-.\"O If the
-.\"O .B SA_NOCLDWAIT
-.\"O flag is set when establishing a handler for
-.\"O .BR SIGCHLD ,
-.\"O POSIX.1 leaves it unspecified whether a
-.\"O .B SIGCHLD
-.\"O signal is generated when a child process terminates.
-.\"O On Linux, a
-.\"O .B SIGCHLD
-.\"O signal is generated in this case;
-.\"O on some other implementations, it is not.
-.BR SIGCHLD
-に対してハンドラを設定する際に
-.B SA_NOCLDWAIT
-フラグをセットした場合、
-子プロセスが終了した際に
-.B SIGCHLD
-シグナルが生成されるかどうかは、
-POSIX.1 では規定されていない。
-Linux では、この状況で
-.B SIGCHLD
-シグナルは生成される。
-いくつかの他の実装では生成されない。
-.TP
-.B SA_NODEFER
-.\"O Do not prevent the signal from being received from within its own signal
-.\"O handler.
-.\"O This flag is only meaningful when establishing a signal handler.
-.\"O .B SA_NOMASK
-.\"O is an obsolete, nonstandard synonym for this flag.
-それ自身のシグナル・ハンドラーの内部にいる時でも
-そのシグナルをマスクしないようにする。
-このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
-.B SA_NOMASK
-はこのフラグと同じ意味だが、廃止されており、非標準である。
-.TP
-.B SA_ONSTACK
-.\"O Call the signal handler on an alternate signal stack provided by
-.\"O .BR sigaltstack (2).
-.\"O If an alternate stack is not available, the default stack will be used.
-.\"O This flag is only meaningful when establishing a signal handler.
-.BR sigaltstack (2)
-で提供される別のシグナル・スタックでシグナルハンドラを呼び出す。
-別のシグナル・スタックが利用可能でなければ、デフォルトのスタックが
-使用される。
-このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
-.TP
-.BR SA_RESETHAND
-.\"O Restore the signal action to the default state once the signal handler
-.\"O has been called.
-.\"O This flag is only meaningful when establishing a signal handler.
-.\"O .B SA_ONESHOT
-.\"O is an obsolete, nonstandard synonym for this flag.
-シグナルハンドラが呼ばれる度に、シグナルの動作をデフォルトに戻す。
-このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
-.B SA_ONESHOT
-はこのフラグと同じ意味だが、廃止されており、非標準である。
-.TP
-.B SA_RESTART
-.\"O Provide behavior compatible with BSD signal semantics by making certain
-.\"O system calls restartable across signals.
-.\"O This flag is only meaningful when establishing a signal handler.
-.\"O See
-.\"O .BR signal (7)
-.\"O for a discussion of system call restarting.
-いくつかのシステムコールをシグナルの通知の前後で再開できるようにして、
-BSD シグナル方式 (semantics) と互換性のある動作を提供する。
-このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
-.BR signal (7)
-に書かれているシステムコールの再開に関する議論を参照のこと。
-.TP
-.\"O .BR SA_SIGINFO " (since Linux 2.2)"
-.BR SA_SIGINFO " (Linux 2.2 以降)"
-.\"O The signal handler takes 3 arguments, not one.
-.\"O In this case,
-.\"O .I sa_sigaction
-.\"O should be set instead of
-.\"O .IR sa_handler .
-.\"O This flag is only meaningful when establishing a signal handler.
-.\"O .\" (The
-.\"O .\" .I sa_sigaction
-.\"O .\" field was added in Linux 2.1.86.)
-シグナルハンドラは一つではなく、三つの引き数を持つ。この場合は
-.I sa_handler
-のかわりに
-.I sa_sigaction
-を設定しなければならない
-このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
-.\" .RI ( sa_sigaction
-.\" フィールドは Linux 2.1.86 で追加された)。
+\fBSIGCHLD\fP に対してハンドラを設定する際に \fBSA_NOCLDWAIT\fP フラグをセットした場合、 子プロセスが終了した際に
+\fBSIGCHLD\fP シグナルが生成されるかどうかは、 POSIX.1 では規定されていない。 Linux では、この状況で \fBSIGCHLD\fP
+シグナルは生成される。 いくつかの他の実装では生成されない。
+.TP
+\fBSA_NODEFER\fP
+それ自身のシグナル・ハンドラーの内部にいる時でも そのシグナルをマスクしないようにする。 このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
+\fBSA_NOMASK\fP はこのフラグと同じ意味だが、廃止されており、非標準である。
+.TP
+\fBSA_ONSTACK\fP
+\fBsigaltstack\fP(2) で提供される別のシグナル・スタックでシグナルハンドラを呼び出す。
+別のシグナル・スタックが利用可能でなければ、デフォルトのスタックが 使用される。 このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
+.TP
+\fBSA_RESETHAND\fP
+シグナルハンドラを設定する際に、シグナルの動作をデフォルトに戻す。 このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。
+\fBSA_ONESHOT\fP はこのフラグと同じ意味だが、廃止されており、非標準である。
+.TP
+\fBSA_RESTART\fP
+いくつかのシステムコールをシグナルの通知の前後で再開できるようにして、 BSD シグナル方式 (semantics) と互換性のある動作を提供する。
+このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。 \fBsignal\fP(7) に書かれているシステムコールの再開に関する議論を参照のこと。
+.TP
+\fBSA_SIGINFO\fP (Linux 2.2 以降)
+.\" (The
+.\" .I sa_sigaction
+.\" field was added in Linux 2.1.86.)
+シグナルハンドラは一つではなく、三つの引き数を持つ。この場合は \fIsa_handler\fP のかわりに \fIsa_sigaction\fP
+を設定しなければならない このフラグはシグナルハンドラを設定する際にのみ意味を持つ。