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[linuxjm/jm.git] / manual / netkit / release / man1 / rpcgen.1
index ce9ef86..e0f10bb 100644 (file)
@@ -8,7 +8,7 @@
 .\" Updated Wed Nov 22 17:46:02 JST 2000
 .\"     by Yuichi SATO <sato@complex.eng.hokudai.ac.jp>
 .\"     
-.\"WORD:       remote procedure call   ±ó³Ö¼ê³¤­¸Æ¤Ó½Ð¤·
+.\"WORD:       remote procedure call   遠隔手続き呼び出し
 .\"
 .nr X
 .if \nX=0 .ds x} rpcgen 1 "" "\&"
@@ -16,9 +16,9 @@
 .if \nX=2 .ds x} rpcgen 1 "" "\&"
 .if \nX=3 .ds x} rpcgen "" "" "\&"
 .TH \*(x}
-.SH Ì¾Á°
-\f4rpcgen\f1 \- RPC ¥×¥í¥È¥³¥ë¥³¥ó¥Ñ¥¤¥é
-.SH ½ñ¼°
+.SH 名前
+\f4rpcgen\f1 \- RPC プロトコルコンパイラ
+.SH 書式
 .ft 4
 .nf
 rpcgen \f2infile\f4
@@ -47,267 +47,267 @@ rpcgen [\-I] \-s \f2nettype\f4 [\-o \f2outfile\f4] \f2infile\f4
 .nf
 rpcgen \-n \f2netid\f4 [\-o \f2outfile\f4] \f2infile\f4
 .ft 1
-.SH ÀâÌÀ
+.SH 説明
 .P
 \f4rpcgen\f1
-¤Ï RPC ¥×¥í¥È¥³¥ë¤ò¼ÂÁõ¤¹¤ë C ¸À¸ì¤Î¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¥Ä¡¼¥ë¤Ç¤¢¤ë¡£
+は RPC プロトコルを実装する C 言語のコードを生成するツールである。
 \f4rpcgen\f1
-¤Ø¤ÎÆþÎϤÏ
-RPC ¸À¸ì (±ó³Ö¼ê³¤­¸Æ¤Ó½Ð¤·¸À¸ì Remote Procedure Call Language)
-¤È¤·¤ÆÃΤé¤ì¤ë C ¸À¸ì¤Ë»÷¤¿¸À¸ì¤Ç¤¢¤ë¡£
+への入力は
+RPC 言語 (遠隔手続き呼び出し言語 Remote Procedure Call Language)
+として知られる C 言語に似た言語である。
 .P
 \f4rpcgen\f1
-¤ÏÄ̾1 ¤Ä¤ÎÆþÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤ò¼õ¤±¼è¤Ã¤Æ 4 ¤Ä¤Î½ÐÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡¢
-Âè 1 ¤Î½ñ¼°¤Ç»È¤ï¤ì¤ë¡£
-ÆþÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë
+は通常、1 つの入力ファイルを受け取って 4 つの出力ファイルを生成する、
+第 1 の書式で使われる。
+入力ファイル
 \f2infile\f1
-¤¬
+が
 \f4proto.x\f1
-¤È¤¤¤¦Ì¾Á°¤Ç¤¢¤ë¾ì¹ç¡¢
+という名前である場合、
 \f4rpcgen\f1
-¤Ï¥Ø¥Ã¥À¥Õ¥¡¥¤¥ë
-\f4proto.h\f1¡¢
-XDR ¥ë¡¼¥Á¥ó
-\f4proto_xdr.c\f1¡¢
-¥µ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö
-\f4proto_svc.c\f1¡¢
-¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¦¥¹¥¿¥Ö
+はヘッダファイル
+\f4proto.h\f1
+XDR ルーチン
+\f4proto_xdr.c\f1
+サーバ側スタブ
+\f4proto_svc.c\f1
+クライアント側スタブ
 \f4proto_clnt.c\f1
-¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+を生成する。
 \f4\-T\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ò»ØÄꤹ¤ë¤È¡¢¤µ¤é¤Ë RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë
+オプションを指定すると、さらに RPC ディスパッチテーブル
 n\f4proto_tbl.i\f1
-¤âÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+も生成する。
 \f4\-Sc\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ò»ØÄꤹ¤ë¤È¡¢¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¦¤Ç¤Î±ó³Ö¼ê³¤­¤Î»ÈÍÑË¡¤òÀâÌÀ¤¹¤ë
-¥µ¥ó¥×¥ë¥³¡¼¥É¤âÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¤³¤Î¥³¡¼¥É¤Ï
