NAME
PukiWiki - 自由にページを追加・削除・編集できるWebページ構築PHPスクリプト
PukiWiki 1.4.4
Copyright (C) 2001-2004 PukiWiki Developers Team
License is GNU GPL
Based on "PukiWiki" 1.3 by yu-ji
SYNOPSIS
http://pukiwiki.org/
http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/
http://sourceforge.jp/projects/pukiwiki/
DESCRIPTION
PukiWikiは参加者が自由にページを追加・削除・編集できる
Webページ群を作るPHPスクリプトです。
Webで動作する掲示板とちょっと似ていますが、
Web掲示板が単にメッセージを追加するだけなのに対して、
PukiWikiは、Webページ全体を自由に変更することができます。
PukiWikiは、結城浩さんのYukiWikiの仕様を参考にして独自に作られました。
1.3まではyu-jiさんが作成し、1.3.1b以降はPukiWiki Developers Teamによって
開発が続けられています。
PukiWikiはPHPで書かれたPHPスクリプトとして実現されていますので、
PHPが動作するWebサーバならば比較的容易に設置できます。
PukiWikiはフリーソフトです。 ご自由にお使いください。
最新版は、 http://pukiwiki.org/ から入手できます。
設置方法
以下は一例です。Webサーバーへのシェルアクセスが可能であれば、
アーカイブをそのままサーバーに転送し、サーバー上で解凍する
だけでも動作の確認ができるはずです。
1. アーカイブを解きます。
2. 必要に応じて設定ファイル(*.ini.php)の内容を確認します。
1.11 から設定ファイルが別ファイルのpukiwiki.ini.phpになりました。
1.4 から設定ファイルが分割されました。
1.4.4 から携帯電話およびPDA向けの設定ファイルが一つに集約されました。
(i_mode.ini.php, jphone.ini.php の設定+αを keitai.ini.php に集約)
* 共通設定
全体 : pukiwiki.ini.php
ユーザ定義 : rules.ini.php
* エージェント別設定
携帯電話およびPDA : keitai.ini.php
その他 : default.ini.php
3. アーカイブの内容をサーバに転送します。
ファイルの転送モードについては次項を参照してください。
4. サーバ上のファイルおよびディレクトリのパーミッションを確認します。
ディレクトリ パーミッション
attach 777 添付ファイル格納ディレクトリ
backup 777 バックアップファイル格納ディレクトリ
cache 777 キャッシュファイル格納ディレクトリ
counter 777 カウンタファイル格納ディレクトリ
diff 777 差分ファイル格納ディレクトリ
image 755 画像ファイル
image/face 755 (画像ファイル)フェイスマーク
plugin 755 プラグイン
skin 755 スキン、CSS、JavaScirptファイル
trackback 777 TrackBackファイル格納ディレクトリ
wiki 777 データの格納ディレクトリ
ファイル パーミッション 転送モード
*.php 644 ASCII
*.lng 644 ASCII
cache/* 666 ASCII
face/* 644 BINARY
image/* 644 BINARY
plugin/* 644 ASCII
skin/* 644 ASCII
wiki/* 666 ASCII
5. index.php あるいは pukiwiki.php にブラウザからアクセスします。
必要に応じて、さらに設定やデザインを調整して下さい。
データのバックアップ方法
データファイルディレクトリ以下をバックアップします。
(デフォルトディレクトリ名は wiki)
必要に応じて他のディレクトリの内容をバックアップします。
(デフォルトディレクトリ名は attach,backup,counter,cache,diff,trackback)
新しいページの作り方
「新規」リンクから新しくページを作成する以外に、ページの中に書いた語句から
そのページ名のページを作成することができます。
1. まず、適当なページ(例えばFrontPage)を選び、
ページの上下にある「編集」リンクをたどります。
2. するとテキスト入力ができる状態になるので、 そこにNewPageのような単語
(大文字小文字混在している英文字列)や、 [[新しいページ名]] の様に
二重のブラケットで囲んだ語句を書いて「保存」します。
3. 保存すると、FrontPageのページが書き換わり、
あなたが書いたNewPageという単語や「新しいページ名」という語句の
の後ろに '?' という小さなリンクが表示されます。 このリンク
はそのページがまだ存在しないことを示す印です。
4. その '?' をクリックすると新しいページができますので、
あなたの好きな文章をその新しいページに書いて保存します。
5. 新しいページができるとFrontPageのそれらの語句から '?' は消えて、
普通のハイパーリンクとなります。
テキスト整形のルール
[[整形ルール]] ページを参照してください。
InterWiki
1.11 からInterWikiが実装されました。
InterWiki とは、Wikiサーバーをつなげる機能です。
最初はそうだったんで InterWiki という名前なのだそうですが、
今は、Wikiサーバーだけではなくて、いろんなサーバーを引けます。
なかなか便利です。そうなると InterWiki という名前はあまり機能を
表していないことになります。
この機能は Tiki からほぼ完全に移植しています。
詳細は [[InterWikiテクニカル]] ページを参照してください。
RDF/RSSの出力
1.2.1から、RecentChangesのRDF/RSSを出力できるようになりました。
