OSDN Git Service

長音記号の修正を draft に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man4 / rtc.4
index a435158..3e74948 100644 (file)
@@ -46,7 +46,7 @@ rtc \- リアルタイムクロック
 .sp
 \fBint ioctl(\fP\fIfd\fP\fB, RTC_\fP\fIrequest\fP\fB, \fP\fIparam\fP\fB);\fP
 .SH 説明
-これはリアルタイムクロック (RTC) のドライバのインタフェースである。
\81\93ã\82\8cã\81¯ã\83ªã\82¢ã\83«ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¯ã\83­ã\83\83ã\82¯ (RTC) ã\81®ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83\90ã\81®ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
 
 多くのコンピュータは、現在の「壁時計」時刻 ("wall clock" time) を記録する、 ハードウェアクロックを 1 個以上持っている。
 これらは「リアルタイムクロック」(RTC) と呼ばれる。 これらの時計のうち 1 つは、通常は電池でバックアップして駆動されるので、
@@ -90,8 +90,8 @@ RTC が割り込みを発生できるシステムと、 できないシステム
 からの割り込みを受け取るまで停止 (block) される。 割り込みの後、プロセスは long 型整数を読み出すことができる。
 この整数の最下位バイトは発生した割り込みの種別を コード化したビットマスクであり、 残りの 3 バイトは最後の \fBread\fP(2)
 以降に発生した割り込みの回数である。
-.SS "ioctl(2) インタフェース"
-以下の \fBioctl\fP(2)  リクエストが RTC デバイスの接続された ファイルディスクリプタに対して定義されている:
+.SS "ioctl(2) ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹"
+以ä¸\8bã\81® \fBioctl\fP(2)  ã\83ªã\82¯ã\82¨ã\82¹ã\83\88ã\81\8c RTC ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81®æ\8e¥ç¶\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9f ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦å®\9a義ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8b:
 .TP 
 \fBRTC_RD_TIME\fP
 RTC の時刻を以下の構造体で返す:
@@ -113,7 +113,7 @@ struct rtc_time {
 .in
 .IP
 この構造体のフィールドは \fBgmtime\fP(3)  で説明されている \fItm\fP 構造体のフィールドと同じ意味で同じ範囲である。
-この構造体へのポインタを \fBioctl\fP(2)  の第 3 引き数として渡す。
\81\93ã\81®æ§\8bé\80 ä½\93ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92 \fBioctl\fP(2)  ã\81®ç¬¬ 3 å¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81¨ã\81\97ã\81¦æ¸¡ã\81\99ã\80\82
 .TP 
 \fBRTC_SET_TIME\fP
 \fBioctl\fP(2)  の第 3 引き数が指す \fIrtc_time\fP 構造体の値を RTC 時刻に設定する。 RTC
@@ -122,7 +122,7 @@ struct rtc_time {
 \fBRTC_ALM_READ\fP, \fBRTC_ALM_SET\fP
 アラームがサポートされている RTC に対して、 アラーム時刻の読み込みと設定を行う。 アラーム割り込みは、 \fBRTC_AIE_ON\fP,
 \fBRTC_AIE_OFF\fP を使って、これとは別に有効または無効にしなければならない。 \fBioctl\fP(2) の第 3 引き数は、
-\fIrtc_time\fP 構造体へのポインタでなければならない。 この構造体の \fItm_sec\fP, \fItm_min\fP, \fItm_hour\fP
+\fIrtc_time\fP æ§\8bé\80 ä½\93ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\81\93ã\81®æ§\8bé\80 ä½\93ã\81® \fItm_sec\fP, \fItm_min\fP, \fItm_hour\fP
 フィールドのみが使用される。
 .TP 
 \fBRTC_IRQP_READ\fP, \fBRTC_IRQP_SET\fP
@@ -146,15 +146,15 @@ struct rtc_time {
 \fI/proc/sys/dev/rtc/max\-user\-freq\fP に周期が上記の値に指定されている場合に、 周期的な割り込みを有効にできる。
 .TP 
 \fBRTC_EPOCH_READ\fP, \fBRTC_EPOCH_SET\fP
-å¤\9aã\81\8fã\81® RTC ã\81¯å¹´ã\82\92 8 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81®ã\83¬ã\82¸ã\82¹ã\82¿ã\81«ã\82³ã\83¼ã\83\89å\8c\96ã\81\99ã\82\8bã\80\82 å¹´ã\81¯ 8 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81®ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªæ\95°ã\81¾ã\81\9fã\81¯ BCD æ\95°ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\81©ã\81¡ã\82\89ã\81®å ´å\90\88ã\81§ã\82\82ã\80\81ã\81\9dã\81®æ\95°å\80¤ã\81¯
-RTC の紀元から相対値に変換される。 多くのシステムでは RTC の紀元は 1900 に初期化されるが、 Alpha と MIPS では、RTC
-レジスタの年の値に応じて、 1952, 1980, 2000 の何れかに初期化される。 これらの操作でそれぞれ RTC の紀元の読み込みと設定が可能な
-RTC もある。 \fBioctl\fP(2) の第 3 引き数は、それぞれ \fIunsigned long\ *\fP と \fIunsigned long\fP
-である。 返される値 (または指定される値) は紀元である。 RTC の紀元を設定する場合、プロセスは特権 (つまり \fBCAP_SYS_TIME\fP
-ケーパビリティ) を持たなければならない。
+å¤\9aã\81\8fã\81® RTC ã\81¯å¹´ã\82\92 8 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81®ã\83¬ã\82¸ã\82¹ã\82¿ã\83¼ã\81«ã\82³ã\83¼ã\83\89å\8c\96ã\81\99ã\82\8bã\80\82 å¹´ã\81¯ 8 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81®ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªæ\95°ã\81¾ã\81\9fã\81¯ BCD æ\95°ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
+どちらの場合でも、その数値は RTC の紀元から相対値に変換される。 多くのシステムでは RTC の紀元は 1900 に初期化されるが、 Alpha と
+MIPS では、RTC レジスターの年の値に応じて、 1952, 1980, 2000 の何れかに初期化される。 これらの操作でそれぞれ RTC
+の紀元の読み込みと設定が可能な RTC もある。 \fBioctl\fP(2) の第 3 引き数は、それぞれ \fIunsigned long\ *\fP と
+\fIunsigned long\fP である。 返される値 (または指定される値) は紀元である。 RTC の紀元を設定する場合、プロセスは特権 (つまり
+\fBCAP_SYS_TIME\fP ケーパビリティ) を持たなければならない。
 .TP 
 \fBRTC_WKALM_RD\fP, \fBRTC_WKALM_SET\fP
-RTC の中にはより強力なアラームインタフェースをサポートするものもあり、 これらの ioctl を使うことで、以下のような構造体で RTC
+RTC ã\81®ä¸­ã\81«ã\81¯ã\82\88ã\82\8aå¼·å\8a\9bã\81ªã\82¢ã\83©ã\83¼ã\83 ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\99ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\82\82ã\81\82ã\82\8aã\80\81 ã\81\93ã\82\8cã\82\89ã\81® ioctl ã\82\92使ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\80\81以ä¸\8bã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81ªæ§\8bé\80 ä½\93ã\81§ RTC
 のアラーム時刻を (それぞれ) 読み書きできる:
 .PP
 .RS
@@ -173,7 +173,7 @@ struct rtc_wkalrm {
 \fBRTC_AIE_ON\fP と \fBRTC_AIE_OFF\fP は使用されない。 \fIpending\fP フラグは \fBRTC_WKALM_RD\fP
 で使用され、処理待ちの割り込みを表示する (EFI ファームウェアで管理される RTC と通信するとき以外、 Linux ではほとんど役に立たない)。
 \fItime\fP フィールドは \fBRTC_ALM_READ\fP や \fBRTC_ALM_SET\fP の場合と同じように使用されるが、 \fItm_mday\fP,
-\fItm_mon\fP, \fItm_year\fP フィールドも有効であるという点が異なる。 この構造体へのポインタを \fBioctl\fP(2)  の第 3
+\fItm_mon\fP, \fItm_year\fP ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\82æ\9c\89å\8a¹ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨ã\81\84ã\81\86ç\82¹ã\81\8cç\95°ã\81ªã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®æ§\8bé\80 ä½\93ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92 \fBioctl\fP(2)  ã\81®ç¬¬ 3
 引き数として渡さなければならない。
 .SH ファイル
 \fI/dev/rtc\fP, \fI/dev/rtc0\fP, \fI/dev/rtc1\fP など: RTC 特殊キャラクターデバイスファイル
@@ -186,14 +186,14 @@ struct rtc_wkalrm {
 