+オプションを指定すると、クライアント側での遠隔手続きの使用法を説明する
+サンプルコードも生成する。
+このコードは
 \f4proto_client.c\f1
-¤Ë½ñ¤­½Ð¤µ¤ì¤ë¡£
+に書き出される。
 \f4\-Ss\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ò»ØÄꤹ¤ë¤È¡¢
-±ó³Ö¼ê³¤­¤Î½ñ¤­Êý¤òÀâÌÀ¤¹¤ë¥µ¥ó¥×¥ë¤Î¥µ¡¼¥ÐÍÑ¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¤³¤Î¥³¡¼¥É¤Ï
+オプションを指定すると、
+遠隔手続きの書き方を説明するサンプルのサーバ用コードを生成する。
+このコードは
 \f4proto_server.c\f1
-¤Ë½ñ¤­½Ð¤µ¤ì¤ë¡£
+に書き出される。
 .P
-À¸À®¤µ¤ì¤¿¥µ¡¼¥Ð¤Ï¡¢
-¥Ý¡¼¥È¥â¥Ë¥¿ (Î㤨¤Ð \f4inetd\f1 ¤ä \f4listen\f1) ¤Çµ¯Æ°¤¹¤ë¤³¤È¤â¡¢
-¤½¤ì¼«¿È¤Çµ¯Æ°¤¹¤ë¤³¤È¤â¤Ç¤­¤ë¡£
-¥Ý¡¼¥È¥â¥Ë¥¿¤Çµ¯Æ°¤µ¤ì¤ë¾ì¹ç¡¢
-¥Õ¥¡¥¤¥ë¥Ç¥£¥¹¥¯¥ê¥×¥¿ \f40\fP ¤ò°ú¤­ÅϤ¹¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤Î¤¿¤á¤À¤±¤Î
-¥µ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤Î̾Á°¤Ï´Ä¶­ÊÑ¿ô
+生成されたサーバは、
+ポートモニタ (例えば \f4inetd\f1 や \f4listen\f1) で起動することも、
+それ自身で起動することもできる。
+ポートモニタで起動される場合、
+ファイルディスクリプタ \f40\fP を引き渡すトランスポートのためだけの
+サーバを生成する。
+トランスポートの名前は環境変数
 \f4PM_TRANSPORT\f1
-¤òÀßÄꤹ¤ë¤³¤È¤Ç»ØÄꤷ¤Ê¤±¤ì¤Ð¤Ê¤é¤Ê¤¤¡£
+を設定することで指定しなければならない。
 \f4rpcgen\f1
-¤ÇºîÀ®¤µ¤ì¤¿¥µ¡¼¥Ð¤¬¼Â¹Ô¤µ¤ì¤ë¤È¡¢
-¥µ¡¼¥Ð¤Ï´Ä¶­ÊÑ¿ô
+で作成されたサーバが実行されると、
+サーバは環境変数
 \f4NETPATH\f1
-¤Ç»ØÄꤵ¤ì¤¿Á´¤Æ¤Î¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤ˥µ¡¼¥Ð¥Ï¥ó¥É¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-´Ä¶­ÊÑ¿ô
+で指定された全てのトランスポート用にサーバハンドルを生成する。
+環境変数
 \f4NETPATH\f1
-¤¬ÀßÄꤵ¤ì¤Æ¤¤¤Ê¤¤¾ì¹ç¡¢
+が設定されていない場合、
 \f4/etc/netconfig\f1
-¥Õ¥¡¥¤¥ë¤Ëµ­½Ò¤µ¤ì¤¿Á´¤Æ¤Î²Ä»ë¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤ˥µ¡¼¥Ð¥Ï¥ó¥É¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-Ãí°Õ:
-¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤Ï¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë»þ¤Ç¤Ï¤Ê¤¯¼Â¹Ô»þ¤ËÁªÂò¤µ¤ì¤ë¡£
-¥µ¡¼¥Ð¤¬¼«Ê¬¼«¿È¤Ç³«»Ï¤¹¤ë¾ì¹ç¡¢
-¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ç¤Ï¥Ð¥Ã¥¯¥°¥é¥¦¥ó¥É¼Â¹Ô¤Ë°Ü¤ë¡£
-¥µ¡¼¥Ð¥×¥í¥»¥¹¤ò¥Õ¥©¥¢¥°¥é¥¦¥ó¥É¤Ç¼Â¹Ô¤¹¤ë¤Ë¤Ï¡¢
-ÆüìÄêµÁ¥·¥ó¥Ü¥ë
+ファイルに記述された全ての可視トランスポート用にサーバハンドルを生成する。
+注意:
+トランスポートはコンパイル時ではなく実行時に選択される。
+サーバが自分自身で開始する場合、
+デフォルトではバックグラウンド実行に移る。
+サーバプロセスをフォアグラウンドで実行するには、
+特殊定義シンボル
 \f4RPC_SVC_FG\f1
-¤¬»È¤ï¤ì¤ë¡£
+が使われる。
 .P
-Âè 2 ¤Î½ñ¼°¤Ï¡¢¤è¤êÀöÎý¤µ¤ì¤¿ RPC ¥µ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ëÆÃÊ̤ʵ¡Ç½¤òÄ󶡤¹¤ë¡£
-¤³¤ì¤é¤Îµ¡Ç½¤Ë¤Ï¡¢¥æ¡¼¥¶¡¼ÄêµÁ¤Î
+第 2 の書式は、より洗練された RPC サーバを生成する特別な機能を提供する。
+これらの機能には、ユーザー定義の
 \f4#define\f1
-¤È RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤Î¥µ¥Ý¡¼¥È¤¬´Þ¤Þ¤ì¤ë¡£
-RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤Î¥¨¥ó¥È¥ê¤Ë¤Ï°Ê²¼¤Î¤â¤Î¤¬¤¢¤ë¡£
+と RPC ディスパッチテーブルのサポートが含まれる。
+RPC ディスパッチテーブルのエントリには以下のものがある。
 .RS
 .PD 0
 .TP 3
 \(bu
