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GNU_gzip: Release gzip 1.12 translations
[linuxjm/jm.git] / manual / GNU_gzip / release / man1 / zmore.1
index 26f10e4..6d44331 100644 (file)
 .\"
 .\"*******************************************************************
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1993-2012
-.\" NetBSD jman proj., Yuichi SATO and Akihiro MOTOKI
+.\" Japanese Version Copyright (c) 1993-2012, 2022
+.\" NetBSD jman proj., Yuichi SATO and Akihiro Motoki
 .\"         all rights reserved.
 .\" Translated 1993-10-15, NetBSD jman proj. <jman@spa.is.uec.ac.jp>
 .\" Updated 2000-06-10, Yuichi SATO <sato@complex.eng.hokudai.ac.jp>
-.\" Updated 2012-04-20, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>, gzip 1.4
+.\" Updated 2012-04-20, Akihiro Motoki <amotoki@gmail.com>, gzip 1.4
+.\" Updated 2022-05-13, Akihiro Motoki <amotoki@gmail.com>, gzip 1.12
 .\"
 .TH ZMORE 1   
 .SH 名前
-zmore \- 圧縮されたテキストを CRT で見るためのファイル閲覧フィルタ
+zmore \- 圧縮されたテキストを CRT で見るためのファイル閲覧フィルタ
 .SH 書式
 \fBzmore\fP [ name ...  ]
 .SH 説明
-\fIzmore\fP は、圧縮されたテキストファイルや通常のテキストファイルを ソフトコピー端末上で一度に全画面で閲覧するためのフィルタである
-\fIzmore\fP は \fIcompress, pack, gzip\fP で圧縮されたファイルに対して動作する
-(å\9c§ç¸®ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\82\82å\8b\95ä½\9cã\81\99ã\82\8b\80\82 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cå­\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\80\81 \fIzmore\fP ã\81¯ã\80\81そのファイル名に拡張子 .gz, .z, .Z
-をつけた名前のファイルを探す。
+\fBzmore\fP コマンドは、 圧縮されたテキストファイルや通常のテキストファイルを、 ソフトコピー端末上で一度に全画面で閲覧するためのフィルターです
+\fBzmore\fP は \fBcompress\fP, \fBpack\fP, \fBgzip\fP で圧縮されたファイルに対して動作します
+(å\9c§ç¸®ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\82\82å\8b\95ä½\9cã\81\97ã\81¾ã\81\99\80\82 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cå­\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\80\81 \fBzmore\fP ã\81¯ã\80\81 そのファイル名に拡張子 .gz, .z, .Z
\82\92ã\81¤ã\81\91ã\81\9få\90\8då\89\8dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92æ\8e¢ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82
 .PP
-\fIzmore\fP は通常、1 画面毎に画面の一番下に \-\-More\-\- と表示して一時停止する。 キャリッジリターンを打つと、1 行分表示を進める。
-スペースを打つと、1 画面分表示を進める。 他のキーについては、後に列挙する
+\fBzmore\fP コマンドは、 通常、 1 画面毎に画面の一番下に \-\-More\-\- と表示して一時停止します。 キャリッジリターンを打つと、 1
+行分表示を進めます。 スペースを打つと、 1 画面分表示を進めます。 他のキーについては、 後に列挙します
 .PP
-\fIzmore\fP は端末の特性とデフォルトのウインドウサイズを決定するために、 ファイル \fI/etc/termcap\fP を調べる。 24
-行表示できる端末では、デフォルトのウインドウサイズは 22 行である。 デフォルトの \fImore\fP 以外のページャーを使いたい場合、環境変数
-PAGER を \fIless\fP のような好みのプログラム名に設定すること
+\fBzmore\fP コマンドは、 端末の特性とデフォルトのウィンドウサイズを決定するために、 ファイル \fI/etc/termcap\fP を調べます。 24
+行表示できる端末では、 デフォルトのウィンドウサイズは 22 行です。 デフォルトの \fBmore\fP 以外のページャーを使いたい場合、 環境変数
+PAGER を \fBless\fP のような好みのプログラム名に設定してください
 .PP
-\fIzmore\fP が一時停止しているときに打つことのできる、 その他のシーケンスとその結果は次の通りである (\fIi\fP はオプションの引き数 (整数値)
