.\" Copyright (c) Bruno Haible <haible@clisp.cons.org>
.\"
+.\" %%%LICENSE_START(GPLv2+_DOC_ONEPARA)
.\" This is free documentation; you can redistribute it and/or
.\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
.\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of
.\" the License, or (at your option) any later version.
+.\" %%%LICENSE_END
.\"
.\" References consulted:
.\" GNU glibc-2 source code and manual
.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
.\"
.\"*******************************************************************
-.TH WPRINTF 3 2011\-09\-17 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 1999 HANATAKA Shinya
+.\" all rights reserved.
+.\" Translated Tue Jan 11 00:55:36 JST 2000
+.\" by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\"
+.TH WPRINTF 3 2014\-03\-19 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
wprintf, fwprintf, swprintf, vwprintf, vfwprintf, vswprintf \- ワイド文字を
フォーマットして出力する
.\" .BR vswprintf ():
_XOPEN_SOURCE\ >=\ 500 || _ISOC99_SOURCE ||
.br
-_ISOC95_SOURCE /* Since glibc 2.12 */ ||
-.br
_POSIX_C_SOURCE\ >=\ 200112L;
.br
or \fIcc\ \-std=c99\fP
\fBs\fP
もし \fBl\fP 修飾子が存在しない場合、 \fIconst\ char\ *\fP 引き数は初期状態より始まるマルチバイト文字列を含んだ char
型の配列へのポインター(文字列へのポインター)とみなされる。 配列の文字は(最初のバイト前に初期状態で変換を開始し、それぞれの文字を
-\fBmbrtowc\fP(3) 関数によって)ワイド文字へと変換される。結果のワイド文字は終端の
-ã\83\8aã\83«ã\83¯ã\82¤ã\83\89æ\96\87å\97ã\81®æ\89\8bå\89\8dã\81¾ã\81§ã\81\8cæ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¾ã\82\8cã\82\8bã\80\82精度(precision)ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9f å ´å\90\88ã\80\81æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ\95°å\97ã\82\92è¶\85ã\81\88ã\82\8bã\83¯ã\82¤ã\83\89æ\96\87å\97ã\81¯æ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¾ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82精度ã\81¯
-書き込まれる \fIバイト\fP 数や \fI画面上の位置\fP ではなく \fIワイド文字\fP の数を指定することに注意すること。
-精度がない場合には配列の終端にナル文字を含む必要がある。 精度を指定する場合には、配列の最後に到着する前に変換されたワイド文字の
+\fBmbrtowc\fP(3) 関数によって)ワイド文字へと変換される。結果のワイド文字は終端の ナルワイド文字 (L\(aq\e0\(aq)
+ã\81®æ\89\8bå\89\8dã\81¾ã\81§ã\81\8cæ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¾ã\82\8cã\82\8bã\80\82精度(precision)ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9f å ´å\90\88ã\80\81æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ\95°å\97ã\82\92è¶\85ã\81\88ã\82\8bã\83¯ã\82¤ã\83\89æ\96\87å\97ã\81¯æ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¾ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82精度ã\81¯ æ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¾ã\82\8cã\82\8b
+\fIバイト\fP 数や \fI画面上の位置\fP ではなく \fIワイド文字\fP の数を指定することに注意すること。 精度がない場合には配列の終端にナルバイト
+(\(aq\e0\(aq) を含む必要がある。 精度を指定する場合には、配列の最後に到着する前に変換されたワイド文字の
数がそれに到達するよう、精度は十分に小さな数でなければならない。 もし \fBl\fP 修飾子が存在する場合、 \fIconst\ wchar_t\ *\fP
引き数はワイド文字の配列へのポインターとみなされる。 配列のワイド文字列は終端のナルワイド文字の手間まで出力される。
もし精度が指定された場合には指定された精度以上の文字は出力されない。 精度を指定しない場合には終端のナルワイド文字を含む必要がある。
.SH 準拠
C99.
.SH 注意
-\fBwprintf\fP() 等の動作は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存している。
+\fBwprintf\fP() ç\89ã\81®å\8b\95ä½\9cã\81¯ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\83ã\82±ã\83¼ã\83«ã\81® \fBLC_CTYPE\fP ã\82«ã\83\86ã\82´ã\83ªã\83¼ã\81«ä¾\9då\98ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82
.PP
-\fIformat\fP 文字列が ASCII 以外のワイド文字を含んでいる場合、 実行時のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリがコンパイル時の
-\fBLC_CTYPE\fP カテゴリと 一致している場合にのみプログラムは正常に動作する。これは \fIwchar_t\fP
+\fIformat\fP æ\96\87å\97å\88\97ã\81\8c ASCII 以å¤\96ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83\89æ\96\87å\97ã\82\92å\90«ã\82\93ã\81§ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\81 å®\9fè¡\8cæ\99\82ã\81®ã\83ã\82±ã\83¼ã\83«ã\81® \fBLC_CTYPE\fP ã\82«ã\83\86ã\82´ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\82³ã\83³ã\83\91ã\82¤ã\83«æ\99\82ã\81®
+\fBLC_CTYPE\fP ã\82«ã\83\86ã\82´ã\83ªã\83¼ã\81¨ ä¸\80è\87´ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\81®ã\81¿ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83 ã\81¯æ£å¸¸ã\81«å\8b\95ä½\9cã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81¯ \fIwchar_t\fP
の表現がロケールやプラットホームに依存していることに原因がある。 (glibc ではワイド文字として Unicode (ISO\-10646)
のコードポイントを 使用している。他のプラットホームではそうではない。同様に ISO C99 の \eunnnn
形式の汎用文字名称はこの問題を解決しない。) このため国際化されたプログラムでは \fIformat\fP 文字列を ASCII ワイド
文字のみにするか、実行時に国際化された方法で構成する必要がある (例えば \fBgettext\fP() と \fBiconv\fP() や
\fBmbstowcs\fP() を組み合わて使用する)。
.SH 関連項目
-\fBfprintf\fP(3), \fBfputwc\fP(3), \fBfwide\fP(3), \fBprintf\fP(3), \fBsnprintf\fP(3)
.\" .BR wscanf (3)
+\fBfprintf\fP(3), \fBfputwc\fP(3), \fBfwide\fP(3), \fBprintf\fP(3), \fBsnprintf\fP(3)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。