の場合は呼び出し元のスレッドのケーパビリティが操作対象となる。 \fIpid\fP がシングルスレッド・プロセスを参照している場合、 \fIpid\fP
は以前から使われているプロセスID を使って指定できる。 マルチスレッド・プロセス内のあるスレッドを対象にする場合は、 \fBgettid\fP(2)
が返すスレッドID を用いて指定する必要がある。 また、 \fBcapset\fP() では \-1 や \-1 より小さな値を指定することもできる。 \-1
-は呼び出し元と \fBinit\fP(8) を除く全てのスレッドを対象として変更を行うことを、 \-1 より小さな値は ID が \-\fIpid\fP
+は呼び出し元と \fBinit\fP(1) を除く全てのスレッドを対象として変更を行うことを、 \-1 より小さな値は ID が \-\fIpid\fP
のプロセスグループの全メンバ を対象として変更を行うことを意味する。
このデータの詳細は \fBcapabilities\fP(7) を参照すること。
.SH 関連項目
\fBclone\fP(2), \fBgettid\fP(2), \fBcapabilities\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。