\81§ã\80\81ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 1 ã\81§ã\81\82ã\82\8b)。
+\fBzmore\fP が一時停止しているときに打つことのできる上記以外のシーケンスとその効果は次の通りです (\fIi\fP はオプションの引数 (整数値) で、
\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 1 ã\81§ã\81\99)。
 .PP
 .IP \fIi\^\fP<space>
-\fIi\fP è¡\8cå\88\86表示ã\82\92é\80²ã\82\81ã\82\8b (å¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81\8cä¸\8eã\81\88ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\80\811 ç\94»é\9d¢å\88\86é\80²ã\82\81ã\82\8b)。
+\fIi\fP è¡\8cå\88\86表示ã\82\92é\80²ã\82\81ã\81¾ã\81\99 (å¼\95æ\95°ã\81\8cä¸\8eã\81\88ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\80\81 1 ç\94»é\9d¢å\88\86é\80²ã\82\81ã\81¾ã\81\99)。
 .PP
 .IP ^D
-11 行進めて表示する (\*(lqスクロール\*(rq)。
-\fIi\fP が与えられると、スクロールサイズが \fIi\fP に設定される。
+11 行進めて表示します (\*(lqスクロール\*(rq)。 \fIi\fP が指定されると、 スクロールサイズが \fIi\fP に設定されます。
 .PP
 .IP d
-^D (control\-D) と同じ。
+^D (control\-D) ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\81§ã\81\99ã\80\82
 .PP
 .IP \fIi\^\fPz
-\fIi\fP が与えられた場合に新しいウインドウサイズになる、という以外はスペースを
-打った場合と同じ。 現在のファイルの終りでは、ウインドウサイズがデフォルトの値に
-戻ることに注意すること。
+\fIi\fP が指定された場合に新しいウィンドウサイズになる、 という以外はスペースを打った場合と同じです。
 .PP
 .IP \fIi\^\fPs
-\fIi\fP 行分スキップし、画面いっぱいに表示する
+\fIi\fP 行分スキップし、 画面いっぱいに表示します
 .PP
 .IP \fIi\^\fPf
-\fIi\|\fP 画面分スキップし、画面いっぱいに表示する
+\fIi\|\fP 画面分スキップし、 画面いっぱいに表示します
 .PP
 .IP "q または Q"
-現在のファイルの読み込みを終了し、(もしあるなら) 次のファイルに移る。
-.PP
-.IP "e または q"
-プロンプト \-\-More\-\-(Next file: \fIfile\fP)  が表示されているとき、このコマンドは zmore を終了させる。
-.PP
-.IP s
-プロンプト \-\-More\-\-(Next file: \fIfile\fP)  が表示されているとき、このコマンドは zmore を次のファイルに
-スキップさせ続行させる。
+終了します。
 .PP
 .IP =
\8f¾å\9c¨ã\81®è¡\8cç\95ªå\8f·ã\82\92表示ã\81\99ã\82\8b
\8f¾å\9c¨ã\81®è¡\8cç\95ªå\8f·ã\82\92表示ã\81\97ã\81¾ã\81\99
 .PP
 .IP \fIi\fP/expr
-正規表現 \fIexpr\fP の \fIi\^\fP 番目の場所を検索する。
-パターンが見つからない場合、 \fIzmore\fP は (もしあるなら) 次のファイルに移る。
-見つかった場合は、正規表現が見つかった場所の 2 行前から始まる 1 画面分を表示する。
-削除文字やキル文字を正規表現を編集するために使用してもよい。
-最初の桁を越えて削除すると、検索コマンドはキャンセルされる。
+正規表現 \fIexpr\fP の \fIi\^\fP 番目の場所を検索します。 削除文字やキル文字を使用して正規表現を編集することもできます。
+最初の桁を越えて削除すると、 検索コマンドはキャンセルされます。
 .PP
 .IP \fIi\^\fPn
\89\8dã\81«æ\89\93ã\81¡è¾¼ã\82\93ã\81 æ­£è¦\8f表ç\8f¾ã\81® \fIi\^\fP ç\95ªç\9b®ã\81®å ´æ\89\80ã\82\92æ¤\9cç´¢ã\81\99ã\82\8b
\89\8dã\81«æ\89\93ã\81¡è¾¼ã\82\93ã\81 æ­£è¦\8f表ç\8f¾ã\81® \fIi\^\fP ç\95ªç\9b®ã\81®å ´æ\89\80ã\82\92æ¤\9cç´¢ã\81\97ã\81¾ã\81\99
 .PP
 .IP !command
-\fIcommand\fP ã\81§ã\82·ã\82§ã\83«ã\82\92èµ·å\8b\95ã\81\99ã\82\8bã\80\82 "command" å\86\85ã\81® `!' ã\81¨ã\81\84ã\81\86æ\96\87å­\97ã\81¯ã\80\81
-前のシェルコマンドで置き換えられる。 "\e!" という文字列は "!" で置き換えられる
+\fIcommand\fP ã\81§ã\82·ã\82§ã\83«ã\82\92èµ·å\8b\95ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82 "command" å\86\85ã\81® `!' ã\81¨ã\81\84ã\81\86æ\96\87å­\97ã\81¯ã\80\81 å\89\8dã\81®ã\82·ã\82§ã\83«ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81§ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\89ã\82\8cã\81¾ã\81\99ã\80\82 "\e!"
