-チェックサムは RFC 1321 に記載されている通りに計算される。
-照合の際には、入力内容はこのプログラムが出力した形式でなければならない。
-デフォルトの動作では、各行は、チェックサム、種別を表す文字 (バイナリの場合は '*'、
-テキストの場合はスペース)、ファイル名で構成される。
-.SH バグ
-The MD5 algorithm should not be used any more for security related
-purposes. Instead, better use an SHA\-2 algorithm, implemented in the
-programs sha224sum(1), sha256sum(1), sha384sum(1), sha512sum(1)
+ファイルの指定がなかったり、 \- であった場合, 標準入力から読み込みます。
+.TP
+\fB\-b\fR, \fB\-\-binary\fR
+バイナリモードで読み込む
+.TP
+\fB\-c\fR, \fB\-\-check\fR
+FILE から MD5 チェックサムを読み込み、照合する
+.TP
+\fB\-\-tag\fR
+BSD 形式のチェックサムを作成する
+.TP
+\fB\-t\fR, \fB\-\-text\fR
+テキストモードで読み込む (デフォルト)
+.SS "次の5 つのオプションはチェックサムを照合する場合にのみ有効です:"
+.TP
+\fB\-\-ignore\-missing\fR
+ファイルが存在しない場合に失敗もせずステータスも表示しない
+.TP
+\fB\-\-quiet\fR
+ファイルのチェックサムの照合が成功したときに OK を表示しない
+.TP
+\fB\-\-status\fR
+何も出力しない。終了コードで結果を判別する
+.TP
+\fB\-\-strict\fR
+不正な形式のチェックサム行の場合に 0 以外のコードで終了する
+.TP
+\fB\-w\fR, \fB\-\-warn\fR
+チェックサム行の書式が不正な場合に警告を行う
+.TP
+\fB\-\-help\fR
+この使い方を表示して終了する
+.TP
+\fB\-\-version\fR
+バージョン情報を表示して終了する
+.PP
+チェックサムは RFC 1321 に記載されている通りに計算されます。照合の際に、
+入力はこのプログラムによって出力された形式でなければなりません。
+デフォルトの動作では、各行は、チェックサム、入力モードを示す文字
+(バイナリの場合は '*'、テキストの場合やバイナリかどうかが重要でない場合は
+\&' '、)、ファイル名で構成されます。
+.PP
+GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
+md5sum の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
+完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/md5sum> にあります。
+ローカルでは info '(coreutils) md5sum invocation' で参照できます。
+.SH BUGS
+MD5 アルゴリズムはもはやセキュリティ関連の目的で使用すべきではありません。
+代わりに、SHA\-2 アルゴリズムを使用するのが望ましい。
+SHA\-2 アルゴリズムは sha224sum(1), sha256sum(1), sha384sum(1), sha512sum(1)
+プログラムで実装されています。