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[linuxjm/jm.git] / manual / gnumaniak / release / man1 / shred.1

diff --git a/manual/gnumaniak/release/man1/shred.1 b/manual/gnumaniak/release/man1/shred.1
index e4bf0f6..fe1eba8 100644 (file)
--- a/manual/gnumaniak/release/man1/shred.1
+++ b/manual/gnumaniak/release/man1/shred.1
@@ -18,110 +18,110 @@
 .\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
 .\"
 .TH SHRED 1 "18 June 2002" "GNU fileutils 4.1"
-.SH ̾Á°
-\fBshred\fR \- ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤ò·«¤êÊÖ¤·¾å½ñ¤­¤¹¤ë
-.SH ½ñ¼°
+.SH 名前
+\fBshred\fR \- ファイルを繰り返し上書きする
+.SH 書式
 .BR "shred " [ \-\fIITERS\fB "]  [" \-fuvxz "] [" "\-n \fIITERS\fB "] [" "\-s \fISIZE\fR "] "
 .RB [ \-\-force "] [" \-\-iterations=\fIITER\fB "] [" \-\-size=\fISIZE\fB "] "
 .RB [ \-\-remove "] [" \-\-verbose "] [" \-\-exact "] [" \-\-zero "] "
 .I FILE\fR[\fB...\fR]
 
 .BR shred " [" \-\-help "] [" \-\-version ]
-.SH ÀâÌÀ
+.SH 説明
 .B shred
-¤Ï»ØÄꤵ¤ì¤¿¥Õ¥¡¥¤¥ë \fIFILE\fR ¤ò
-ÆÃÊ̤ʥѥ¿¡¼¥ó¤Ç·«¤êÊÖ¤·¾å½ñ¤­¤·¡¢
-¥Ç¡¼¥¿¤ÎÉüµì¤¬¤è¤êº¤Æñ¤Ë¤Ê¤ë¤è¤¦¤Ë¤¹¤ë¡£
+は指定されたファイル \fIFILE\fR を
+特別なパターンで繰り返し上書きし、
+データの復旧がより困難になるようにする。
 .I FILE
-¤¬
+が
 .RB ` \- '
-¤Î¾ì¹ç¡¢ÆþÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤È¤·¤Æɸ½àÆþÎϤ¬»È¤ï¤ì¤ë¡£
+の場合、入力ファイルとして標準入力が使われる。
 
-\fBshred\fR ¤Ï¥Õ¥¡¥¤¥ë¤Ø¤Î¼ÂºÝ¤Î½ñ¤­¹þ¤ßÁàºî¤¬
-(ÌõÃð: ½ñ¤­¹þ¤ßÁàºî¤ò¹Ô¤Ã¤¿¥Ç¥Ð¥¤¥¹¤È)
-Ʊ¤¸¾ì½ê¤Çµ¯¤ë¤³¤È¤ò²¾Äꤷ¤ÆÆ°ºî¤¹¤ë¤¬¡¢
-(¥È¥é¥ó¥¶¥¯¥·¥ç¥ó´ÉÍý¥Õ¥¡¥¤¥ë¥·¥¹¥Æ¥à¡¦Ê¬»¶¥Õ¥¡¥¤¥ë¥·¥¹¥Æ¥à¡¦
-¥ê¥â¡¼¥È¥Õ¥¡¥¤¥ë¥·¥¹¥Æ¥à¤Ç¤Ï)
-½ñ¤­¹þ¤ß¤¬Æ±¤¸¾ì½ê¤Çµ¯¤é¤Ê¤¤²ÄǽÀ­¤â¤¢¤ë¤Î¤ÇÃí°Õ¤¹¤ë¤³¤È¡£
-¤Þ¤¿ (RAID ¤¬»ÈÍѤµ¤ì¤Æ¤¤¤ë¾ì¹ç) ¤¢¤ë¥Ç¥Ð¥¤¥¹ (/dev/hda ¤Ê¤É) ¤Ç
-\fBshred\fR ¤¬»ÈÍѤµ¤ì¤ë¤È¡¢
-RAID ¤Ï¤³¤ÎÁàºî¤ò¾¤Î¥Ç¥Ð¥¤¥¹¤ËÂФ·¤Æ¤âƱ¤¸¤è¤¦¤Ë¹Ô¤¦¡£
-.SH ¥ª¥×¥·¥ç¥ó
+\fBshred\fR はファイルへの実際の書き込み操作が
+(訳註: 書き込み操作を行ったデバイスと)
+同じ場所で起ることを仮定して動作するが、
+(トランザクション管理ファイルシステム・分散ファイルシステム・
+リモートファイルシステムでは)
+書き込みが同じ場所で起らない可能性もあるので注意すること。
+また (RAID が使用されている場合) あるデバイス (/dev/hda など) で
+\fBshred\fR が使用されると、