-¤½¤Î¼ê³¤­¤ËÂбþ¤¹¤ë¥µ¡¼¥Ó¥¹¥ë¡¼¥Á¥ó¤Ø¤Î¥Ý¥¤¥ó¥¿
+ã\81\9dã\81®æ\89\8bç¶\9aã\81\8dã\81«å¯¾å¿\9cã\81\99ã\82\8bã\82µã\83¼ã\83\93ã\82¹ã\83«ã\83¼ã\83\81ã\83³ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿
 .TP
 \(bu
-Æþ½ÐÎÏ°ú¤­¿ô¤Ø¤Î¥Ý¥¤¥ó¥¿
+å\85¥å\87ºå\8a\9bå¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿
 .TP
 \(bu
-¤³¤ì¤é¤Î¥ë¡¼¥Á¥ó¤Î¥µ¥¤¥º
+ã\81\93ã\82\8cã\82\89ã\81®ã\83«ã\83¼ã\83\81ã\83³ã\81®ã\82µã\82¤ã\82º
 .PD
 .RE
-¥µ¡¼¥Ð¤Ï¡¢Ç§¾Ú¤ò¥Á¥§¥Ã¥¯¤·¤¿¸å¤Ë¥µ¡¼¥Ó¥¹¥ë¡¼¥Á¥ó¤ò¼Â¹Ô¤¹¤ë¤¿¤á¤Ë¡¢
-¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤ò»È¤¦¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
-¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¥é¥¤¥Ö¥é¥ê¤Ï¡¢µ­²±Îΰè´ÉÍý¤È XDR ¥Ç¡¼¥¿ÊÑ´¹¤ò¾ÜºÙ¤Ë°·¤¦¤¿¤á¤Ë¡¢
-¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤ò»È¤¦¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
+サーバは、認証をチェックした後にサービスルーチンを実行するために、
+ディスパッチテーブルを使うことができる。
+クライアントライブラリは、記憶領域管理と XDR データ変換を詳細に扱うために、
+ディスパッチテーブルを使うことができる。
 .P
-¾å¤Ç¼¨¤·¤¿Â¾¤Î 3 ¤Ä¤Î½ñ¼°¤Ï¡¢
-Á´¤Æ¤Î½ÐÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤Ç¤Ï¤Ê¤¯¡¢ÆÃÄê¤Î 1 ¤Ä¤Î¥Õ¥¡¥¤¥ë¤¬É¬Íפʾì¹ç¤Ë»È¤ï¤ì¤ë¡£
-¤¤¤¯¤Ä¤«¤Î»ÈÍÑÎ㤬°Ê²¼¤Î¡ÖÎã¡×¤Î¥»¥¯¥·¥ç¥ó¤ÇÀâÌÀ¤µ¤ì¤Æ¤¤¤ë¡£
+上で示した他の 3 つの書式は、
+全ての出力ファイルではなく、特定の 1 つのファイルが必要な場合に使われる。
+いくつかの使用例が以下の「例」のセクションで説明されている。
 \f4rpcgen\f1
-¤¬
+が
 \f4\-s\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥óÉÕ¤­¤Ç¼Â¹Ô¤µ¤ì¤¿¾ì¹ç¡¢
-ÆÃÄꥯ¥é¥¹¤Î¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤΥµ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+オプション付きで実行された場合、
+特定クラスのトランスポート用のサーバを生成する。
 \f4\-n\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥óÉÕ¤­¤Ç¼Â¹Ô¤µ¤ì¤¿¾ì¹ç¡¢
+オプション付きで実行された場合、
 \f2netid\f1
-¤Ç»ØÄꤷ¤¿¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤΥµ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+で指定したトランスポート用のサーバを生成する。
 \f2infile\f1
-¤¬»ØÄꤵ¤ì¤Æ¤¤¤Ê¤¤¾ì¹ç¡¢
+が指定されていない場合、
 \f4rpcgen\f1
-¤Ïɸ½àÆþÎϤ«¤éÆþÎϤò¼õ¤±ÉÕ¤±¤ë¡£
+は標準入力から入力を受け付ける。
 .P
-ÆþÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤¬
+入力ファイルが
 \f4rpcgen\f1
-¤Ë¤è¤Ã¤Æ¼ÂºÝ¤Ë½èÍý¤µ¤ì¤ëÁ°¤Ë¡¢C ¥×¥ê¥×¥í¥»¥Ã¥µ
+ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å®\9fé\9a\9bã\81«å\87¦ç\90\86ã\81\95ã\82\8cã\82\8bå\89\8dã\81«ã\80\81C ã\83\97ã\83ªã\83\97ã\83­ã\82»ã\83\83ã\82µ
 \f4cc \-E\f1
-[\f4cc\fP(1) ¤ò»²¾È] ¤¬¼Â¹Ô¤µ¤ì¤ë¡£
+[\f4cc\fP(1) を参照] が実行される。
 \f4rpcgen\f1
-¤Ï³Æ¥¿¥¤¥×¤Î½ÐÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤ËÂФ·¤Æ¡¢
+は各タイプの出力ファイルに対して、
 \f4rpcgen\f1
-¥×¥í¥°¥é¥Þ¤¬»È¤¦ÆÃÊ̤ʥץê¥×¥í¥»¥Ã¥µ¥·¥ó¥Ü¥ë¤òÄêµÁ¤¹¤ë¡£
+プログラマが使う特別なプリプロセッサシンボルを定義する。
 .P
 .PD 0
 .TP 12
