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Update releases for LDP v3.76
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / connect.2
index e1a6b6d..f41ed3f 100644 (file)
@@ -79,7 +79,7 @@
 .\" Updated & Modified 2005-02-23, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
 .\" Updated & Modified 2005-10-05, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
 .\"
-.TH CONNECT 2 2014\-05\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH CONNECT 2 2014\-09\-06 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 connect \- ソケットの接続を行う
 .SH 書式
@@ -164,6 +164,10 @@ UNIX ドメインソケットはパス名で識別される。 ソケット・
 \fBENOTSOCK\fP
 ファイルディスクリプターがソケットと関連付けられていない。
 .TP 
+\fBEPROTOTYPE\fP
+ソケットタイプが要求された通信プロトコルではサポートされていない。 このエラーは、 例えば UNIX
+ドメインデータグラムソケットをストリームソケットに接続しようとした場合などに起こり得る。
+.TP 
 \fBETIMEDOUT\fP
 接続を試みている途中で時間切れ (timeout) になった。サーバーが混雑していて 新たな接続を受け入れられないのかもしれない。 IP ソケットでは、
 syncookie がサーバーで有効になっている場合、 タイムアウトが非常に長くなる場合があるので注意すること。
@@ -189,12 +193,15 @@ POSIX.1\-2001 では \fI<sys/types.h>\fP のインクルードは必須とされ
 \fBconnect\fP()  の三番目の引き数は 4.x BSD や libc4, libc5 と同様に実際には \fIint\fP である。 POSIX
 では紆余曲折を経て現在の \fIsocklen_t\fP になっており、 glibc でも \fIsocklen_t\fP を使っている。 \fBaccept\fP(2)
 も参照のこと。
+
+\fBconnect\fP() が失敗した場合、そのソケットの状態は不定だと考えること。
+移植性を考慮したアプリケーションでは、そのソケットをクローズし、再接続用に新しいソケットを作成すべきである。
 .SH 例
 \fBconnect\fP()  の利用例が \fBgetaddrinfo\fP(3)  に記載されている。
 .SH 関連項目
 \fBaccept\fP(2), \fBbind\fP(2), \fBgetsockname\fP(2), \fBlisten\fP(2), \fBsocket\fP(2),
 \fBpath_resolution\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。