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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man7 / udp.7
index 8a521ea..92085da 100644 (file)
@@ -47,12 +47,12 @@ UDP ソケットが生成されるとき、 ローカルアドレスやリモー
 \fI/proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range\fP で定義されている範囲の外で空いているローカルなポートを割り当て、
 ソケットを \fBINADDR_ANY\fP にバインドする。
 
-受信動作はパケットを一つだけ返す。渡したバッファよりもパケットが 小さければ、そのパケットの大きさのデータだけが返される。
-逆にバッファよりも大きい場合はパケットは丸められ、 \fBMSG_TRUNC\fP フラグがセットされる。 \fBMSG_WAITALL\fP
\8f\97ä¿¡å\8b\95ä½\9cã\81¯ã\83\91ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\82\92ä¸\80ã\81¤ã\81 ã\81\91è¿\94ã\81\99ã\80\82渡ã\81\97ã\81\9fã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\82\88ã\82\8aã\82\82ã\83\91ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\81\8c å°\8fã\81\95ã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83\91ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\81®å¤§ã\81\8dã\81\95ã\81®ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81 ã\81\91ã\81\8cè¿\94ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
\80\86ã\81«ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\82\88ã\82\8aã\82\82大ã\81\8dã\81\84å ´å\90\88ã\81¯ã\83\91ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\81¯ä¸¸ã\82\81ã\82\89ã\82\8cã\80\81 \fBMSG_TRUNC\fP ã\83\95ã\83©ã\82°ã\81\8cã\82»ã\83\83ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 \fBMSG_WAITALL\fP
 はサポートしていない。
 
 IP オプションは、 \fBip\fP(7)  に記述されているソケットオプションを用いて読み書きできる。 これらは適切な \fI/proc\fP
-パラメータが有効な場合に限ってカーネルによって処理される (しかし無効になっている場合でもユーザーには渡される)。 \fBip\fP(7)  を参照のこと。
\83\91ã\83©ã\83¡ã\83¼ã\82¿ã\83¼ã\81\8cæ\9c\89å\8a¹ã\81ªå ´å\90\88ã\81«é\99\90ã\81£ã\81¦ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\87¦ç\90\86ã\81\95ã\82\8cã\82\8b (ã\81\97ã\81\8bã\81\97ç\84¡å\8a¹ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81§ã\82\82ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81«ã\81¯æ¸¡ã\81\95ã\82\8cã\82\8b\80\82 \fBip\fP(7)  ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81®ã\81\93ã\81¨ã\80\82
 
 \fBMSG_DONTROUTE\fP フラグが送信時にセットされている場合には、 行き先アドレスはローカルなインターフェースアドレスから
 参照できなければならない。パケットはそのインターフェースにしか送られない。
@@ -62,7 +62,7 @@ IP オプションは、 \fBip\fP(7)  に記述されているソケットオプ
 \fBEMSGSIZE\fP を返す。 \fBEMSGSIZE\fP を返された場合、アプリケーションはパケットサイズを小さくすべきである。 ソケットオプション
 \fBIP_MTU_DISCOVER\fP または \fI/proc/sys/net/ipv4/ip_no_pmtu_disc\fP ファイルを使って Path
 MTU Discovery を無効にすることもできる (詳細は \fBip\fP(7)  を参照)。 Path MTU Discovery
-を無効にした場合は、パケットサイズが インタフェースの MTU よりも大きいと UDP はそのパケットを フラグメント化して送出する。
\82\92ç\84¡å\8a¹ã\81«ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\83\91ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\82µã\82¤ã\82ºã\81\8c ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81® MTU ã\82\88ã\82\8aã\82\82大ã\81\8dã\81\84ã\81¨ UDP ã\81¯ã\81\9dã\81®ã\83\91ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\82\92 ã\83\95ã\83©ã\82°ã\83¡ã\83³ã\83\88å\8c\96ã\81\97ã\81¦é\80\81å\87ºã\81\99ã\82\8bã\80\82
 しかしながら、性能と信頼性の理由から Path MTU Discovery を 無効にするのは推奨できない。
 .SS アドレスのフォーマット
 UDP は IPv4 の \fIsockaddr_in\fP アドレスフォーマットを用いる。これは \fBip\fP(7)  に記述されている。
@@ -79,16 +79,16 @@ Linux 2.0 と 2.2 では、古いコードとの互換性のために、 \fBSO_B
 
