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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man2 / _exit.2
index 228df7b..957d86b 100644 (file)
@@ -41,7 +41,7 @@
 .\" Updated Sat Sep  3 04:26:00 JST 2005
 .\"         by Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
 .\"
-.TH _EXIT 2 2010\-09\-20 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH _EXIT 2 2015\-01\-22 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 _exit, _Exit \- 呼び出し元のプロセスを終了させる
 .SH 書式
@@ -66,7 +66,7 @@ _XOPEN_SOURCE\ >=\ 600 || _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 200112L;
 .RE
 .ad
 .SH 説明
-\fB_exit\fP()  は、それを呼んだプロセスを「直ちに」終了させる。 その際、このプロセスが所有しているディスクリプタ (descriptor)
+\fB_exit\fP()  は、それを呼んだプロセスを「直ちに」終了させる。 その際、このプロセスが所有しているディスクリプタ (descriptor)
 で、 オープンされているものは全てクローズされる。 また、このプロセスが所有する子プロセスは全て、プロセス番号 1、 つまり \fIinit\fP
 プロセスによって継承され、このプロセスの親プロセスに対して \fBSIGCHLD\fP シグナルが送出される。
 .LP
@@ -83,19 +83,19 @@ exit の効果、終了状態の受渡し、ゾンビプロセス、シグナル
 ついての議論は、 \fBexit\fP(3) を参照すること。
 .LP
 関数 \fB_exit\fP()  は \fBexit\fP(3)  に似ているが、ANSI C の \fBatexit\fP(3)  や \fBon_exit\fP(3)
-によって登録されたいかなる関数も呼び出さない。 標準 I/O バッファのフラッシュや、 \fBtmpfile\fP(3)
\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ç\99»é\8c²ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81\84ã\81\8bã\81ªã\82\8bé\96¢æ\95°ã\82\82å\91¼ã\81³å\87ºã\81\95ã\81ªã\81\84ã\80\82 æ¨\99æº\96 I/O ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\81®ã\83\95ã\83©ã\83\83ã\82·ã\83¥ã\82\84ã\80\81 \fBtmpfile\fP(3)
 で作成されたテンポラリファイルの削除を行うかどうかは、実装に依存する。 一方で、 \fB_exit\fP()
-はオープンされているファイルディスクリプタをクローズしないため、 未決定になっている出力がフラッシュされるのを待つのに不確定な遅れが発生する。
\81¯ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\82\92ã\82¯ã\83­ã\83¼ã\82ºã\81\97ã\81ªã\81\84ã\81\9fã\82\81ã\80\81 æ\9cªæ±ºå®\9aã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå\87ºå\8a\9bã\81\8cã\83\95ã\83©ã\83\83ã\82·ã\83¥ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81®ã\82\92å¾\85ã\81¤ã\81®ã\81«ä¸\8d確å®\9aã\81ªé\81\85ã\82\8cã\81\8cç\99ºç\94\9fã\81\99ã\82\8bã\80\82
 この遅れを発生させたくなければ、 \fB_exit\fP()  の前に \fBtcflush\fP(3)  のような関数を呼び出せばよい。 \fB_exit\fP()
 が呼び出されたときに、 未決定になっている全ての I/O がキャンセルされるのか、 またどの I/O がキャンセルされるのかは実装に依存する。
-
\83\90ã\83¼ã\82¸ã\83§ã\83³ 2.3 ã\82\88ã\82\8aå\89\8dã\81® glibc ã\81§ã\81¯ã\80\81 \fB_exit\fP()  ã\81®ã\83©ã\83\83ã\83\91ã\83¼é\96¢æ\95°ã\81¯å\90\8cã\81\98å\90\8då\89\8dã\81®ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\82³ã\83¼ã\83«ã\82\92èµ·å\8b\95ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81\9fã\80\82 glibc
+.SS "C ライブラリとカーネル ABI の違い"
+バージョン 2.3 より前の glibc では、 \fB_exit\fP()  のラッパー関数は同じ名前のカーネルシステムコールを起動していた。 glibc
 2.3 以降では、プロセス内の全てのスレッドを終了するために、 ラッパー関数は \fBexit_group\fP(2)  を起動する。
 .SH 関連項目
 \fBexecve\fP(2), \fBexit_group\fP(2), \fBfork\fP(2), \fBkill\fP(2), \fBwait\fP(2),
 \fBwait4\fP(2), \fBwaitpid\fP(2), \fBatexit\fP(3), \fBexit\fP(3), \fBon_exit\fP(3),
 \fBtermios\fP(3)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。