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(split) LDP: draft snapshot generated from latest ja.po files.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man2 / rename.2
index 32e4a7f..5a8a2d4 100644 (file)
@@ -61,8 +61,8 @@ rename \- ファイルの名前や位置を変更する
 一方で、上書きを行なう場合は、rename が行なわれるファイルを \fIoldpath\fP と \fInewpath\fP
 の両方で参照できる瞬間がおそらく存在する。
 
-\fIoldpath\fP ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ (symbolic link) ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81 ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®å\90\8då\89\8dã\81\8cå¤\89æ\9b´ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\80\81
-\fInewpath\fP ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81\8cä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
+\fIoldpath\fP がシンボリックリンク (symbolic link) を参照している場合は、 リンクの名前が変更される。 また、
+\fInewpath\fP がシンボリックリンクを参照している場合は、リンクが上書きされる。
 .SH 返り値
 成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
 .SH エラー
@@ -74,8 +74,8 @@ rename \- ファイルの名前や位置を変更する
 .TP 
 \fBEBUSY\fP
 \fIoldpath\fP または \fInewpath\fP がディレクトリで、何らかのプロセスが使用中
-(å¤\9aå\88\86ã\80\81ã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83»ã\83¯ã\83¼ã\82­ã\83³ã\82°ã\83»ディレクトリか、ルートディレクトリか、 読み込みのためにオープンされているかでろう)  もしくは、システムが使用中
-(ä¾\8bã\81\88ã\81°ã\83\9eã\82¦ã\83³ã\83\88ã\83»ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8b)  ã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81\8cã\81\93ã\82\8cã\82\92ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨å\88¤æ\96­ã\81\97ã\81\9fã\81\9fã\82\81ã\81« rename ã\81\8c失æ\95\97ã\81\97ã\81\9fã\80\82 (ã\81\93ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81ªå ´å\90\88ã\81«
+(å¤\9aå\88\86ã\80\81ã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82­ã\83³ã\82°ディレクトリか、ルートディレクトリか、 読み込みのためにオープンされているかでろう)  もしくは、システムが使用中
+(例えばマウントポイントである)  であり、システムがこれをエラーであると判断したために rename が失敗した。 (このような場合に
 \fBEBUSY\fP を返すことは規格では要求されていない点に注意すること。 このような場合に、rename をとにかく実行してみるのは何の問題もない。
 ただし、そのような状況で、システムが他に返すエラーがない場合には \fBEBUSY\fP を返すことが許されている。)
 .TP 
@@ -90,7 +90,7 @@ rename \- ファイルの名前や位置を変更する
 \fInewpath\fP は存在しているディレクトリであるが、 \fIoldpath\fP はディレクトリでない。
 .TP 
 \fBELOOP\fP
-\fIoldpath\fP ã\81¾ã\81\9fã\81¯ \fInewpath\fP ã\82\92解決ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\81«é\81­é\81\87ã\81\97ã\81\9fã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81\8cå¤\9aé\81\8eã\81\8eã\82\8bã\80\82
+\fIoldpath\fP または \fInewpath\fP を解決する際に遭遇したシンボリックリンクが多過ぎる。
 .TP 
 \fBEMLINK\fP
 \fIoldpath\fP は既に最大数までのリンクを持っているか、それがディレクトリで \fInewpath\fP
@@ -107,7 +107,7 @@ rename \- ファイルの名前や位置を変更する
 十分なカーネルメモリーがない。
 .TP 
 \fBENOSPC\fP
\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92å\90«ã\82\93ã\81§ã\81\84ã\82\8bã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«æ\96°ã\81\97ã\81\84ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\83»ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\82\92 ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81®ç©ºã\81\8dã\81\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
+そのファイルを含んでいるデバイスに新しいディレクトリエントリを 作成するための空きがない。
 .TP 
 \fBENOTDIR\fP
 \fIoldpath\fP か \fInewpath\fP に含まれているディレクトリ部分が 実際にはディレクトリでない。 または \fIoldpath\fP