 \fBIP_RECVERR\fP オプションが有効になっていると、 すべてのエラーはソケットのエラーキューに保存される。 これは
 \fBMSG_ERRQUEUE\fP フラグをセットして \fBrecvmsg\fP(2)  を呼べば受信できる。
-.SS "/proc インタフェース"
-システム全体の UDP パラメータ設定には、 \fI/proc/sys/net/ipv4/\fP ディレクトリ内のファイルの読み書きでアクセスできる。
+.SS "/proc ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹"
+システム全体の UDP パラメータ設定には、 \fI/proc/sys/net/ipv4/\fP ディレクトリ内のファイルの読み書きでアクセスできる。
 .TP 
 \fIudp_mem\fP (Linux 2.6.25 以降)
 これは 3 つの整数からなるベクトル値で、 UDP の全ソケットのキューで利用可能なページ数を制御する。
 .RS
 .TP  10
 \fImin\fP
-このページ数より少なければ、UDP はそのメモリ使用に関して 干渉されない。 UDP に割り当てられたメモリ総量がこの値を超過すると、 UDP
-はメモリ使用量を調整し始める。
+このページ数より少なければ、UDP はそのメモリー使用に関して 干渉されない。 UDP に割り当てられたメモリー総量がこの値を超過すると、 UDP
+はメモリ使用量を調整し始める。
 .TP 
 \fIpressure\fP
 この値は \fItcp_mem\fP の形式 (\fBtcp\fP(7)  参照) と合わせるために導入された
@@ -97,19 +97,19 @@ Linux 2.0 と 2.2 では、古いコードとの互換性のために、 \fBSO_B
 UDP の全ソケットのキューで利用可能なページ数。
 .RE
 .IP
-これらの 3 つの値のデフォルト値は、 ブート時に利用可能なメモリ総量から計算される。
+これらの 3 つの値のデフォルト値は、 ブート時に利用可能なメモリ総量から計算される。
 .TP 
 \fIudp_rmem_min\fP (integer; デフォルト値: PAGE_SIZE; Linux 2.6.25 以降)
-メモリ使用量の調整中に、UDP ソケットが使用できる受信バッファの最小値 (バイト単位)。 UDP の全ソケットのページ使用量の合計が
+メモリー使用量の調整中に、UDP ソケットが使用できる受信バッファーの最小値 (バイト単位)。 UDP の全ソケットのページ使用量の合計が
 \fIudp_mem\fP pressure を超過している場合であっても、 各 UDP ソケットはデータの受信にこのサイズ分だけは使用することができる。
 .TP 
 \fIudp_wmem_min\fP (integer; デフォルト値: PAGE_SIZE; Linux 2.6.25 以降)
-メモリ使用量の調整中に、UDP ソケットが使用できる送信バッファの最小値 (バイト単位)。 UDP の全ソケットのページ使用量の合計が
+メモリー使用量の調整中に、UDP ソケットが使用できる送信バッファーの最小値 (バイト単位)。 UDP の全ソケットのページ使用量の合計が
 \fIudp_mem\fP pressure を超過している場合であっても、 各 UDP ソケットはデータの送信にこのサイズ分だけは使用することができる。
 .SS ソケットオプション
 UDP ソケットオプションを設定または取得するには、 取得には \fBgetsockopt\fP(2)  を、設定には \fBsetsockopt\fP(2)
 をオプションレベル引数に \fBIPPROTO_UDP\fP を指定して呼び出す。 注釈がない限り、 \fIoptval\fP は \fIint\fP
-へのポインタである。
\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
 .TP 
 \fBUDP_CORK\fP (Linux 2.5.44 以降)
 .\" FIXME document UDP_ENCAP (new in kernel 2.5.67)
@@ -133,7 +133,7 @@ UDP ソケットオプションを設定または取得するには、 取得に
 \fBFIONREAD\fP (\fBSIOCINQ\fP)
 .\" See http://www.securiteam.com/unixfocus/5KP0I15IKO.html
 .\" "GNUnet DoS (UDP Socket Unreachable)", 14 May 2006
\95´æ\95°ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\82\92å¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81«å\8f\96ã\82\8aã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿に、次の処理待ちのデータグラムの
\95´æ\95°ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92å¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81«å\8f\96ã\82\8aã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼に、次の処理待ちのデータグラムの
 サイズをバイト単位で返す。処理待ちのデータグラムがない場合は 0 を返す。
 \fB警告\fP: \fBFIONREAD\fP を使った場合、処理待ちのデータグラムがない場合と、
 次の処理待ちデータグラムが 0 バイトのデータの場合を区別することができない。
@@ -162,6 +162,6 @@ RFC\ 1122 : ホストの必要条件
 .br
 RFC\ 1191 : path MTU discovery の記述
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。