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[linuxjm/jm.git] / manual / GNU_groff / release / man1 / refer.1
index 2a7ac9a..5511826 100644 (file)
@@ -14,9 +14,9 @@
 .\" so use \(ts instead of ".
 .tr \(ts"
 .TH REFER 1 "19 February 1993" "Groff Version 1.08"
-.SH Ì¾¾Î
-refer \- GROFF ¤Î¤¿¤á¤Î»²¹Íʸ¸¥¥×¥ê¥×¥í¥»¥Ã¥µ
-.SH ½ñ¼°
+.SH 名称
+refer \- GROFF ã\81®ã\81\9fã\82\81ã\81®å\8f\82è\80\83æ\96\87ç\8c®ã\83\97ã\83ªã\83\97ã\83­ã\82»ã\83\83ã\82µ
+.SH 書式
 .nr a \n(.j
 .ad l
 .nr i \n(.i
@@ -41,52 +41,52 @@ refer \- GROFF 
 .RI [\  filename \|.\|.\|.\ ]
 .br
 .ad \na
-.SH ²òÀâ
-Ëܥޥ˥奢¥ë¤Ç¤Ï¡¢groff ¥É¥­¥å¥á¥ó¥È¥Õ¥©¡¼¥Þ¥Ã¥È¥·¥¹¥Æ¥à¤Î°ìÉô¤Ç¤¢¤ë 
-GNU ¥Ð¡¼¥¸¥ç¥ó¤Î
+.SH 解説
+本マニュアルでは、groff ドキュメントフォーマットシステムの一部である 
+GNU バージョンの
 .B refer
-¤Ë¤Ä¤¤¤Æµ­½Ò¤·¤Þ¤¹¡£
+について記述します。
 .B refer
-¤Ï¡¢ÆþÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤Î
+は、入力ファイルの
 .B .[
-¹Ô¤È
+行と
 .B .]
-¹Ô¤Î´Ö¤ò°úÍѤȲò¼á¤·¤Æ½èÍý¤ò¹Ô¤¤¡¢
+行の間を引用と解釈して処理を行い、
 .B .R1
-¹Ô¤È
+行と
 .B .R2
-¹Ô¤Î´Ö¤ò¡¢
-°úÍѤ¬¤É¤Î¤è¤¦¤Ë½èÍý¤µ¤ì¤ë¤Ù¤­¤«¤òµ­½Ò¤·¤¿¥³¥Þ¥ó¥É¤Ç¤¢¤ë¤È²ò¼á¤·¤Æ½èÍý¤ò
-¹Ô¤¤¤Þ¤¹¡£»Ä¤ê¤ÎÉôʬ¤Ï¡¢¤½¤Î¤Þ¤Þɸ½à½ÐÎϤؽÐÎϤ·¤Þ¤¹¡£
+行の間を、
+引用がどのように処理されるべきかを記述したコマンドであると解釈して処理を
+行います。残りの部分は、そのまま標準出力へ出力します。
 .LP
-³Æ°úÍѤϡ¢»²¾Èʸ¸¥¤ò»Ø¤·¤Þ¤¹¡£°úÍѤϡ¢ÂоݤȤ¹¤ë»²¹Íʸ¸¥¤òÆÃÄê¤Ç¤­¤ë¤è¤¦¤Ê¥­¡¼¥ï¡¼¥É
-¤Î½¸¹ç¤òµ­½Ò¤¹¤ë¤³¤È¤Ç¡¢Ê¸¸¥ÌÜÏ¿¤ÎÃæ¤Î»²¹Íʸ¸¥¤ò»ØÄê¤Ç¤­¤Þ¤¹¡£¤Þ¤¿¡¢
-°úÍѤΤʤ«¤Ë¥Ç¡¼¥¿¥Ù¡¼¥¹¤Î¥ì¥³¡¼¥É¤ò»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¤â¤Ç¤­¤Þ¤¹¡£¥­¡¼¥ï¡¼¥É¤È
