+各トークンの末尾は、次の区切りバイトが見つかるか、終端の NULL バイト (\(aq\e0\(aq)
+に達するまで文字列を前方に検索することで見つかる。 区切りバイトが見つかった場合には、 現在のトークンの終わりを示すために、 見つかった区切りバイトが
+NULL バイトで上書きされ、 \fBstrtok\fP() はポインタを次のバイトに設定する。
+このポインタは、次のトークンを検索する際の開始点として使用される。 この場合、 \fBstrtok\fP() は見つかったトークンの先頭へのポインタを返す。
+
+上記の説明の通り、 解析対象の文字列に 2 つ以上の区切りバイトが連続している場合には、 一つの区切りバイトとみなされ、
+文字列の先頭や末尾にある区切りバイトは無視される。 言い換えると、 \fBstrtok\fP() が返すトークンは必ず空でない文字列となる。
+したがって、例えば "\fIaaa;;bbb,\fP" という文字列が与えられたとすると、 区切り文字列 "\fI;,\fP" を指定した一連の
+\fBstrtok\fP() の呼び出しでは、 "\fIaaa\fP" と \fIbbb\fP" が返り、その次に NULL ポインタが返る。
+
+\fBstrtok_r\fP() 関数は \fBstrtok\fP() のリエントラント版である。 \fIsaveptr\fP 引き数は \fIchar\ *\fP