDL_RWFromMem()などのSDLに組み込まれた実装を使うべきである.

戻り値のポインタはSDL_FreeRW()で解放するべきである. あなたのプログラムが使うmalloc()/free()と, SDLが内部で使うmalloc()/free()は, OSやコンパイラによる違いがあるかもしれない. これらを混合して使うとセグメンテーション違反などのエラーを引き起こす可能性がある. SDL_RWopsはcloseメソッドが呼ばれたとき自分自身を解放しなければならない. 全てのSDL_RWopsはこの関数で確保するべきである. そうすれば, SDL_FreeRW()で正しく解放できる.

関連項目(関数)

SDL_FreeRW

SDL Wikiへのリンク

SDL_AllocRW - SDL Wiki