目次 - API(機能別) - ファイル入出力 - SDL_RWread

SDL_RWread

データ元から読み込む

構文

size_t SDL_RWread(struct SDL_RWops* context, void* ptr, size_t size, size_t maxnum)

引数

contextSDL_RWopsへのポインタ
ptr読み込んだデータを書き込むポインタ
size1つのオブジェクトのバイト数
maxnum読み込む最大のオブジェクト数

戻り値

読み込んだオブジェクトの数を戻す. 失敗またはファイルの終端のとき0を戻す. SDL_GetError()で詳細を知ることができる.

詳細

それぞれsizeバイトの最大num個のオブジェクトを読み込みptrポインタへ書き込む. 読み込むオブジェクトの数は要求の数より少ない場合がある. エラーが発生した, またはデータストリームを完全に読み込んだ場合は0を戻す.

SDL_RWcloseは実際にはSDL_RWopsのreadメソッドを呼ぶマクロである.

int buffer[10]
SDL_RWread(rwop, buffer, sizeof(buffer), 4)
32bit整数が保存されていることを想定している. 40byteのデータを読み込み, bufferに書き込む. それぞれのintは4byte, 32bitである.

long buffer[10]
SDL_RWread(rwop, buffer, sizeof(buffer), 8)
64bit整数が保存されていることを想定している. 80byteのデータを読み込み, bufferに書き込む. それぞれのint(long)は8byteで, 10個の値を読み込む.

関連項目(関数)

SDL_RWclose
SDL_RWseek
SDL_RWwrite

SDL Wikiへのリンク

SDL_RWread - SDL Wiki