 \f4RPC_HDR\f1
-¥Ø¥Ã¥À¥Õ¥¡¥¤¥ë¤Ë¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤¹¤ëºÝ¤ËÄêµÁ¤µ¤ì¤ë¡£
+ヘッダファイルにコンパイルする際に定義される。
 .TP
 \f4RPC_XDR\f1
-XDR ¥ë¡¼¥Á¥ó¤Ë¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤¹¤ëºÝ¤ËÄêµÁ¤µ¤ì¤ë¡£
+XDR ルーチンにコンパイルする際に定義される。
 .TP
 \f4RPC_SVC\f1
-¥µ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö¤Ë¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤¹¤ëºÝ¤ËÄêµÁ¤µ¤ì¤ë¡£
+サーバ側スタブにコンパイルする際に定義される。
 .TP
 \f4RPC_CLNT\f1
-¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¦¥¹¥¿¥Ö¤Ë¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤¹¤ëºÝ¤ËÄêµÁ¤µ¤ì¤ë¡£
+クライアント側スタブにコンパイルする際に定義される。
 .TP
 \f4RPC_TBL\f1
-RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤Ë¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤¹¤ëºÝ¤ËÄêµÁ¤µ¤ì¤ë¡£
+RPC ディスパッチテーブルにコンパイルする際に定義される。
 .PD
 .P
 `\f4%\f1'
-¤Ç»Ï¤Þ¤ëÁ´¤Æ¤Î¹Ô¤Ï¡¢
+で始まる全ての行は、
 \f4rpcgen\f1
-¤Ë²ò¼á¤µ¤ì¤ë¤³¤È¤Ê¤¯¡¢½ÐÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë¤ËľÀܤ½¤Î¤Þ¤ÞÅϤµ¤ì¤ë¡£
+に解釈されることなく、出力ファイルに直接そのまま渡される。
 .P
 \f2infile\f1
-¤Ç»²¾È¤µ¤ì¤ëÁ´¤Æ¤Î¥Ç¡¼¥¿¥¿¥¤¥×¤ËÂФ·¤Æ¡¢
+で参照される全てのデータタイプに対して、
 \f4rpcgen\f1
-¤Ï¥Ç¡¼¥¿¥¿¥¤¥×̾¤ÎÁ°¤Ë
+はデータタイプ名の前に
 \f4xdr_\f1
-¤òÉÕ¤±¤¿Ì¾Á°¤Î¥ë¡¼¥Á¥ó¤¬Â¸ºß¤¹¤ë¤³¤È¤ò²¾Äꤹ¤ë¡£
-¤³¤Î¥ë¡¼¥Á¥ó¤¬ RPC/XDR ¥é¥¤¥Ö¥é¥ê¤Ë¤Ê¤¤¾ì¹ç¡¢
-¤½¤Î¥ë¡¼¥Á¥ó¤òÄ󶡤·¤Ê¤±¤ì¤Ð¤Ê¤é¤Ê¤¤¡£
-̤ÄêµÁ¤Î¥Ç¡¼¥¿¥¿¥¤¥×¤òÄ󶡤¹¤ë¤³¤È¤Ç
-XDR ¥ë¡¼¥Á¥ó¤ò¥«¥¹¥¿¥Þ¥¤¥º¤¹¤ë¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
+を付けた名前のルーチンが存在することを仮定する。
+このルーチンが RPC/XDR ライブラリにない場合、
+そのルーチンを提供しなければならない。
+未定義のデータタイプを提供することで
+XDR ルーチンをカスタマイズすることができる。
 .br
 .ne 10
 .P
-°Ê²¼¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤¬»ÈÍѲÄǽ¤Ç¤¢¤ë¡£
+以下のオプションが使用可能である。
 .TP
 \f4\-a\f1
-¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¦¤È¥µ¡¼¥Ð¦¤Î¥µ¥ó¥×¥ë¥³¡¼¥É¤ò´Þ¤àÁ´¤Æ¤Î¥Õ¥¡¥¤¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+クライアント側とサーバ側のサンプルコードを含む全てのファイルを生成する。
 .TP
 \f4\-b\f1
-SunOS4.1 ¥¹¥¿¥¤¥ë¤Î RPC ¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-ÀΤΥ³¡¼¥É¤È¤Î¸ß´¹À­¤Î¤¿¤á¤Ë¤¢¤ë¡£¤³¤ì¤¬¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ç¤¢¤ë¡£
+SunOS4.1 スタイルの RPC コードを生成する。
+昔のコードとの互換性のためにある。これがデフォルトである。
 .TP
 \f4\-5\f1
-SysVr4 ¥¹¥¿¥¤¥ë¤Î RPC ¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¤³¤ì¤Ï Svr4 ¥·¥¹¥Æ¥à¤Î¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÆÈΩ RPC
-(Transport Independent RPC) ¤Ç»È¤ï¤ì¤ë¡£
-¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ç¤Ï rpcgen ¤Ï¡¢SunOS4.1 ¥¹¥¿¥¤¥ë¤Î RPC ¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+SysVr4 スタイルの RPC コードを生成する。
+これは Svr4 システムのトランスポート独立 RPC
