\fBremap_file_pages\fP() を 1 回以上呼び出して、 マッピングのページとファイルのページの対応関係を再構成する。
ファイルの同じページをマッピング領域の複数の場所に マップすることが可能である。
.PP
-\fIpgoff\fP と \fIsize\fP 引き数は、マッピング内で再配置されるファイルの領域を指定する。 \fIpgoff\fP
+\fIpgoff\fP と \fIsize\fP 引数は、マッピング内で再配置されるファイルの領域を指定する。 \fIpgoff\fP
はファイルオフセットであり、単位はシステムのページサイズである。 \fIsize\fP は領域の長さであり、単位はバイトである。
.PP
-\fIaddr\fP 引き数は 2 つの目的で使われる。 第 1 の目的は、この引き数によって再編成したいページの マッピングを識別することである。 よって
+\fIaddr\fP 引数は 2 つの目的で使われる。 第 1 の目的は、この引数によって再編成したいページの マッピングを識別することである。 よって
\fIaddr\fP は \fBmmap\fP(2) の呼び出しで過去にマップされた領域内のアドレスでなければならない。 第 2 の目的は、 \fIpgoff\fP と
\fIsize\fP で識別されるファイルページが置かれる予定のアドレスを、 \fIaddr\fP によって指定することである。
.PP
\fIaddr\fP と \fIsize\fP に指定する値は、システムのページサイズの倍数とすべきである。 それ以外の場合、カーネルは「両方」の値を
最も近いページサイズの倍数へ「切り下げる」。
.PP
-\fIprot\fP 引き数は 0 に指定されなければならない。
+\fIprot\fP 引数は 0 に指定されなければならない。
.PP
-\fIflags\fP 引き数は \fBmmap\fP(2) のものと同じ意味であるが、 \fBMAP_NONBLOCK\fP 以外の全てのフラグは無視される。
+\fIflags\fP 引数は \fBmmap\fP(2) のものと同じ意味であるが、 \fBMAP_NONBLOCK\fP 以外の全てのフラグは無視される。
.SH 返り値
成功した場合、 \fBremap_file_pages\fP() は 0 を返す。 エラーの場合、\-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
.SH エラー