が所属するグループのリストを取得する。 見つかったグループのうち最大 \fI*ngroups\fP 個のグループが、配列 \fIgroups\fP
に格納されて返される。
.PP
-引き数 \fIgroup\fP がグループデータベースに \fIuser\fP が所属するグループがなかった場合、 \fBgetgrouplist\fP()
-が返すグループのリストに引き数 \fIgroup\fP も追加される。 通常は、この引き数にはユーザー \fIuser\fP
-のパスワードレコードに書かれているグループ ID を指定する。
+引数 \fIgroup\fP がグループデータベースに \fIuser\fP が所属するグループがなかった場合、 \fBgetgrouplist\fP()
+が返すグループのリストに引数 \fIgroup\fP も追加される。 通常は、この引数にはユーザー \fIuser\fP のパスワードレコードに書かれているグループ
+ID を指定する。
.PP
-引き数 \fIngroups\fP は、値渡しと結果の両方に使用される引き数 (value\-result argument) であり、 リターン時には、常に
+引数 \fIngroups\fP は、値渡しと結果の両方に使用される引数 (value\-result argument) であり、 リターン時には、常に
\fIgroup\fP も含めた \fIuser\fP が所属するグループ数が格納される。 この値は \fIgroups\fP
に格納されたグループ数より大きくなる可能性がある。
.SH 返り値
バージョン 2.3.3 より前の glibc では、 この関数の実装にはバッファーオーバーフローのバグがあり、 \fIuser\fP が所属するグループ数が
\fI*ngroups\fP より多い場合であっても、 \fIuser\fP が所属するグループの全リストを配列 \fIgroups\fP に格納してしまう。
.SH 例
-以下のプログラムは、一つ目のコマンドライン引き数で指定された名前のユーザー が所属するグループのリストを表示する。 二番目のコマンドライン引き数には、
+以下のプログラムは、一つ目のコマンドライン引数で指定された名前のユーザー が所属するグループのリストを表示する。 二番目のコマンドライン引数には、
\fBgetgrouplist\fP() に渡す \fIngroups\fP の値を指定する。
以下のシェルのセッションはこのプログラムの使用例を示したものである。
.PP