+(Transport Independent RPC) で使われる。
+デフォルトでは rpcgen は、SunOS4.1 スタイルの RPC コードを生成する。
 .TP
 \f4\-c\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ XDR ¥ë¡¼¥Á¥ó¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+コンパイルして XDR ルーチンを生成する。
 .TP
 \f4\-C\f1
-ANSI C ¤Î¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¤³¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤Ï C++ ¥³¥ó¥Ñ¥¤¥é¤Ç¤â¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤Ç¤­¤ë¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¤³¤ì¤¬¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ç¤¢¤ë¡£
+ANSI C のコードを生成する。
+このオプションは C++ コンパイラでもコンパイルできるコードを生成する。
+これがデフォルトである。
 .TP
 \f4\-k\f1
-K&R C ¤Î¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ï ANSI C ¤Ç¤¢¤ë¡£
+K&R C のコードを生成する。デフォルトは ANSI C である。
 .TP
 \f4\-D\f2name\f4[=\f2value\f4]\f1
-¥·¥ó¥Ü¥ë
+シンボル
 \f2name\f1
-¤òÄêµÁ¤¹¤ë¡£
-¥½¡¼¥¹Ãæ¤Î
+を定義する。
+ソース中の
 \f4#define\f1
-¥Ç¥£¥ì¥¯¥Æ¥£¥Ö¤ÈƱ¤¸¡£
+ディレクティブと同じ。
 \f2value\f1
-¤¬Í¿¤¨¤é¤ì¤Æ¤¤¤Ê¤¤¾ì¹ç¡¢
+が与えられていない場合、
 \f2value\f1
-¤Ï \f41\f1 ¤ÈÄêµÁ¤µ¤ì¤ë¡£
-¤³¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ÏÊ£¿ô²ó»ØÄꤷ¤Æ¤â¤è¤¤¡£
+は \f41\f1 と定義される。
+このオプションは複数回指定してもよい。
 .TP
 \f4\-h\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ
+コンパイルして
 \f4C\f1
-¸À¸ì¤Î¥Ç¡¼¥¿ÄêµÁ (¥Ø¥Ã¥À¥Õ¥¡¥¤¥ë) ¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤ò¥µ¥Ý¡¼¥È¤¹¤ë¥Ø¥Ã¥À¥Õ¥¡¥¤¥ë¤òÀ¸À®¤·¤¿¤¤¾ì¹ç¤Ï¡¢
+言語のデータ定義 (ヘッダファイル) を生成する。
+RPC ディスパッチテーブルをサポートするヘッダファイルを生成したい場合は、
 \f4\-T\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤òƱ»þ¤Ë»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¡£
+オプションを同時に指定すること。
 .TP
 \f4\-I\f1
-inetd ¤«¤éµ¯Æ°¤Ç¤­¤ë¥µ¡¼¥Ó¥¹¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ç¤Ï¡¢\f4\-s\f1 ¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ÇÁªÂò¤µ¤ì¤ë¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤ò½èÍý¤¹¤ë¡¢
-ÀÅŪ¥µ¡¼¥Ó¥¹¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-\f4\-I\f1 ¤ò»È¤¦¤³¤È¤Ç¡¢¥µ¡¼¥Ó¥¹¤ò¤É¤Á¤é¤ÎÊýË¡¤Ç¤âµ¯Æ°¤Ç¤­¤ë¤è¤¦¤Ë¤Ê¤ë¡£
+inetd から起動できるサービスを生成する。
+デフォルトでは、\f4\-s\f1 オプションで選択されるトランスポートを処理する、
+静的サービスを生成する。
+\f4\-I\f1 を使うことで、サービスをどちらの方法でも起動できるようになる。
 .TP
 \f4-K\f2 secs\f1
-¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ç¤Ï¡¢\f4rpcgen\fP ¤ÇÀ¸À®¤µ¤ì¤¿¥µ¡¼¥Ó¥¹¤Ï¡¢
-¥ê¥¯¥¨¥¹¥È¤ò½èÍý¤·¤¿¸å \f4120\fP ÉÃÂԤäƽªÎ»¤¹¤ë¡£
-¤³¤ÎÂÔµ¡»þ´Ö¤Ï \f4-K\fP ¥Õ¥é¥°¤ò»È¤Ã¤ÆÊѹ¹¤Ç¤­¤ë¡£
-¥ê¥¯¥¨¥¹¥È¤ò½èÍý¤·¤¿¸å¤¹¤°¤Ë½ªÎ»¤¹¤ë¥µ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ë¤Ë¤Ï¡¢
-\f4-K\ 0\fP ¤ò»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¡£
