.fi
.SH 説明
\fBclose\fP() は、ファイルディスクリプタをクローズする。 そのディスクリプタは、どのファイルも参照していない状態になり、 再利用が可能になる。
-ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\81«é\96¢é\80£ã\81¥ã\81\91ã\82\89ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81« ã\81\8bã\81\91ã\82\89ã\82\8cã\81\9fã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\83»ã\83ã\83\83ã\82¯ (\fBfcntl\fP(2) å\8f\82ç\85§)
+そのファイルディスクリプタに関連づけられたファイルに かけられたレコードロック (\fBfcntl\fP(2) 参照)
のうち、そのプロセスが保有しているものは、 (そのファイルディスクリプタがロック取得に利用されたか どうかによらず) すべて削除される。
.PP
\fIfd\fP が、対応するオープンファイル記述 (open file description) (\fBopen\fP(2) 参照)
.SH 注意
\fBclose\fP() の返り値のチェックはよく省略されるが、 これは深刻なプログラミングエラーである。 前の \fBwrite\fP(2)
処理に関するエラーが最後の \fBclose\fP() のときになって初めて通知される場合がありうる。 ファイルクローズの際に返り値をチェックしないと、
-æ°\97ä»\98ã\81\8bã\81ªã\81\84ã\81\86ã\81¡ã\81«ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\82\92失ã\81£ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\81\93ã\82\8cã\81¯ç\89¹ã\81« NFS ã\82\84ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83»ã\82¯ã\82©ã\83¼ã\82¿ã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«è¦\8bã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\80\82
+気付かないうちにデータを失ってしまうかもしれない。 これは特に NFS やディスククォータを使用した場合に見られる。
.PP
-A successful close does not guarantee that the data has been successfully
-saved to disk, as the kernel defers writes. It is not common for a
-filesystem to flush the buffers when the stream is closed. If you need to
-be sure that the data is physically stored use \fBfsync\fP(2). (It will depend
-on the disk hardware at this point.)
+クローズに成功しても、データがディスクに保存されたかどうかは 保証されない (カーネルが書きこみを遅延させることがあるためである)。
+ストリームがクローズされるときにバッファをフラッシュするかどうかは、 ファイルシステムによって異なる。
+データが物理的に保存されることを保証する必要がある場合には、 \fBfsync\fP(2) を使用すること (\fBfsync\fP(3)
+を行った時点で、データの保存はディスクのハードウェアに依存する 問題となる)。
.PP
.\" Date: Tue, 4 Sep 2007 13:57:35 +0200
.\" From: Fredrik Noring <noring@nocrew.org>