OSDN Git Service

coreutils (8.20): Update drafts of version 8.20
[linuxjm/jm.git] / manual / GNU_coreutils / release / man1 / md5sum.1
index a125fd5..4d86dd3 100644 (file)
@@ -1,71 +1,79 @@
-.\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.35.
-.\"*******************************************************************
-.\"
-.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
-.\"
-.\"*******************************************************************
-.TH MD5SUM 1 "April 2010" "GNU coreutils 8.5" ユーザーコマンド
+.\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.43.3.
+.TH MD5SUM "1" "2012年10月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
 .SH 名前
 md5sum \- MD5 メッセージダイジェストの計算と照合を行う
 .SH 書式
-\fBmd5sum\fP [\fIOPTION\fP]... [\fIFILE\fP]...
+.B md5sum
+[\fIOPTION\fR]... [\fIFILE\fR]...
 .SH 説明
 .\" Add any additional description here
 .PP
-MD5 (128 ビット) チェックサムの表示または照合を行う。
-FILE が指定されていないか、FILE に \- が指定された場合、
-標準入力からデータを読み込む。
-.TP 
-\fB\-b\fP, \fB\-\-binary\fP
-バイナリモードで読み込みを行う。
-.TP 
-\fB\-c\fP, \fB\-\-check\fP
-ファイルから MD5 チェックサムを読み込み、照合を行う。
-.TP 
-\fB\-t\fP, \fB\-\-text\fP
-テキストモードで読み込む。(デフォルト)
-.SS チェックサムの照合を行う場合には以下の3つのオプションも便利である。
-.TP 
-\fB\-\-quiet\fP
-照合が成功した際のファイル毎の OK の出力を行わない。
-.TP 
-\fB\-\-status\fP
-出力を何も行わない。成功したかをステータスコードで示す。
-.TP 
-\fB\-w\fP, \fB\-\-warn\fP
-フォーマットが正しくないチェックサム行について警告を出す。
-.TP 
-\fB\-\-help\fP
+MD5 (128\-bit) チェックサムを表示または照合します。
+FILE の指定が無いか、 \- が指定された場合、標準入力から読み込みます。
+.TP
+\fB\-b\fR, \fB\-\-binary\fR
+バイナリモードで読み込む
+.TP
+\fB\-c\fR, \fB\-\-check\fR
+FILE から MD5 チェックサムを読み込み、照合する
+.TP
+\fB\-\-tag\fR
+BSD 形式のチェックサムを作成する
+.TP
+\fB\-t\fR, \fB\-\-text\fR
+テキストモードで読み込む (デフォルト)
+.SS "次の3つのオプションはチェックサムを照合する場合にのみ有効です:"
+.TP
+\fB\-\-quiet\fR
+ファイルのチェックサムの照合が成功したときに OK を表示しない
+.TP
+\fB\-\-status\fR
+何も出力しない。終了コードで結果を判別する
+.TP
+\fB\-w\fR, \fB\-\-warn\fR
+チェックサム行の書式が不正な場合に警告を行う
+.HP
+\fB\-\-strict\fR         \fB\-\-check\fR と併せて使用し、無効な入力がある場合に 0 以外で終了する
+.TP
+\fB\-\-help\fR
 この使い方を表示して終了する
-.TP 
-\fB\-\-version\fP
+.TP
+\fB\-\-version\fR
 バージョン情報を表示して終了する
 .PP
-チェックサムは RFC 1321 に記載されている通りに計算される。
-照合の際には、入力内容はこのプログラムが出力した形式でなければならない。
-デフォルトの動作では、各行は、チェックサム、種別を表す文字 (バイナリの場合 `*'、
-テキストの場合 ` ')、ファイル名で構成される。
+チェックサムは RFC 1321 に記載されている通りに計算されます。照合の際に、
+入力はこのプログラムによって出力された形式でなければなりません。
+デフォルトの動作では、各行は、チェックサム、入力モードを示す文字 (バイナリの場合は '*'、
+テキストの場合はスペース)、ファイル名で構成されます。
+.SH BUGS
+MD5 アルゴリズムはもはやセキュリティ関連の目的で使用すべきではありません。
+代わりに、SHA\-2 アルゴリズムを使用するのが望ましい。
+SHA\-2 アルゴリズムは sha224sum(1), sha256sum(1), sha384sum(1), sha512sum(1)
+プログラムで実装されています。
 .SH 作者
-Ulrich Drepper, Scott Miller, David Madore が作成した
-.SH バグ報告
-bugs のバグは bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
+作者 Ulrich Drepper、 Scott Miller、および David Madore
+.SH バグ報告
+md5sum のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
 .br
-GNU coreutils のホームページは <http://www.gnu.org/software/coreutils/> です。
+GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
 .br
-GNU ソフトウェアを使用するための一般的なヘルプ <http://www.gnu.org/gethelp/> にある。
-.br
-md5sum の翻訳のバグは <http://translationproject.org/team/> に報告してください。
+GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
+md5sum の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
+完全な文書を参照する場合は info coreutils 'md5sum invocation' を実行してください。
 .SH 著作権
-Copyright \(co 2010 Free Software Foundation, Inc.  License GPLv3+: GNU GPL
-version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
+Copyright \(co 2012 Free Software Foundation, Inc.
+ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
 .br
-This is free software: you are free to change and redistribute it.  There is
-NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
+This is free software: you are free to change and redistribute it.
+There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
 .SH 関連項目
-\fBmd5sum\fP の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして用意されている。
-\fBinfo\fP と \fBmd5sum\fP のプログラムがお使いの環境に適切にインストールされているならば、
-コマンド
+.B md5sum
+の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
+.B info
+および
+.B md5sum
+のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
 .IP
-\fBinfo coreutils \(aqmd5sum invocation\(aq\fP
+.B info md5sum
 .PP
-を実行すると、完全なマニュアルを読むことができるはずである
+を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