-·è¤·¤Æ½ªÎ»¤·¤Ê¤¤¥µ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ë¤Ë¤Ï¡¢
-ŬÀڤʰú¤­¿ô¤Ç¤¢¤ë \f4-K\ -1\fP ¤ò»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¡£
+デフォルトでは、\f4rpcgen\fP で生成されたサービスは、
+リクエストを処理した後 \f4120\fP 秒待って終了する。
+この待機時間は \f4-K\fP フラグを使って変更できる。
+リクエストを処理した後すぐに終了するサーバを生成するには、
+\f4-K\ 0\fP を指定すること。
+決して終了しないサーバを生成するには、
+適切な引き数である \f4-K\ -1\fP を指定すること。
 .IP
-¥µ¡¼¥Ð¤ò¥â¥Ë¥¿¥ê¥ó¥°¤·¤Æ¤¤¤ë¾ì¹ç¡¢¤¢¤ë¼ï¤Î¥Ý¡¼¥È¥â¥Ë¥¿¡¢Î㤨¤Ð
+サーバをモニタリングしている場合、ある種のポートモニタ、例えば
 \f4listen\fP(1M)
-¤Î¤è¤¦¤Ê¤â¤Î¤Ï¡¢¥µ¡¼¥Ó¥¹¥ê¥¯¥¨¥¹¥È¤Ë±þÅú¤·¤Æ
-.I ¾ï¤Ë
-¿·¤·¤¤¥×¥í¥»¥¹¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¥µ¡¼¥Ð¤¬¤½¤Î¤è¤¦¤Ê¥â¥Ë¥¿¤È¤È¤â¤Ë»È¤ï¤ì¤ë¤³¤È¤¬Ê¬¤«¤Ã¤Æ¤¤¤ë¾ì¹ç¡¢
-¥µ¡¼¥Ð¤Ï½èÍý¤Î´°Î»¸å¤¹¤°¤Ë½ªÎ»¤¹¤Ù¤­¤Ç¤¢¤ë¡£
-¤½¤Î¤è¤¦¤Ê¥µ¡¼¥Ð¤òÀ¸À®¤¹¤ë¤¿¤á¤Ë¤Ï¡¢
-\f4rpcgen\fP ¤ò \f4-K\ -1\fP ¥ª¥×¥·¥ç¥óÉÕ¤­¤Ç»È¤¦¤Ù¤­¤Ç¤¢¤ë¡£
+のようなものは、サービスリクエストに応答して
+.I 常に
+新しいプロセスを生成する。
+サーバがそのようなモニタとともに使われることが分かっている場合、
+サーバは処理の完了後すぐに終了すべきである。
+そのようなサーバを生成するためには、
+\f4rpcgen\fP を \f4-K\ -1\fP オプション付きで使うべきである。
 .TP
 \f4\-l\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¦¥¹¥¿¥Ö¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+コンパイルしてクライアント側スタブを生成する。
 .TP
 \f4\-m\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ¥µ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö¥Õ¥¡¥¤¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¤¬¡¢
-\(lqmain\(rq ¥ë¡¼¥Á¥ó¤ÏºîÀ®¤·¤Ê¤¤¡£
-¤³¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤Ï¡¢¥³¡¼¥ë¥Ð¥Ã¥¯¥ë¡¼¥Á¥ó¤òºîÀ®¤¹¤ë¾ì¹ç¤ä¡¢
-½é´ü²½¤ò¹Ô¤¦¤¿¤á¤ËÆȼ«¤Î \(lqmain\(rq ¥ë¡¼¥Á¥ó¤òµ­½Ò¤¹¤ëɬÍפ¬¤¢¤ë
-¥æ¡¼¥¶¡¼¤Ë¤È¤Ã¤ÆÌò¤ËΩ¤Ä¡£
+コンパイルしてサーバ側スタブファイルを生成するが、
+\(lqmain\(rq ルーチンは作成しない。
+このオプションは、コールバックルーチンを作成する場合や、
+初期化を行うために独自の \(lqmain\(rq ルーチンを記述する必要がある
+ユーザーにとって役に立つ。
 .TP
 \f4\-n \f2netid\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ
+コンパイルして
 \f2netid\f1
-¤Ç»ØÄꤷ¤¿¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤΥµ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-netconfig ¥Ç¡¼¥¿¥Ù¡¼¥¹¤Ë
+で指定したトランスポート用のサーバ側スタブを生成する。
+netconfig データベースに
 \f2netid\f1
-ÍѤΥ¨¥ó¥È¥ê¤¬Â¸ºß¤¹¤ëɬÍפ¬¤¢¤ë¡£
-Ê£¿ô¤Î¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤ËÂФ·¤Æ¥µ¡¼¥Ó¥¹¤ò¹Ô¤¦¥µ¡¼¥Ð¤òºîÀ®¤¹¤ë¤¿¤á¤Ë¡¢
-¤³¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤òÊ£¿ô²ó»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
+用のエントリが存在する必要がある。
+複数のトランスポートに対してサービスを行うサーバを作成するために、
+このオプションを複数回指定することができる。
 .TP
 \f4\-N\f1
-¿·¤·¤¤¥¹¥¿¥¤¥ë¤Î rpcgen ¤ò»È¤¦¡£¼ê³¤­¤¬Ê£¿ô¤Î°ú¤­¿ô¤ò»ý¤Æ¤ë¤è¤¦¤Ë¤¹¤ë¡£
-¤³¤ì¤Ï¤Þ¤¿¡¢C ¸À¸ì¤Ë¤È¤Æ¤â¤è¤¯»÷¤¿¥Ñ¥é¥á¡¼¥¿ÅϤ·¤ÎÊýË¡¤òÍѤ¤¤ë¡£
