インスタンスに追加されていなければ、 監視対象ディスクリプタが新規に割り当てられる。 \fIpathname\fP
がすでに監視対象になっていれば、既存の監視アイテムに対する ディスクリプタが返される。
-これ以降に inotify ファイルディスクリプタから \fBread\fP(2) を行うと、監視対象ディスクリプタが返される。 これらの
-\fBread\fP() を行うと、ファイルシステムイベントを示す \fIinotify_event\fP 構造体が読み出される (\fBinotify\fP(7)
-参照)。この構造体内の監視対象ディスクリプタにより、 どのオブジェクトでそのイベントが発生したかを特定できる。
+The watch descriptor is returned by later \fBread\fP(2)s from the inotify file
+descriptor. These reads fetch \fIinotify_event\fP structures (see
+\fBinotify\fP(7)) indicating filesystem events; the watch descriptor inside
+this structure identifies the object for which the event occurred.
.SH 返り値
成功すると、 \fBinotify_add_watch\fP() は非負の監視対象ディスクリプタを返す。 エラーの場合、\-1 を返し、 \fIerrno\fP
を適切に設定する。
.SH 関連項目
\fBinotify_init\fP(2), \fBinotify_rm_watch\fP(2), \fBinotify\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。