@@ -117,25 +117,25 @@ rename \- ファイルの名前や位置を変更する
 \fInewpath\fP が空でないディレクトリである。すなわち "." と ".." 以外を含んでいる。
 .TP 
 \fBEPERM\fP または \fBEACCES\fP
-\fIoldpath\fP ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81«ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\83\83ã\82­ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88 (sticky bit)  (\fBS_ISVTX\fP)  ã\81\8c設å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\8aã\82\8aã\80\81
+\fIoldpath\fP のあるディレクトリにスティッキービット (sticky bit)  (\fBS_ISVTX\fP)  が設定されており、
 プロセスの実効ユーザー ID が 削除しようとするファイルのユーザー ID と そのファイルを含むディレクトリのユーザー ID
 のいずれとも一致せず、かつ プロセスに特権がない (Linux では \fBCAP_FOWNER\fP ケーパビリティ (capability) がない)。
 または、 \fInewpath\fP がすでに存在するファイルで、親ディレクトリにスティッキービットが設定されており、 プロセスの実効ユーザー ID が
 置き換えようとするファイルのユーザー ID と そのファイルを含むディレクトリのユーザー ID のいずれとも一致せず、かつ プロセスに特権がない
 (Linux では \fBCAP_FOWNER\fP ケーパビリティがない)。 または \fIoldpath\fP と \fInewpath\fP
\81\8cå­\98å\9c¨ã\81\99ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81\8cã\80\81è¦\81æ±\82ã\81\95ã\82\8cã\81\9f種é¡\9eã\81®å\90\8då\89\8dã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92 ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\80\82
+が存在するファイルシステムが、要求された種類の名前の変更を サポートしていない。
 .TP 
 \fBEROFS\fP
\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8c読ã\81¿è¾¼ã\81¿å°\82ç\94¨ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81«å­\98å\9c¨ã\81\99ã\82\8bã\80\82
+ファイルが読み込み専用のファイルシステムに存在する。
 .TP 
 \fBEXDEV\fP
-\fIoldpath\fP ã\81¨ \fInewpath\fP ã\81\8cå\90\8cã\81\98ã\83\9eã\82¦ã\83³ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81«å­\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82 (Linux ã\81¯ 1
\81¤ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\82\92è¤\87æ\95°ã\81®ã\83\9eã\82¦ã\83³ã\83\88ä½\8dç½®ã\81« ã\83\9eã\82¦ã\83³ã\83\88ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\92許å\8f¯ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82 ã\81\97ã\81\8bã\81\97 \fBrename\fP()
\81¯ã\80\81ã\81\9fã\81¨ã\81\88å\90\8cã\81\98ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81\82ã\81£ã\81¦ã\82\82ã\80\81 å\88¥ã\80\85ã\81®ã\83\9eã\82¦ã\83³ã\83\88ä½\8dç½®ã\82\92è·¨ã\81\84ã\81§ã\81¯å\8b\95ä½\9cã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82)
+\fIoldpath\fP と \fInewpath\fP が同じマウントされたファイルシステムに存在しない。 (Linux は 1
+つのファイルシステムを複数のマウント位置に マウントすることを許可している。 しかし \fBrename\fP()
+は、たとえ同じファイルシステムであっても、 別々のマウント位置を跨いでは動作しない。)
 .SH 準拠
 4.3BSD, C89, C99, POSIX.1\-2001.
 .SH バグ
-NFS ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\93\8dä½\9cã\81\8c失æ\95\97ã\81\97ã\81\9fã\81\8bã\82\89ã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81¦ã\80\81 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®å\90\8då\89\8dã\81\8cå¤\89æ\9b´ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81¨æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\8bã\81\8bã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81¯ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\82µã\83¼ã\83\90ã\81\8c rename
+NFS ファイルシステムでは、操作が失敗したからといって、 ファイルの名前が変更できなかったと決めてかかることはできない。 サーバが rename
 操作を終えてからクラッシュした場合、 サーバが再び立ち上がったときに、 再送信された RPC が処理されるが、これは失敗となる。
 アプリケーションはこの問題を正しく取り扱うことが期待されている。 同様の問題について \fBlink\fP(2)  にも書かれている。
 .SH 関連項目