-¤³¤ì¤Ë¤è¤ê¡¢±ó³Ö¼ê³¤­¤Ë°ú¤­¿ô¤òÅϤ¹¾ì¹ç¤Ë¡¢°ú¤­¿ô¤Ø¤Î¥Ý¥¤¥ó¥¿¤Ç¤Ï¤Ê¤¯
-°ú¤­¿ô¤½¤Î¤â¤Î¤òÅϤ¹¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
-¤³¤ÎÆ°ºî¤Ï¡¢°ÊÁ°¤Î¥¹¥¿¥¤¥ë¤Î rpcgen ¤¬À¸À®¤·¤¿¥³¡¼¥É¤Ë¤è¤ë¤â¤Î¤È¤Ï°Û¤Ê¤ë¡£
-°ÊÁ°¤Î¤â¤Î¤È¤Î¸ß´¹À­¤Î¤¿¤á¡¢¿·¤·¤¤¥¹¥¿¥¤¥ë¤Ï¥Ç¥Õ¥©¥ë¥È¤Ë¤Ê¤Ã¤Æ¤¤¤Ê¤¤¡£
+新しいスタイルの rpcgen を使う。手続きが複数の引き数を持てるようにする。
+これはまた、C 言語にとてもよく似たパラメータ渡しの方法を用いる。
+これにより、遠隔手続きに引き数を渡す場合に、引き数へのポインタではなく
+引き数そのものを渡すことができる。
+この動作は、以前のスタイルの rpcgen が生成したコードによるものとは異なる。
+以前のものとの互換性のため、新しいスタイルはデフォルトになっていない。
 .TP
 \f4\-o \f2outfile\f1
-½ÐÎÏ¥Õ¥¡¥¤¥ë̾¤ò»ØÄꤹ¤ë¡£
-²¿¤â»ØÄꤵ¤ì¤Ê¤¤¾ì¹ç¡¢É¸½à½ÐÎϤ˽ñ¤­½Ð¤¹
+出力ファイル名を指定する。
+何も指定されない場合、標準出力に書き出す
 (\f4\-c\f1,
 \f4\-h\f1,
 \f4\-l\f1,
@@ -317,13 +317,13 @@ netconfig 
 \f4\-Sc\f1,
 \f4\-Ss\f1,
 \f4\-t\f1 
-¥â¡¼¥É»þ¤Î¤ß)¡£
+モード時のみ)。
 .TP
 \f4\-s \f2nettype\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ
+コンパイルして
 \f2nettype\f1
-¥¯¥é¥¹¤Ë°¤¹¤ëÁ´¤Æ¤Î¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤΥµ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-¥µ¥Ý¡¼¥È¤µ¤ì¤Æ¤¤¤ë¥¯¥é¥¹¤Ï°Ê²¼¤ÎÄ̤ê¤Ç¤¢¤ë¡£
+クラスに属する全てのトランスポート用のサーバ側スタブを生成する。
+サポートされているクラスは以下の通りである。
 \f4netpath\f1,
 \f4visible\f1,
 \f4circuit_n\f1,
@@ -332,82 +332,82 @@ netconfig 
 \f4datagram_v\f1,
 \f4tcp\f1,
 \f4udp\f1
-[¤³¤ì¤é¤Î¥¯¥é¥¹¤Ë´ØÏ¢¤Å¤±¤é¤ì¤¿°ÕÌ£¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢
-\f4rpc\fP(3N) ¤ò»²¾È¤¹¤ë¤³¤È]¡£
-¤³¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ÏÊ£¿ô²ó»ØÄꤹ¤ë¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
-Ãí°Õ:
-¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤Ï¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë»þ¤Ç¤Ï¤Ê¤¯¼Â¹Ô»þ¤ËÁªÂò¤µ¤ì¤ë¡£
+[これらのクラスに関連づけられた意味については、
+\f4rpc\fP(3N) を参照すること]。
+このオプションは複数回指定することができる。
+注意:
+トランスポートはコンパイル時ではなく実行時に選択される。
 .TP
 \f4\-Sc\f1
-±ó³Ö¼ê³¤­¤Î»ÈÍÑË¡¤È¡¢rpcgen ¤ÇÀ¸À®¤µ¤ì¤¿¥¯¥é¥¤¥¢¥ó¥È¦¥¹¥¿¥Ö¤ò
-¸Æ¤Ó½Ð¤¹Á°¤Ë¥µ¡¼¥Ð¤ò¥Ð¥¤¥ó¥É¤¹¤ëÊýË¡¤òÀâÌÀ¤¹¤ë¥µ¥ó¥×¥ë¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+遠隔手続きの使用法と、rpcgen で生成されたクライアント側スタブを
+呼び出す前にサーバをバインドする方法を説明するサンプルコードを生成する。
 .TP
 \f4\-Ss\f1
-¥µ¡¼¥Ð¦±ó³Ö¼ê³¤­¤Î¹üÁȤߤȤʤ륳¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
-±ó³Ö¼ê³¤­¤Î¼ÂºÝ¤Î¥³¡¼¥É¤òµ­½Ò¤¹¤ëɬÍפ¬¤¢¤ë¡£
+サーバ側遠隔手続きの骨組みとなるコードを生成する。
+遠隔手続きの実際のコードを記述する必要がある。
 .TP
 \f4\-t\f1
-¥³¥ó¥Ñ¥¤¥ë¤·¤Æ RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+コンパイルして RPC ディスパッチテーブルを生成する。
 .TP
 \f4\-T\f1
-RPC ¥Ç¥£¥¹¥Ñ¥Ã¥Á¥Æ¡¼¥Ö¥ë¤ò¥µ¥Ý¡¼¥È¤¹¤ë¥³¡¼¥É¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+RPC ディスパッチテーブルをサポートするコードを生成する。
 .P
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó
+オプション
 \f4\-c\f1,
 \f4\-h\f1,
