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長音記号の修正を release に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / access.2
index 02a3882..d23e08a 100644 (file)
@@ -60,7 +60,7 @@
 .\"
 .TH ACCESS 2 2014\-08\-19 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
-access, faccessat \- ユーザのファイルへのアクセス権をチェックする
+access, faccessat \- ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¸ã\81®ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹æ¨©ã\82\92ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\81\99ã\82\8b
 .SH 書式
 .nf
 \fB#include <unistd.h>\fP
@@ -101,7 +101,7 @@ _ATFILE_SOURCE
 \fBW_OK\fP, \fBX_OK\fP は、ファイルが存在して、それぞれ読み込み、書き込み、実行の許可があるか を検査する。
 
 チェックは、実際に操作が行われる際に使用される実効 (effective) ID でなく、 呼び出し元プロセスの \fI実 (real)\fP UID と
-\fI実 (real)\fP GID を使って行われる。 これにより、set\-user\-ID プログラムで、プログラムを起動するユーザの権限を
+\fIå®\9f (real)\fP GID ã\82\92使ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\82\8cã\81«ã\82\88ã\82\8aã\80\81set\-user\-ID ã\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 ã\81§ã\80\81ã\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 ã\82\92èµ·å\8b\95ã\81\99ã\82\8bã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®æ¨©é\99\90ã\82\92
 簡単に決定することができる。
 
 呼び出し元プロセスが特権プロセス (つまり、プロセスの実 UID が 0) の場合、 通常のファイルに対する \fBX_OK\fP
@@ -166,7 +166,7 @@ permission) が得られなかった。 (\fBpath_resolution\fP(7)  も参照の
 I/O エラーが発生した。
 .TP 
 \fBENOMEM\fP
-カーネルに十分なメモリがない。
\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81«å\8d\81å\88\86ã\81ªã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
 .TP 
 \fBETXTBSY\fP
 実行中のファイルに対して書き込みを要求した。
@@ -174,13 +174,13 @@ I/O エラーが発生した。
 \fBfaccessat\fP() では以下のエラーも発生する。
 .TP 
 \fBEBADF\fP
-\fIdirfd\fP が適切なファイルディスクリプタでない。
+\fIdirfd\fP ã\81\8cé\81©å\88\87ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81ªã\81\84ã\80\82
 .TP 
 \fBEINVAL\fP
 \fIflags\fP に無効なフラグが指定された。
 .TP 
 \fBENOTDIR\fP
-\fIpathname\fP が相対パスで、 \fIdirfd\fP がディレクトリ以外のファイルを参照しているファイルディスクリプタである。
+\fIpathname\fP ã\81\8cç\9b¸å¯¾ã\83\91ã\82¹ã\81§ã\80\81 \fIdirfd\fP ã\81\8cã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªä»¥å¤\96ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
 .SH バージョン
 \fBfaccessat\fP()  はバージョン 2.6.16 で Linux に追加された。 ライブラリによるサポートは glibc バージョン 2.4
 で追加された。
@@ -190,11 +190,11 @@ I/O エラーが発生した。
 \fBfaccessat\fP(): POSIX.1\-2008.
 .SH 注意
 .PP
-\fB警告\fP: あるユーザが、例えば \fBopen\fP(2) によるアクセスが可能かどうかを、 (実際に行う前に)
+\fBè­¦å\91\8a\fP: ã\81\82ã\82\8bã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81\8cã\80\81ä¾\8bã\81\88ã\81° \fBopen\fP(2) ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\8cå\8f¯è\83½ã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\82\92ã\80\81 (å®\9fé\9a\9bã\81«è¡\8cã\81\86å\89\8dã\81«)
 これらのシステムコールを使ってチェックするのは、セキュリティホールの原因になる。なぜならチェックをしてから
 実際にファイルのオープン操作をする間の短い間隔を悪用できるからである。 \fBこの理由があるので、このシステムコールを使うのは避けるべきである。\fP
-(ここで説明した例の場合には、より安全な方法としては、 そのプロセスの実効ユーザ ID を実ユーザ ID に一時的に切り替えてから \fBopen\fP(2)
-を呼び出す方法がある。)
+(ここで説明した例の場合には、より安全な方法としては、 そのプロセスの実効ユーザー ID を実ユーザー ID に一時的に切り替えてから
+\fBopen\fP(2) を呼び出す方法がある。)
 .PP
 \fBaccess\fP() は常にシンボリックリンクの展開を行う。
 シンボリックリンクのアクセス許可を確認する必要がある場合は、
@@ -204,7 +204,7 @@ I/O エラーが発生した。
 これらのシステムコールはエラーを返す。
 .PP
 .\" HPU-UX 11 and Tru64 5.1 do this.
-POSIX.1\-2001 では、 呼び出し元プロセスが適切な特権を持っている場合 (つまり、スーパーユーザの場合)、
+POSIX.1\-2001 ã\81§ã\81¯ã\80\81 å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\85\83ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81\8cé\81©å\88\87ã\81ªç\89¹æ¨©ã\82\92æ\8c\81ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88 (ã\81¤ã\81¾ã\82\8aã\80\81ã\82¹ã\83¼ã\83\91ã\83¼ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®å ´å\90\88\80\81
 たとえファイルの実行許可ビットが全くセットされていなくても \fBX_OK\fP のチェックとして成功を返す実装が認められている。 Linux
 はこのようにはなっていない。
 .PP
@@ -233,10 +233,11 @@ POSIX.1\-2001 では、 呼び出し元プロセスが適切な特権を持っ
 のシンボリックリンクに基づいてパス名を構成する。
 .SH バグ
 .\" This behavior appears to have been an implementation accident.
-バージョン 2.4 (とそれ以前) のカーネルには、スーパーユーザでの \fBX_OK\fP のチェックの扱いに奇妙な点がある。 ディレクトリ以外のファイルで
-(ユーザ、グループ、他人の) 全てのカテゴリについて 実行許可がない場合、 \fBaccess\fP()  のチェックで \-1 が返るのは \fImode\fP に
-\fBX_OK\fP だけが指定されたときだけであり \fImode\fP に \fBR_OK\fP や \fBW_OK\fP が一緒に指定された場合には
-\fBaccess\fP()  は 0 を返す。 (バージョン 2.6.3 以前の) 初期の 2.6 系のカーネルも 2.4 系のカーネルと同様の動作をする。
+バージョン 2.4 (とそれ以前) のカーネルには、スーパーユーザーでの \fBX_OK\fP のチェックの扱いに奇妙な点がある。
+ディレクトリ以外のファイルで (ユーザー、グループ、他人の) 全てのカテゴリーについて 実行許可がない場合、 \fBaccess\fP()  のチェックで
+\-1 が返るのは \fImode\fP に \fBX_OK\fP だけが指定されたときだけであり \fImode\fP に \fBR_OK\fP や \fBW_OK\fP
+が一緒に指定された場合には \fBaccess\fP()  は 0 を返す。 (バージョン 2.6.3 以前の) 初期の 2.6 系のカーネルも 2.4
+系のカーネルと同様の動作をする。
 
 2.6.20 より前のカーネルでは、 これらのシステムコールはファイルが存在するファイルシステムを \fBmount\fP(2) する際に指定された
 \fBMS_NOEXEC\fP フラグの効果を無視していた。 カーネル 2.6.20 以降では、 \fBMS_NOEXEC\fP