は、 \fIwe_wordv\fP 配列にある初期要素のうちいくつが NULL で埋められるべきかを表すのに使われたりする (\fIflags\fP
により決定される。下記を参照。)。
.PP
-関数 \fBwordfree\fP() は割り当てたメモリーを再度解放する。 より正確にいうと、この関数はその引き数を解放するのではなく、 配列
+関数 \fBwordfree\fP() は割り当てたメモリーを再度解放する。 より正確にいうと、この関数はその引数を解放するのではなく、 配列
\fIwe_wordv\fP とそれが指し示す文字列を解放する。
-.SS 文字列引き数
+.SS 文字列引数
この展開はシェルによるコマンドのパラメーターの展開 (\fBsh\fP(1) を参照) と同じであるので、文字列 \fIs\fP
はシェルコマンドパラメーターで不正とされる文字を含んではならない。 特にエスケープされていない改行、|, &, ;, <, >, (,
), {, } 文字を コマンド置換やパラメーター置換の場面以外に含めてはならない。
.PP
-引き数 \fIs\fP にクォートしていないコメント文字 # で始まる単語が含まれている場合には、 その単語とそれ以降の単語が無視されるか、 それとも #
+引数 \fIs\fP にクォートしていないコメント文字 # で始まる単語が含まれている場合には、 その単語とそれ以降の単語が無視されるか、 それとも #
がコメント文字として扱わないかは、規定されていない。
.SS 展開
実行される展開は、以下の段階で構成される: チルダ展開 (\(tiuser を user のホームディレクトリに置き換える)、 変数展開 ($FOO
フィールド分割は環境変数 $IFS を用いて行われる。 この環境変数が設定されていない場合、 フィールド区切り文字はスペース・タブ・改行である。
.SS 出力される配列
配列 \fIwe_wordv\fP は見つかった単語をを含み、最後に NULL が続く。
-.SS "flags 引き数"
-\fIflags\fP 引き数は以下の値のビット包含的 OR である:
+.SS "flags 引数"
+\fIflags\fP 引数は以下の値のビット包含的 OR である:
.TP
\fBWRDE_APPEND\fP
見つかった単語を前回の呼び出し結果の配列に追加する。
コマンド置換を行わない。
.TP
\fBWRDE_REUSE\fP
-引き数 \fIp\fP は前回の \fBwordexp\fP() の呼び出し結果であり、 \fBwordfree\fP() が (まだ) 呼び出されない。
+引数 \fIp\fP は前回の \fBwordexp\fP() の呼び出し結果であり、 \fBwordfree\fP() が (まだ) 呼び出されない。
割り当てられた領域を再利用する。
.TP
\fBWRDE_SHOWERR\fP