 \f4\-l\f1,
 \f4\-m\f1,
 \f4\-s\f1,
 \f4\-t\f1
-¤Ï¡¢ÆÃÄê¤Î¥¿¥¤¥×¤Î¥Õ¥¡¥¤¥ë¤òÀ¸À®¤¹¤ë¤¿¤á¤Ë¡¢¤É¤ì¤« 1 ¤Ä¤òñÆȤǻȤ¦¡£
-°ìÊý¡¢¥ª¥×¥·¥ç¥ó
+は、特定のタイプのファイルを生成するために、どれか 1 つを単独で使う。
+一方、オプション
 \f4\-D\f1
-¤È
+と
 \f4\-T\f1
-¤Ï¡¢¥°¥í¡¼¥Ð¥ë¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤Ç¡¢Â¾¤Î¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤È¤È¤â¤Ë»È¤¦¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
+は、グローバルオプションで、他のオプションとともに使うことができる。
 .br
 .ne 5
-.SH Ãí°Õ
-RPC ¸À¸ì¤Ï¹½Â¤ÂΤÎÆþ¤ì»Ò¹½Â¤¤ò¥µ¥Ý¡¼¥È¤·¤Ê¤¤¡£
-ÂнèË¡¤È¤·¤Æ
-ƱÍͤθú²Ì¤òÆÀ¤ë¤¿¤á¤Ë¡¢¹½Â¤ÂΤò¥È¥Ã¥×¥ì¥Ù¥ë¤ÇÀë¸À¤·¡¢
-¤½¤Î¹½Â¤ÂÎ̾¤ò¾¤Î¹½Â¤ÂΤÎÃæ¤Ç»È¤¦¤³¤È¤¬¤Ç¤­¤ë¡£
+.SH 注意
+RPC 言語は構造体の入れ子構造をサポートしない。
+対処法として
+同様の効果を得るために、構造体をトップレベルで宣言し、
+その構造体名を他の構造体の中で使うことができる。
 .P
-ÌÀ³Î¤Ê̾Á°¥¹¥³¡¼¥×¤¬¼ÂºÝ¤ËŬ±þ¤µ¤ì¤Æ¤¤¤Ê¤¤¤¿¤á¡¢
-¥×¥í¥°¥é¥àÄêµÁ¤Î»ÈÍÑÃæ¤Ë̾Á°¤Î¾×Æͤ¬µ¯¤­¤ë¾ì¹ç¤¬¤¢¤ë¡£
-¤³¤ÎÌäÂê¤ÎÂçÉôʬ¤Ï¡¢¥×¥í¥°¥é¥à¡¦¥Ð¡¼¥¸¥ç¥ó¡¦¼ê³¤­¡¦¥¿¥¤¥×¤ËÂФ·¤Æ
-¸ÇÍ­¤Î̾Á°¤òÉÕ¤±¤ë¤³¤È¤Ç²óÈò¤Ç¤­¤ë¡£
+明確な名前スコープが実際に適応されていないため、
+プログラム定義の使用中に名前の衝突が起きる場合がある。
+この問題の大部分は、プログラム・バージョン・手続き・タイプに対して
+固有の名前を付けることで回避できる。
 .P
 \f4\-n\f1
-¥ª¥×¥·¥ç¥ó¤ÇÀ¸À®¤µ¤ì¤¿¥µ¡¼¥ÐÍÑ¥³¡¼¥É¤Ï¡¢
+オプションで生成されたサーバ用コードは、
 \f2netid\f1
-¤Ç»ØÄꤵ¤ì¤¿¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥È¤ò»²¾È¤¹¤ë¤Î¤Ç¡¢
-Èó¾ï¤Ë¥µ¥¤¥È°Í¸¤·¤¿¤â¤Î¤Ë¤Ê¤ë¡£
-.SH Îã
-°Ê²¼¤ÎÎã:
+で指定されたトランスポートを参照するので、
+非常にサイト依存したものになる。
+.SH 
+以下の例:
 .IP
 .ft 4
 $ rpcgen \-T prot.x
 .ft 1
 .P
-¤Ï 5 ¤Ä¤Î¥Õ¥¡¥¤¥ë:
+は 5 つのファイル:
 \f4prot.h\f1,
 \f4prot_clnt.c\f1,
 \f4prot_svc.c\f1,
 \f4prot_xdr.c\f1,
 \f4prot_tbl.i\f1
-¤òÀ¸À®¤¹¤ë¡£
+を生成する。
 .P
-°Ê²¼¤ÎÎã¤Ç¤Ï¡¢C ¸À¸ì¤Î¥Ç¡¼¥¿ÄêµÁ (¥Ø¥Ã¥À¥Õ¥¡¥¤¥ë) ¤¬É¸½à½ÐÎϤËÁ÷¤é¤ì¤ë¡£
+以下の例では、C 言語のデータ定義 (ヘッダファイル) が標準出力に送られる。
 .IP
 .ft 4
 $ rpcgen \-h prot.x
 .ft 1
 .P
 \f4datagram_n\f1
-¥¯¥é¥¹¤Ë°¤¹¤ëÁ´¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤΥµ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö¤Î¥Æ¥¹¥È¥Ð¡¼¥¸¥ç¥ó
+クラスに属する全トランスポート用のサーバ側スタブのテストバージョン
 \f4-DTEST\f1
-¤òɸ½à½ÐÎϤ˽ñ¤­½Ð¤¹¤¿¤á¤Ë¤Ï¡¢°Ê²¼¤Î¤è¤¦¤Ë¤¹¤ë¤³¤È:
+を標準出力に書き出すためには、以下のようにすること:
 .IP
 .ft 4
 $ rpcgen \-s datagram_n \-DTEST prot.x
@@ -415,15 +415,15 @@ $ rpcgen \-s datagram_n \-DTEST prot.x
 .P
 \f2netid\f1
 \f4tcp\f1
-¤Ç»ØÄꤵ¤ì¤¿¥È¥é¥ó¥¹¥Ý¡¼¥ÈÍѤΥµ¡¼¥Ð¦¥¹¥¿¥Ö¤òÀ¸À®¤¹¤ë¤¿¤á¤Ë¤Ï¡¢
-°Ê²¼¤Î¤è¤¦¤Ë¤¹¤ë¤³¤È:
+で指定されたトランスポート用のサーバ側スタブを生成するためには、
+以下のようにすること:
 .IP
 .ft 4
 $ rpcgen \-n tcp \-o prot_svc.c prot.x
 .ft 1
-.SH ´ØÏ¢¹àÌÜ
+.SH 関連項目
 \f4cc\fP(1)
-.SH ËÝÌõ¼Ô¼Õ¼­
-¤³¤Î man ¥Ú¡¼¥¸¤ÎËÝÌõ¤Ë¤¢¤¿¤ê¡¢
+.SH 翻訳者謝辞
+この man ページの翻訳にあたり、
 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/>
-¤Ë¤è¤ëËÝÌõ¤ò»²¹Í¤Ë¤µ¤»¤Æ¤¤¤¿¤À¤¤¤¿¡£
+による翻訳を参考にさせていただいた。