-¥ì¥³¡¼¥É¤ÎξÊý¤ò»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¤â¤Ç¤­¤Þ¤¹¡£
+各引用は、参照文献を指します。引用は、対象とする参考文献を特定できるようなキーワード
+の集合を記述することで、文献目録の中の参考文献を指定できます。また、
+引用のなかにデータベースのレコードを指定することもできます。キーワードと
+レコードの両方を指定することもできます。
 .LP
-³Æ°úÍѤËÂФ·¤Æ¡¢
+各引用に対して、
 .B refer
-¤Ï¥Þ¡¼¥¯¤ò½ÐÎϤ·¤Þ¤¹¡£¥Þ¡¼¥¯¤Ï¡¢¤¤¤í¤¤¤í¤ÊÊýË¡¤Ë¤è¤Ã
-¤Æ¡¢ËÜʸ¤ä¾¤Î¥Þ¡¼¥¯¤ÈʬΥ¤µ¤ì¤Þ¤¹¡£¥Þ¥¯¥í¥Ñ¥Ã¥±¡¼¥¸¤¬»²¾Èʸ¸¥¥ê¥¹¥È¤ò½Ð
-ÎϤ¹¤ë¤¿¤á¤Î
+はマークを出力します。マークは、いろいろな方法によっ
+て、本文や他のマークと分離されます。マクロパッケージが参照文献リストを出
+力するための
 .B groff
-¥³¥Þ¥ó¥É¤â¡¢³Æ°úÍѤ´¤È¤Ë½ÐÎϤµ¤ì¤Þ¤¹¡£¤³¤Î¤¿¤á¡¢
+コマンドも、各引用ごとに出力されます。このため、
 .B refer
-¤Î½ÐÎϤÏŬÅö¤Ê¥Þ¥¯¥í¥Ñ¥Ã¥±¡¼¥¸¤Ë¤è¤Ã¤Æ¸å½èÍý¤µ¤ì¤ëɬÍפ¬¤¢¤ê¤Þ¤¹¡£
+の出力は適当なマクロパッケージによって後処理される必要があります。
 .B \-ms
-¤È
+と
 .B \-me
-¤Ï¡¢¤É¤Á¤é¤âŬÅö¤Ê¥Þ¥¯¥í¥»¥Ã¥È¤Ç¤¹¡£»²¾È¥ê¥¹¥È¤Î¤¿¤á¤Î¥³¥Þ¥ó
-¥É¤Ï¡¢¤½¤ì¤¾¤ì¤Î°úÍѤ´¤È¤Îľ¸å¤«¡¢¤â¤¦¾¯¤·¸å¤Î¾ì½ê¤Ë¤Þ¤È¤á¤Æ½ÐÎϤµ¤ì¤Þ¤¹¡£
-¤Þ¤È¤á¤Æ½ÐÎϤµ¤ì¤ë¾ì¹ç¤Ï¡¢¿ô²ó°úÍѤµ¤ì¤¿»²¾Èʸ¸¥¤ËÂФ·¤Æ¤â¡¢¤¿¤À 1 ¤Ä¤Î»²¾È
-ʸ¸¥¥ê¥¹¥È¥³¥Þ¥ó¥É¤¬½ÐÎϤµ¤ì¤Þ¤¹¡£
+は、どちらも適当なマクロセットです。参照リストのためのコマン
+ドは、それぞれの引用ごとの直後か、もう少し後の場所にまとめて出力されます。
+まとめて出力される場合は、数回引用された参照文献に対しても、ただ 1 つの参照
+文献リストコマンドが出力されます。
 .LP
 .B .R1
-¹Ô¤È
+行と
 .B .R2
-¹Ô¤Î´Ö¤ò²ò¼á¤¹¤ë¤Î¤Ï GNU refer ¤Î¿·µ¡Ç½¤Ç¤¹¡£¤³¤Îµ¡Ç½¤òÍÑ
-¤¤¤¿¥É¥­¥å¥á¥ó¥È¤Ï¡¢°Ê²¼¤Î¿ô¹Ô¤òʸ¾Ï¤ÎÀèƬ¤ËÁÞÆþ¤¹¤ë¤³¤È¤Ë¤è¤ê¡¢UNIX ¤Î refer
-¤Ë¤è¤Ã¤Æ½èÍý¤¹¤ë¤³¤È¤¬²Äǽ¤Ë¤Ê¤ê¤Þ¤¹¡£
+行の間を解釈するのは GNU refer の新機能です。この機能を用