+RAID はこの操作を他のデバイスに対しても同じように行う。
+.SH オプション
 .TP
 .B "\-f, \-\-force"
-²Äǽ¤Ç¤¢¤ì¤Ð¡¢¥Ñ¡¼¥ß¥Ã¥·¥ç¥ó¤ò̵»ë¤¹¤ë¡£
+可能であれば、パーミッションを無視する。
 .TP
 .B "\-\fIITERS\fB, \-n \fIITERS\fB, \-\-iterations=\fIITERS\fB"
-\fIITERS\fR ²ó·«¤êÊÖ¤·¾å½ñ¤­¤¹¤ë¡£(¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È: 25)
+\fIITERS\fR 回繰り返し上書きする。(デフォルト: 25)
 .TP
 .B "\-s \fISIZE\fR, \-\-size=\fISIZE\fR"
-\fISIZE\fR ¥Ð¥¤¥È¤Î¤ß¤òÀÚ¤ìÀÚ¤ì¤Ë¤¹¤ë¡£
-¥µ¥¤¥º¤Ë¤Ï¾è¿ô¤Îʸ»ú¤ò»È¤¦¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë (²¼µ­»²¾È)¡£
+\fISIZE\fR バイトのみを切れ切れにする。
+サイズには乗数の文字を使うことができる (下記参照)。
 .TP
 .B "\-u, \-\-remove"
-\fBshred\fR ¤ò¼Â¹Ô¤·¤¿¸å¡¢ÀÚ¤êµÍ¤á¤Æ (truncate) ¥¢¥ó¥ê¥ó¥¯¤¹¤ë¡£
+\fBshred\fR を実行した後、切り詰めて (truncate) アンリンクする。
 .TP
 .B "\-v, \-\-verbose"
-¿ÊĽ¾õ¶·¤Î¥á¥Ã¥»¡¼¥¸¤òɽ¼¨¤¹¤ë¡£
+進捗状況のメッセージを表示する。
 .TP
 .B "\-x, \-\-exact"
-Á´¥Ö¥í¥Ã¥¯¿ô°Ê¾å¤Ë¥Õ¥¡¥¤¥ë¥µ¥¤¥º¤òÂ礭¤¯¤·¤Ê¤¤¡£
+全ブロック数以上にファイルサイズを大きくしない。
 .TP
 .B "\-z, \-\-zero"
-\fBshred\fR ¤ò¼Â¹Ô¤·¤¿¸å¡¢NUL ¤Ç¾å½ñ¤­¤¹¤ë¡£
+\fBshred\fR を実行した後、NUL で上書きする。
 .TP
 .B "\-\-help"
-ɸ½à½ÐÎϤ˻ÈÍÑÊýË¡¤Î¥á¥Ã¥»¡¼¥¸¤ò½ÐÎϤ·¤ÆÀµ¾ï½ªÎ»¤¹¤ë¡£
+標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
 .TP
 .B "\-\-version"
-ɸ½à½ÐÎϤ˥С¼¥¸¥ç¥ó¾ðÊó¤ò½ÐÎϤ·¤ÆÀµ¾ï½ªÎ»¤¹¤ë¡£
-.SH ¾è¿ô
-¥µ¥¤¥º¿ôÃͤθå¤Ë¤Ï¾è¿ô¤ò»ØÄꤹ¤ë¥µ¥¤¥ºÊ¸»ú¤È¡¢
-Ä̾ï¤Î¥Ð¥¤¥È¤òÁªÂò¤¹¤ë \fBB\fR
-¤Þ¤¿¤Ï 10 ¿Ê¤Î¡Ö¾¦¶ÈÍѡץХ¤¥È¤òÁªÂò¤¹¤ë \fBD\fR ¤ò³¤±¤Æ¤â¤è¤¤¡£
-Î㤨¤Ð `1KB' ¤Ï `1024' ¤Ç `1KD' ¤Ï `1000' ¤Ç¤¢¤ë¡£
-\fBb\fR (512 ¥Ð¥¤¥È), \fBc\fR (1 ¥Ð¥¤¥È), 
-\fBw\fR (¤³¤ì¤Ï»ÈÍѤ¹¤Ù¤­¤Ç¤Ê¤¤ - System V ¤Ç¤Ï 2¡¢
-4.2BSD ¤Ç¤Ï 4 ¤ò°ÕÌ£¤¹¤ë) ¤ÏÎã³°¤Ç¤¢¤ê¡¢
-\fBB\fR ¤ä \fBD\fR ¤ò³¤±¤ë¤³¤È¤Ï¤Ç¤­¤Ê¤¤¡£
+標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
+.SH 乗数
+サイズ数値の後には乗数を指定するサイズ文字と、
+通常のバイトを選択する \fBB\fR
+または 10 進の「商業用」バイトを選択する \fBD\fR を続けてもよい。
+例えば `1KB' は `1024' で `1KD' は `1000' である。
+\fBb\fR (512 バイト), \fBc\fR (1 バイト), 
+\fBw\fR (これは使用すべきでない - System V では 2、
+4.2BSD では 4 を意味する) は例外であり、
+\fBB\fR や \fBD\fR を続けることはできない。
 .TP
 .B k
-¥­¥í: Ä̾ï¤Î¥Ð¥¤¥È¤Ê¤é 2^10 = 1024¡¢
-10 ¿Ê¤Î¥Ð¥¤¥È¤Ê¤é 10^3 = 1000
