.SH エラー
.TP
\fBEBADF\fP
-\fIfd\fP 引き数が有効なファイルディスクリプターでない。
+\fIfd\fP 引数が有効なファイルディスクリプターでない。
.TP
\fBEINVAL\fP
無効な値が \fIadvice\fP に指定された。
Linux 3.18 以降では、対応するシステムコールのサポートは任意となり、利用できるかはカーネルが
\fBCONFIG_ADVISE_SYSCALLS\fP オプションを有効にしてコンパイルされているかに依存する。
.SH 準拠
-POSIX.1\-2001, POSIX.1\-2008. \fIlen\fP 引き数の型が POSIX.1\-2001 TC1 において \fIsize_t\fP
-から \fIoff_t\fP に変更された点に注意すること。
+POSIX.1\-2001, POSIX.1\-2008. \fIlen\fP 引数の型が POSIX.1\-2001 TC1 において \fIsize_t\fP から
+\fIoff_t\fP に変更された点に注意すること。
.SH 注意
Linux では、\fBPOSIX_FADV_NORMAL\fP はバッキングデバイスの デフォルトサイズに先読み (readahead)
ウインドウを設定する。 \fBPOSIX_FADV_SEQUENTIAL\fP はこのサイズを 2 倍し、 \fBPOSIX_FADV_RANDOM\fP
the former system call assumes that the type of the \fIlen\fP argument is
\fIsize_t\fP, while the latter expects \fIloff_t\fP there.
.SS アーキテクチャー固有の派生バージョン
-いくつかのアーキテクチャーでは、 64 ビットの引き数は適切なレジスターの組に割り当てる必要がある (\fBsyscall\fP(2) 参照)。
-このようなアーキテクチャーでは、 「書式」に書かれている \fBposix_fadvise\fP() の呼び出しシグネチャーで、 引き数 \fIfd\fP と
+いくつかのアーキテクチャーでは、 64 ビットの引数は適切なレジスターの組に割り当てる必要がある (\fBsyscall\fP(2) 参照)。
+このようなアーキテクチャーでは、 「書式」に書かれている \fBposix_fadvise\fP() の呼び出しシグネチャーで、 引数 \fIfd\fP と
\fIoffset\fP の間のパディング (詰めもの) でレジスターが一つ消費されてしまう。 そのため、
-これらのアーキテクチャーでは引き数が適切な順序になった別のシステムコールが定義されているが、 それ以外は \fBposix_fadvise\fP()
+これらのアーキテクチャーでは引数が適切な順序になった別のシステムコールが定義されているが、 それ以外は \fBposix_fadvise\fP()
と全く同じである。
.PP
例えば、 Linux 2.6.14 以降では、 ARM には以下のシステムコールが存在する。