目次 - API(機能別) - スレッド - SDL_CreateThread

SDL_CreateThread

新しいスレッドを生成する

構文

SDL_Thread* SDL_CreateThread(SDL_ThreadFunction fn, const char* name, void* data)

引数

fn新しいスレッドで呼ぶ関数 (詳細を参照すること)
nameスレッドの名前 (詳細を参照すること)
datafnへ渡すポインタ

戻り値

成功のとき新しいスレッドオブジェクトへの不透明ポインタ(opaque pointer), 失敗のときNULLを戻す. SDL_GetError()で詳細を知ることができる.

詳細

SDL_CreateThread()は, グローバルメモリ, シグナルハンドラ, ファイルディスクリプタ等の全てを親と共有する新しいスレッドを生成し, 関数fnにvoidポインタのdataを渡し実行する. 関数fnから戻るとスレッドは終了する.

fnの関数プロトタイプは

int SDL_ThreadFunction(void* data)

引数は
dataSDL_CreateThread()に渡したdata

スレッドの名前はNUL文字で終わるUTF-8文字列であれば何でもよいが, 次の指針が役立つかもしれない.

http://stackoverflow.com/questions/149932/naming-conventions-for-threads

システムが名前を強制する場合, SDLはその名前に変換する. しかし, 元の文字列はSDL_GetThreadName()で得られる.

関連項目(関数)

SDL_WaitThread

SDL Wikiへのリンク

SDL_CreateThread - SDL Wiki