.\" Updated & Modified 2004-12-29, Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
.\" Updated 2008-08-09, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v3.05
.\"
-.TH CHMOD 2 2014\-02\-21 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH CHMOD 2 2014\-08\-19 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
chmod, fchmod, fchmodat \- ファイルのモードを変更する
.SH 書式
\fBfchmodat\fP(): POSIX.1\-2008.
.SH 注意
+.SS "C ライブラリとカーネル ABI の違い"
GNU C ライブラリの \fBfchmodat\fP() ラッパー関数は、このページで説明している POSIX
で規定されたインターフェースを実装している。このインターフェースは、内部で呼ばれる Linux のシステムコールとは異なる。システムコールは
\fIflags\fP 引き数を\fI持たない\fP。
+.SS "glibc での注意"
+\fBfchmodat\fP() が利用できない古いカーネルでは、 glibc ラッパー関数は \fBchmod\fP() を使用するモードにフォールバックする。
+\fIpathname\fP が相対パスの場合、 glibc は \fIdirfd\fP 引き数に対応する \fI/proc/self/fd\fP
+のシンボリックリンクに基づいてパス名を構成する。
.SH 関連項目
\fBchown\fP(2), \fBexecve\fP(2), \fBopen\fP(2), \fBstat\fP(2), \fBpath_resolution\fP(7),
\fBsymlink\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。