+いたドキュメントは、以下の数行を文章の先頭に挿入することにより、UNIX の refer
+によって処理することが可能になります。
 .RS
 .LP
 .nf
@@ -97,37 +97,37 @@ GNU 
 .ft
 .fi
 .RE
-¤³¤ì¤Ï¡¢
+これは、
 .B troff
-¤Ë
+に
 .B .R1
-¤«¤é
+から
 .B .R2
-¤Þ¤Ç¤ò̵»ë¤¹¤ë¤è¤¦¤Ë»Ø¼¨¤·¤Æ¤¤¤Þ¤¹¡£
-.B refer ¤Ç¤Ï
+までを無視するように指示しています。
+.B refer では
 .B .R1
-¤«¤é
+から
 .B .R2
-¤Î´Ö¤Ëµ­½Ò¤Ç¤­¤ë¥³¥Þ¥ó¥É¤Î°ìÉô¤ÈƱÅù¤Î¸ú²Ì¤ò¥³¥Þ¥ó¥É¥é¥¤¥ó
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤Ë¤è¤Ã¤Æ»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤Þ¤¹¡£¤·¤«¤·¡¢¤³¤ì¤é¤Ï¡¢¼ç¤Ë½¾Íè¤Î
-refer ¤È¤Î¸ß´¹À­¤Î¤¿¤áÍÑ°Õ¤µ¤ì¤¿¤â¤Î¤Ç¤¢¤ê¡¢Ä̾ï¤Ï¥³¥Þ¥ó¥É
-¤ò»È¤¦¤Û¤¦¤¬ÊØÍø¤Ç¤¹¡£
+の間に記述できるコマンドの一部と同等の効果をコマンドライン
+オプションによって指定することができます。しかし、これらは、主に従来の
+refer との互換性のため用意されたものであり、通常はコマンド
+を使うほうが便利です。
 .LP
 .B refer
-¤Ï¡¢
+は、
 .B refer
-¤Î½ÐÎϤòÆɤ߹þ¤ó¤Ç½èÍý¤ò¹Ô¤¦¥³¥Þ¥ó¥É¤¬Àµ¤·¤¤ÆþÎÏ¥Õ¥¡¥¤
-¥ë̾¤È¹ÔÈÖ¹æ¤òÃΤ뤳¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¤è¤¦¤Ë
+ã\81®å\87ºå\8a\9bã\82\92読ã\81¿è¾¼ã\82\93ã\81§å\87¦ç\90\86ã\82\92è¡\8cã\81\86ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81\8cæ­£ã\81\97ã\81\84å\85¥å\8a\9bã\83\95ã\82¡ã\82¤
+ル名と行番号を知ることができるように
 .B .lf
-¥³¥Þ¥ó¥É¤ò½ÐÎϤ·¤Þ¤¹¡£
+コマンドを出力します。
 .B refer 
-¤Ï¤Þ¤¿¡¢
+はまた、
 .BR soelim (1)
-¤Ç½èÍý¤µ¤ì¤¿¤è¤¦¤ÊÆþÎϤǤ¢¤Ã¤Æ¤â¡¢Àµ¤·¤¯¥Õ¥¡¥¤¥ë̾¤ä¹Ô
-Èֹ椬À¸À®¤Ç¤­¤ë¤è¤¦¤Ë
+で処理されたような入力であっても、正しくファイル名や行
+番号が生成できるように
 .B .lf
-¥³¥Þ¥ó¥É¤ò²ò¼á¤â¤·¤Þ¤¹¡£
-.SH ´ØÏ¢¹àÌÜ
+コマンドを解釈もします。
+.SH 関連項目
 .BR indxbib (1),
 .BR lookbib (1),
 .BR lkbib (1)