===================================================================== ARM-Mプロセッサ依存部 ASP 1.7.0対応版 Last Modified: 2011/Jul/16 ===================================================================== (1) CPU依存部の概要 このARM-M依存部は、TOPPERSプロジェクトが配布しているTOPPERS/ASP 1.3.2対応版CORTEX-M3依存部を元に修正したものである。 (2) 変更点 以下の点を元にしたASP 1.3.2.対応版から変更した (2-1) prc_cfg1_out.h _kernel_istkptの定義を、LPC17xx向けコンパイル時に外すようにした。 これによって、メモリリマップのないLPC17xxでもGDBでSRAMにロードした プログラムが正しいMSP値を取得できるようになる。 (2-2) prc_config.h ターゲット非依存部の要請に従い、CTXBをTSKCTXBに改名した。 TOPPERS_ISTKPTにある、割り込みスタックのサイズの計算のバグを修正した。 (2-3) prc.tf 以下の議論に従い、$bitpat_cfgintへの代入方法を修正した。 http://www.toppers.jp/TOPPERS-USERS/201004/msg00034.html > prc.tfの130行目に > $bitpat_cfgint = 0$ > という行がありますが、これを > $bitpat_cfgint = 1-1$ > に書き換えるとうまくいくようです。 (2-4) prc_user_annex.h 当ドキュメントを追加した。 (2-5) MANIFEST バージョン番号を1.6.0に変更し、新設したチップ依存部、ターゲット依存部の マニフェストのINCLUDEを追加した。 (2-6) 割り込みエントリprc_support.S の int_entry および exp_entry が 1.7.0カーネルの内部名と衝突したため、それぞれ int_entry_pointおよび exp_entry_pointに改名し、関連する prc_rename.defを変更した。 当ドキュメントの名前を追加した。 (3) 変更履歴 2011/Jul/16 - 1.7.0 対応 2010/Oct/23 - 初版 以上