* RSS 0.91 の出力方法の例
http://pukiwiki/index.php?cmd=rss
* RSS 1.0 の出力方法の例
http://pukiwiki.org/index.php?cmd=rss10
PukiWiki/1.3.xとの非互換点
1. [[WikiName]]とWikiNameは同じページを指します。
2. 定義リストの書式が違います。 :term:description -> :term|description
3. リストや引用文は、下位レベルのリストや引用文を包含することができます。
(1.3.xでは、リストは同種のみ、引用内には引用しか包含できませんでした。)
PukiWiki/1.4.2との非互換点
1. trackback/ディレクトリ配下に作成されるファイルの名前の生成規則が変わりました。
trackback/referer機能をお使いで、1.4.2から1.4.3へ移行される場合は、PukiWiki.devサイト
(http://pukiwiki.sourceforge.jp/dev/)の、開発日記/2004-03-18ページを参照して作業を行ってください。
PukiWiki/1.4.3との非互換点
1. 初期化処理(init.php)が大幅に見直され、PukiWikiにとって不要なグローバル
変数(特に、危険なデータを含んでいるもの)が積極的に削除(unset)される様に
なりました。
具体的には $_REQUEST, $HTTP_GET_VARS, $HTTP_POST_VARS, HTTP_USER_AGENT関係,
REQUEST_URI関係, QUERY_STRING関係のデータにアクセスしようとするサード
パーティ製プラグインなどは適切に動作しないでしょう。
2. POSTメソッドを使うべき処理にGETメソッドを使うことが明確に禁止されました。
具体的には 'msg'(編集するテキストデータ) や 'pass'(パスワード) のキーを
GETメソッドで送信すると、必ずRuntime Errorを表示します。
2. Apache環境向けに .htaccess が同梱される様になりました。該当のWebサーバーで
.htaccess が有効であるとき、例えばattach ディレクトリに保存した添付ファイル
に直接アクセスすることができなくなります。(attach/.htaccessを削除すると解除
されます)
3. includeプラグインにリミッターが設けられました(デフォルトで4ページまで)
4. calendar_viewerプラグインにリミッターが設けられました(一テーマ一回まで)
※今後のリリースで、数回までに拡張される可能性があります
5. pop_before_smtp のコードが見直され、APOPが動作する様になった事により、
デフォルトでは可能であればAPOPを使用する様になりました(自動認識)
pukiwiki.ini.php の設定により、APOPあるいはPOPを強制することも可能です
更新履歴
* 2004-04-04 1.4.3 by PukiWiki Developers Team
BugTrack/493 リンク元の文字サイズを指定すると文字サイズを変えると#relatedに反応しない
[[cvs:make_link.php]](v1.4:r1.64)
BugTrack/494 LANG=enの時のtemplateプラグイン
[[cvs:en.lng]](v1.4:r1.25)
$scriptのチェックにis_urlを使用
[[cvs:func.php]](v1.4:r1.55)
[[cvs:init.php]](v1.4:r1.69)
BugTrack/496 ChaSenを使った場合ペイジの読みが正しく得られない
[[cvs:func.php]](v1.4:r1.56)
質問箱/344 入力時の改行の扱いについて再び
質問箱/280 改行がそのまま反映されないのか?
その他 処理の見直し
[cvs:convert_html.php]](v1.4:r1.58)
$line_break追加 改行を反映する(改行を
に置換する)とき1
[[cvs:pukiwiki.ini.php]](v1.4:r1.52)
BugTrack/491 RecentDeleteがほしい
[[cvs:file.php]](v1.4:r1.38)
[[cvs:pukiwiki.ini.php]](v1.4:r1.53)
BugTrack/498 定義リストで説明文を空にするとブロックが終了する
[[cvs:convert_html.php]](v1.4:r1.58)
BugTrack/462 IIS 環境下における Basic認証が動かない
[[cvs:auth.php]](v1.4:r1.3)
質問箱/343 readme.txtに機種依存文字?
[[cvs:readme.txt]](v1.4:r1.15)
質問箱/346 counterプラグインでカウンタ表示対象のyesterdayについて
[[cvs:plugin/counter.inc.php]](v1.4:r1.12)
$_SERVER配列のチェックを修正(Warning対策)
[[cvs:init.php]](v1.4:r1.70)
使用されていない部分をコメントアウト(Warning対策)
[[cvs:plugin/bugtrack.inc.php]](v1.4:r1.15)
引数をチェック(Warinig対策)
[[cvs:plugin/md5.inc.php]](v1.4:r1.3)
rss取得に失敗したときのエラー処理を追加(Warning対策)
[[cvs:plugin/showrss.inc.php]](v1.4:r1.11)
壊れたレコードをスキップ(Warning対策)
[[cvs:plugin/tb.inc.php]](v1.4:r1.6)
エラーチェック強化
[[cvs:plugin/tracker.inc.php]](v1.4:r1.20)
BugTrack/499 #contents の直後にリスト要素を追加すると表示されない
[[cvs:convert_html.php]](v1.4:r1.59)
TableCellが空のとき