 RTC の紀元は、システムクロックでのみ使用される POSIX の紀元とは何の関係もない。
 
-RTC の紀元と年のレジスタに基づく年が 1970 未満である場合、 100 年後、つまり 2000 から 2069 であると仮定される。
+RTC ã\81®ç´\80å\85\83ã\81¨å¹´ã\81®ã\83¬ã\82¸ã\82¹ã\82¿ã\83¼ã\81«å\9fºã\81¥ã\81\8få¹´ã\81\8c 1970 æ\9cªæº\80ã\81§ã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\81 100 å¹´å¾\8cã\80\81ã\81¤ã\81¾ã\82\8a 2000 ã\81\8bã\82\89 2069 ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨ä»®å®\9aã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
 
 RTC の中にはアラームフィールドに 「ワイルドカード」の値をサポートするものもあり、 毎時 15
 分や各月の初日など、定期的なアラームを行うシナリオをサポートする。 このような使い方は移植性がない。
-移植性の高いユーザ空間コードでは、単独のアラーム割り込みだけを想定し、 割り込みの受信後にアラームを無効または再初期化すべきである。
+移植性の高いユーザ空間コードでは、単独のアラーム割り込みだけを想定し、 割り込みの受信後にアラームを無効または再初期化すべきである。
 
 以下の機能をサポートする RTC もある。 1 秒の分数ではなく、1 秒の倍数を周期とする周期的な割り込み。 複数のアラーム。
-プログラム可能な出力クロックシグナル。 不揮発性 (nonvolatile) メモリ。 この API で現在提供していない、その他のハードウェア機能。
\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 å\8f¯è\83½ã\81ªå\87ºå\8a\9bã\82¯ã\83­ã\83\83ã\82¯ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\80\82 ä¸\8dæ\8f®ç\99ºæ\80§ (nonvolatile) ã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\80\82 ã\81\93ã\81® API ã\81§ç\8f¾å\9c¨æ\8f\90ä¾\9bã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\80\81ã\81\9dã\81®ä»\96ã\81®ã\83\8fã\83¼ã\83\89ã\82¦ã\82§ã\82¢æ©\9fè\83½ã\80\82
 .SH 関連項目
 \fBdate\fP(1), \fBadjtimex\fP(2), \fBgettimeofday\fP(2), \fBsettimeofday\fP(2),
 \fBstime\fP(2), \fBtime\fP(2), \fBgmtime\fP(3), \fBtime\fP(7), \fBhwclock\fP(8)