-.TP
-.\"O .BR MT_ST_FAST_EOM " (Default: false)"
-.BR MT_ST_FAST_EOM " (デフォルト: 偽)"
-.\"O This option causes the
-.\"O .B MTEOM
-.\"O operation to be sent directly to the
-.\"O drive, potentially speeding up the operation but causing the driver to
-.\"O lose track of the current file number normally returned by the
-.\"O .B MTIOCGET
-.\"O request.
-.\"O If
-.\"O .B MT_ST_FAST_EOM
-.\"O is false the driver will respond to an
-.\"O .B MTEOM
-.\"O request by forward spacing over files.
-このオプションを真にすると、
-.B MTEOM
-操作が直接ドライブに送られるようになる。
-操作が早くなるはずだが、
-ドライバが現在のファイル番号を見失うことになる
-(これは通常なら
-.B MTIOCGET
-リクエストによって返される)。
-.B MT_ST_FAST_EOM
-が偽の時には、ドライバは
-.B MTEOM
-リクエストに応えるとき、前方にファイルを一つ一つ進めていく。
-.TP
-.\"O .BR MT_ST_AUTO_LOCK " (Default: false)"
-.BR MT_ST_AUTO_LOCK " (デフォルト: 偽)"
-.\"O When this option is true, the drive door is locked when the device is
-.\"O opened and unlocked when it is closed.
-このオプションが真の時には、
-デバイスがオープンされるとドライブの扉がロックされ、
-クローズされるとアンロックされる。
-.TP
-.\"O .BR MT_ST_DEF_WRITES " (Default: false)"
-.BR MT_ST_DEF_WRITES " (デフォルト: 偽)"
-.\"O The tape options (block size, mode, compression, etc.) may change
-.\"O when changing from one device linked to a drive to another device
-.\"O linked to the same drive depending on how the devices are
-.\"O defined.
-.\"O This option defines when the changes are enforced by the
-.\"O driver using SCSI-commands and when the drives auto-detection
-.\"O capabilities are relied upon.
-.\"O If this option is false, the driver
-.\"O sends the SCSI-commands immediately when the device is changed.
-.\"O If the
-.\"O option is true, the SCSI-commands are not sent until a write is
-.\"O requested.
-.\"O In this case the drive firmware is allowed to detect the
-.\"O tape structure when reading and the SCSI-commands are used only to
-.\"O make sure that a tape is written according to the correct specification.
-テープオプション (ブロックサイズ、モード、圧縮など)
-があるドライブにリンクされたデバイスで変更されると、
-その同じドライブにリンクされた他のデバイスでも変更されることがある
-(そのデバイスの定義による)。このオプションは、
-ドライバによる変更をいつ SCSI コマンドによって反映させるかと、
-ドライブの自動検知機能がいつ信頼して良いのかを定義する。
-このオプションを偽にしておくと、
-デバイスの変更があるとドライバはすぐに SCSI コマンドを送る。
-真にしておくと、 SCSI コマンドは書き込みが要求されるまで送られない。
-後者の場合は、読み込みの際にドライブのファームウェアによって
-テープ構造の検知が行える。また SCSI コマンドは、
-テープが正しい指定に沿って書き込まれているかどうかの
-確認のためだけに用いられる。
-.TP
-.\"O .BR MT_ST_CAN_BSR " (Default: false)"
-.BR MT_ST_CAN_BSR " (デフォルト: 偽)"
-.\"O When read-ahead is used, the tape must sometimes be spaced backward to the
-.\"O correct position when the device is closed and the SCSI command to
-.\"O space backward over records is used for this purpose.
-.\"O Some older
-.\"O drives can't process this command reliably and this option can be used
-.\"O to instruct the driver not to use the command.
-.\"O The end result is that,
-.\"O with read-ahead and fixed-block mode, the tape may not be correctly
-.\"O positioned within a file when the device is closed.
-.\"O With 2.6 kernel, the
-.\"O default is true for drives supporting SCSI-3.
-先読みを使うと、テープをクローズするときに、
-場合によってはテープを正しい位置に逆戻ししなければならないことがある。
-これには、レコードを越えて逆戻しする SCSI コマンドが用いられる。
-古いドライブでは、このコマンド処理の信頼性が低いことがあるが、
-このオプションを指定すると、
-ドライバにこのコマンドの利用を禁止することができる。
-先読みと固定長ブロックモードを用いていると、最終的な結果として、
-デバイスのクローズ時にテープが正しい位置にならないことがある。
-.\"nakano そうか?
-2.6 カーネルでは、SCSI-3 をサポートしているドライブに対して、
+.TP
+\fBMT_ST_FAST_EOM\fP (デフォルト: 偽)
+このオプションを真にすると、 \fBMTEOM\fP 操作が直接ドライブに送られるようになる。 操作が早くなるはずだが、
+ドライバが現在のファイル番号を見失うことになる (これは通常なら \fBMTIOCGET\fP リクエストによって返される)。
+\fBMT_ST_FAST_EOM\fP が偽の時には、ドライバは \fBMTEOM\fP リクエストに応えるとき、前方にファイルを一つ一つ進めていく。
+.TP
+\fBMT_ST_AUTO_LOCK\fP (デフォルト: 偽)
+このオプションが真の時には、 デバイスがオープンされるとドライブの扉がロックされ、 クローズされるとアンロックされる。
+.TP
+\fBMT_ST_DEF_WRITES\fP (デフォルト: 偽)
+テープオプション (ブロックサイズ、モード、圧縮など) があるドライブにリンクされたデバイスで変更されると、
+その同じドライブにリンクされた他のデバイスでも変更されることがある (そのデバイスの定義による)。このオプションは、 ドライバによる変更をいつ SCSI
+コマンドによって反映させるかと、 ドライブの自動検知機能がいつ信頼して良いのかを定義する。 このオプションを偽にしておくと、
+デバイスの変更があるとドライバはすぐに SCSI コマンドを送る。 真にしておくと、 SCSI コマンドは書き込みが要求されるまで送られない。
+後者の場合は、読み込みの際にドライブのファームウェアによって テープ構造の検知が行える。また SCSI コマンドは、
+テープが正しい指定に沿って書き込まれているかどうかの 確認のためだけに用いられる。
+.TP
+\fBMT_ST_CAN_BSR\fP (デフォルト: 偽)
+先読みを使うと、テープをクローズするときに、 場合によってはテープを正しい位置に逆戻ししなければならないことがある。
+これには、レコードを越えて逆戻しする SCSI コマンドが用いられる。 古いドライブでは、このコマンド処理の信頼性が低いことがあるが、
+このオプションを指定すると、 ドライバにこのコマンドの利用を禁止することができる。 先読みと固定長ブロックモードを用いていると、最終的な結果として、
+デバイスのクローズ時にテープが正しい位置にならないことがある。 2.6 カーネルでは、SCSI\-3 をサポートしているドライブに対して、