+キロ: 通常のバイトなら 2^10 = 1024、
+10 進のバイトなら 10^3 = 1000
 .TP
 .B M
-¥á¥¬: 2^20 = 1,048,576 ¤Þ¤¿¤Ï 10^6 = 1,000,000
+メガ: 2^20 = 1,048,576 または 10^6 = 1,000,000
 .TP
 .B G
-¥®¥¬: 2^30 = 1,073,741,824 ¤Þ¤¿¤Ï 10^9 = 1,000,000,000
+ギガ: 2^30 = 1,073,741,824 または 10^9 = 1,000,000,000
 .TP
 .B T
-¥Æ¥é: 2^40 = 1,099,511,627,776 ¤Þ¤¿¤Ï 10^12 = 1,000,000,000,000
+テラ: 2^40 = 1,099,511,627,776 または 10^12 = 1,000,000,000,000
 .TP
 .B P
-¥Ú¥¿: 2^50 = 1,125,899,906,842,624 ¤Þ¤¿¤Ï 10^15 = 1,000,000,000,000,000
+ペタ: 2^50 = 1,125,899,906,842,624 または 10^15 = 1,000,000,000,000,000
 .TP
 .B E
-¥¨¥¯¥µ: 2^60 = 1,152,921,504,606,846,976
-¤Þ¤¿¤Ï 10^18 = 1,000,000,000,000,000,000
+ã\82¨ã\82¯ã\82µ: 2^60 = 1,152,921,504,606,846,976
+または 10^18 = 1,000,000,000,000,000,000
 .TP
 .B Z
-¥¼¥¿: 2^70 = 1,180,591,620,717,411,303,424 
-¤Þ¤¿¤Ï 10^21 = 1,000,000,000,000,000,000,000
+ã\82¼ã\82¿: 2^70 = 1,180,591,620,717,411,303,424 
+または 10^21 = 1,000,000,000,000,000,000,000
 .TP
 .B Y
-¥è¥¿: 2^80 = 1,208,925,819,614,629,174,706,176 
-¤Þ¤¿¤Ï 10^24 = 1,000,000,000,000,000,000,000,000
-.SH ´ØÏ¢¹àÌÜ
-Peter Gutmann ¤ÎÏÀʸ `Secure Deletion of Data from Magnetic and Solid-State
-Memory', ½Ðŵ the proceedings of the Sixth USENIX Security Symposium (San
-Jose,  California, 22-25 July, 1996)¡£
-¤³¤ÎÏÀʸ¤Ï
+ã\83¨ã\82¿: 2^80 = 1,208,925,819,614,629,174,706,176 
+または 10^24 = 1,000,000,000,000,000,000,000,000
+.SH 関連項目
+Peter Gutmann の論文 `Secure Deletion of Data from Magnetic and Solid-State
+Memory', 出典 the proceedings of the Sixth USENIX Security Symposium (San
+Jose,  California, 22-25 July, 1996)。
+この論文は
 http://www.cs.auckland.ac.nz/~pgut001/pubs/secure_del.html
-¤«¤é¥ª¥ó¥é¥¤¥ó¤ÇÆþ¼ê¤Ç¤­¤ë¡£
+からオンラインで入手できる。
 
-.SH Ãí°Õ
-¥×¥í¥°¥é¥à¤Î¥Ð¥°¤Ï bug-fileutils@gnu.org ¤ØÊó¹ð¤·¤Æ¤¯¤À¤µ¤¤¡£
+.SH 注意
+プログラムのバグは bug-fileutils@gnu.org へ報告してください。
 .br
-¤³¤Î man ¥Ú¡¼¥¸¤Ï Ragnar Hojland Espinosa 
-<ragnar@ragnar-hojland.com> ¤¬ºîÀ®¤·¤¿¡£
+この man ページは Ragnar Hojland Espinosa 
+<ragnar@ragnar-hojland.com> が作成した。