+という文字列は "!" で置き換えられます
 .PP
 .IP ":q または :Q"
\8f¾å\9c¨ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®èª­ã\81¿è¾¼ã\81¿ã\82\92çµ\82äº\86ã\81\97ã\80\81\82\82ã\81\97ã\81\82ã\82\8bã\81ªã\82\89) æ¬¡ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«ç§»ã\82\8bã\80\82 (q ã\81¾ã\81\9fã\81¯ Q ã\81¨å\90\8cã\81\98\80\82
µ\82äº\86ã\81\97ã\81¾ã\81\99 (q ã\81¾ã\81\9fã\81¯ Q ã\81¨å\90\8cæ§\98\80\82
 .PP
 .IP .
-(ドット) 前のコマンドを繰り返す。
+(ã\83\89ã\83\83ã\83\88) å\89\8dã\81®ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\82\92ç¹°ã\82\8aè¿\94ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82
 .PP
\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81¯ã\81\99ã\81\90ã\81«å½±é\9f¿ã\82\92å\8f\8aã\81¼ã\81\99ã\80\82 ã\81¤ã\81¾ã\82\8aã\82­ã\83£ã\83ªã\83\83ã\82¸ã\83ªã\82¿ã\83¼ã\83³ã\82\92æ\89\93ã\81¤å¿\85è¦\81ã\81¯ã\81ªã\81\84。 ユーザーはコマンド文字そのものを打つ前に、
-数値の引き数の入力をキャンセルするために、 キル文字を打ち込むことができる。 さらに、ユーザーは \-\-More\-\- というメッセージを
\82\82ã\81\86ä¸\80度表示ã\81\95ã\81\9bã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«ã\80\81å\89\8aé\99¤æ\96\87å­\97ã\82\92æ\89\93ã\81¡è¾¼ã\82\80ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8b
\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81¯ã\81\99ã\81\90ã\81«å\8a¹æ\9e\9cã\82\92æ\8c\81ã\81¡ã\81¾ã\81\99ã\80\82 ã\81¤ã\81¾ã\82\8aã\82­ã\83£ã\83ªã\83\83ã\82¸ã\83ªã\82¿ã\83¼ã\83³ã\82\92æ\89\93ã\81¤å¿\85è¦\81ã\81¯ã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93。 ユーザーはコマンド文字そのものを打つ前に、
+数値の引数の入力をキャンセルするために、 キル文字を打ち込むことができます。 さらに、 ユーザーは \-\-More\-\-
\81¨ã\81\84ã\81\86ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92ã\82\82ã\81\86ä¸\80度表示ã\81\95ã\81\9bã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«ã\80\81 å\89\8aé\99¤æ\96\87å­\97ã\82\92æ\89\93ã\81¡è¾¼ã\82\80ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\81¾ã\81\99
 .PP
-出力が端末に送られるどの時点でも、ユーザーは終了キー (通常は control\-\e) を 打ち込むことができる。 \fIzmore\fP
-は出力を送るのを止めて、通常の \-\-More\-\- プロンプトを表示する。 その後、ユーザーは上のコマンドを普通の方法で打ち込むことができる
-終了キーを打った場合に、運悪く出力が失われることがある。 それは、終了シグナルが起きたときに、端末の出力キューで待っていた
-すべての文字がフラッシュされてしまったためである
+出力が端末に送られるどの時点でも、 ユーザーは終了キー (通常は control\-\e) を 打ち込むことができます。 \fBzmore\fP
+は出力を送るのを止めて、 通常の \-\-More\-\- プロンプトを表示します。 その後、 ユーザーは上記のコマンドを普通の方法で打ち込むことができます
+終了キーを打った場合に、 運悪く出力が失われることがあります。 これは、 終了シグナルが起きたときに、
+端末の出力キューで待っていた文字がフラッシュされてしまうからです
 .PP
-このプログラムは出力を連続的なものにするために、端末を \fInoecho\fP モードにする。/ と !
-コマンドを除いて、打ち込まれた文字は端末上に見えない
+このプログラムは出力を連続的なものにするために、 端末を \fInoecho\fP モードにします。 / と ! コマンドを除いて、
+打ち込まれた文字は端末上に見えません
 .PP
-標準出力がテレタイプでない場合、 \fIzmore\fP は \fIzcat\fP のように動作する。 ただし、ヘッダが各ファイルの前に表示される。
+標準出力がテレタイプでない場合、 \fBzmore\fP は \fBzcat\fP のように動作します。 ただしファイルが複数ある場合は、
+ヘッダーが各ファイルの前に表示されます。
 .SH ファイル
 .TP 
 /etc/termcap
 端末データベース
 .SH 関連項目
-more(1), gzip(1), zdiff(1), zgrep(1), znew(1), zforce(1), gzexe(1)
+\fBmore\fP(1), \fBgzip\fP(1), \fBzdiff\fP(1), \fBzgrep\fP(1), \fBznew\fP(1), \fBzforce\fP(1),
+\fBgzexe\fP(1)