.\" Updated & Modified 2005-02-23, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
.\" Updated & Modified 2005-10-05, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
.\"
-.TH CONNECT 2 2014\-05\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH CONNECT 2 2014\-09\-06 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
connect \- ソケットの接続を行う
.SH 書式
\fBENOTSOCK\fP
ファイルディスクリプターがソケットと関連付けられていない。
.TP
+\fBEPROTOTYPE\fP
+ソケットタイプが要求された通信プロトコルではサポートされていない。 このエラーは、 例えば UNIX
+ドメインデータグラムソケットをストリームソケットに接続しようとした場合などに起こり得る。
+.TP
\fBETIMEDOUT\fP
接続を試みている途中で時間切れ (timeout) になった。サーバーが混雑していて 新たな接続を受け入れられないのかもしれない。 IP ソケットでは、
syncookie がサーバーで有効になっている場合、 タイムアウトが非常に長くなる場合があるので注意すること。
\fBconnect\fP() の三番目の引き数は 4.x BSD や libc4, libc5 と同様に実際には \fIint\fP である。 POSIX
では紆余曲折を経て現在の \fIsocklen_t\fP になっており、 glibc でも \fIsocklen_t\fP を使っている。 \fBaccept\fP(2)
も参照のこと。
+
+\fBconnect\fP() が失敗した場合、そのソケットの状態は不定だと考えること。
+移植性を考慮したアプリケーションでは、そのソケットをクローズし、再接続用に新しいソケットを作成すべきである。
.SH 例
\fBconnect\fP() の利用例が \fBgetaddrinfo\fP(3) に記載されている。
.SH 関連項目
\fBaccept\fP(2), \fBbind\fP(2), \fBgetsockname\fP(2), \fBlisten\fP(2), \fBsocket\fP(2),
\fBpath_resolution\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。