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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man2 / setfsuid.2
index 136764a..69bce63 100644 (file)
 .\"
 .TH SETFSUID 2 2013\-08\-08 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
-setfsuid \- ファイルシステムのチェックに用いられるユーザ ID を設定する
+setfsuid \- ファイルシステムのチェックに用いられるユーザ ID を設定する
 .SH 書式
 \fB#include <sys/fsuid.h>\fP
 .sp
 \fBint setfsuid(uid_t \fP\fIfsuid\fP\fB);\fP
 .SH 説明
 \fBsetfsuid\fP()  は、 呼び出し元のファイルシステムユーザー ID \(em ファイルシステムへの全てのアクセスのチェックにおいて
-Linux カーネルが使用するユーザ ID \(em の値を変更する。通常はファイルシステムユーザー ID の値は実効 (effective)
-ユーザID と同じになる。実際、 実効ユーザID が変更される度にファイルシステムユーザー ID もまた新しい実効ユーザ ID の値に変更される。
+Linux カーネルが使用するユーザ ID \(em の値を変更する。通常はファイルシステムユーザー ID の値は実効 (effective)
+ユーザーID と同じになる。実際、 実効ユーザーID が変更される度にファイルシステムユーザー ID もまた新しい実効ユーザー ID の値に変更される。
 
 通常、 \fBsetfsuid\fP()  や \fBsetfsgid\fP() を明示的に呼び出すのは、Linux NFS サーバー のように、
-ファイルアクセスに用いるユーザID / グループID を変更しなければならないが、 対応する実(real)/実効(effective) ユーザID /
-グループID は変更したくないような プログラムに限られる。 NFS サーバーのようなプログラムで、通常のユーザID を変更すると、
+ファイルアクセスに用いるユーザーID / グループID を変更しなければならないが、 対応する実(real)/実効(effective) ユーザーID
+/ グループID は変更したくないような プログラムに限られる。 NFS サーバーのようなプログラムで、通常のユーザーID を変更すると、
 プロセスを望まないシグナルにさらす可能性があり、 セキュリティホールになる。(下記参照)
 
-\fBsetfsuid\fP()  ã\81¯ã\80\81ã\82¹ã\83¼ã\83\91ã\83¼ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\91¼ã\81³å\87ºã\81\95ã\82\8cã\81\9få ´å\90\88ã\81\8bã\80\81 \fIfsuid\fP ã\81\8cå\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\85\83ã\81®å®\9fã\83¦ã\83¼ã\82¶IDã\80\81å®\9få\8a¹ã\83¦ã\83¼ã\82ID、
-保存セットユーザID (saved set\-user\-ID)、現在のファイルシステムグループ ID の値のいずれかに一致する場合にのみ成功する。
+\fBsetfsuid\fP()  ã\81¯ã\80\81ã\82¹ã\83¼ã\83\91ã\83¼ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\91¼ã\81³å\87ºã\81\95ã\82\8cã\81\9få ´å\90\88ã\81\8bã\80\81 \fIfsuid\fP ã\81\8cå\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\85\83ã\81®å®\9fã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼IDã\80\81å®\9få\8a¹ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ID、
+保存セットユーザID (saved set\-user\-ID)、現在のファイルシステムグループ ID の値のいずれかに一致する場合にのみ成功する。
 .SH 返り値
 成功時も失敗時も、 この呼び出しは直前の呼び出し元のファイルシステムユーザー ID の値を返す。
 .SH バージョン
@@ -72,7 +72,7 @@ Linux カーネルが使用するユーザ ID \(em の値を変更する。通
 .SH 準拠
 \fBsetfsuid\fP()  は Linux 特有であり、移植を想定したプログラムで使用してはいけない。
 .SH 注意
-glibc が引き数がユーザID として不正だと判断した場合は、 システムコールを行わず \fIerrno\fP に \fBEINVAL\fP を設定して \-1
+glibc が引き数がユーザID として不正だと判断した場合は、 システムコールを行わず \fIerrno\fP に \fBEINVAL\fP を設定して \-1
 が返される。
 .LP
 このシステムコールが導入された当時、 あるプロセスは同じ実効ユーザー ID を持つ別のプロセスにシグナルを送信できた。 これは、
@@ -98,6 +98,6 @@ ID を変更したかどうかを判定するために、 呼び出し元はこ
 .SH 関連項目
 \fBkill\fP(2), \fBsetfsgid\fP(2), \fBcapabilities\fP(7), \fBcredentials\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。