ホストへの接続、ファイル一覧、アップロード、ダウンロードなどに問題が起きた時にのみ設定を変更してください。

■LISTコマンドでファイル一覧を取得

ホストのファイル一覧を取得するとき、"LIST"コマンドを使用します。
通常は "NLST -alL" コマンドを使用しています。

■可能であればMLSDコマンドで一覧を取得

ホストが "MLSD" コマンドに対応している場合に "LIST" コマンドの代わりとして "MLSD" コマンドを使用します。
ファイル一覧に一部のファイル名が表示されない場合に設定してみてください。

■NLST -R を使って高速に再帰検索

サブフォルダを含むファイルのダウンロードやミラーリングアップロードを行う時に、"NLST -alLR" コマンドを使って、ファイル一覧を高速に取得します。
サブフォルダを含むファイルのダウンロードやミラーリングアップロードがうまくいかない時は、この項目のチェックマークを外してみてください。

■フルパスでファイルをアクセスしない

フルパスは /home/sota/public_html/index.html のように、フォルダ名+ファイル名の形式です。この形式ではファイル名と、そのファイルのある場所を一度に指定できますが、ホストによってはこの形式でアクセスできない場合があります。
そのような時は、この設定を変更してください。

■属性変更コマンド

ファイルの属性を変更するときに使用するコマンドを設定します。標準は"SITE CHMOD"コマンドを使用します。

■ホストの種類

ホストの種類を設定します。

自動認識
通常はこの設定で使用します。

ACOS
待機結合ファイルを指定する必要のあるACOSに接続する時に指定します。待機結合ファイルは、NLSTファイル名/オプションの部分で指定します。
ACOSモードでは、いくつかの機能が使えません。

VAX VMS
VAXに接続する時に指定します。

IRMX
IRMXに接続する時に指定します。

ACOS-4
ACOSモードとほぼ同じですが、ファイル名を()で括らないようにします。
NLSTファイル名/オプションの項目は、通常は空白にしておいてください。

Stratus
Stratusに接続する時に指定します。
Stratusでは、ファイルの種類(stm,seqなど)をオーナ名の欄に表示します。

Agilent Logic Analyzer
アジレント社のロジックアナライザに接続する時に指定します。

シバソク WL
シバソクのLSIテストシステムWLシリーズに接続するときに指定します。

■NLSTファイル名/オプション

ホスト側のファイル一覧を取得する時のNLSTコマンドに付加するオプション、ファイル名を設定します。

ホストがACOSの時は、待機結合ファイル名をここで指定してください。