.\" Updated 2008-11-10, Akihiro MOTOKI, LDP v3.11
.\" Updated 2013-05-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
.\"
-.TH GETRUSAGE 2 2010\-09\-26 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH GETRUSAGE 2 2014\-05\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
getrusage \- 資源の使用量を取得する
.SH 書式
これらの統計情報には、孫プロセスやその子孫のプロセスのうち、 削除待ちのものが使用している資源も含まれる。
.TP
\fBRUSAGE_THREAD\fP (Linux 2.6.26 以降)
-呼び出したスレッドに関する資源使用量の統計を返す。
+呼び出したスレッドに関する資源使用量の統計を返す。 \fI<sys/resource.h>\fP からこの定数の定義を得るためには、
+((\fIどの\fPヘッダーファイルをインクルードするよりも前に) 機能検査マクロ \fB_GNU_SOURCE\fP を定義しなければならない。
.PP
資源使用量は \fIusage\fP が指す構造体に格納されて返される。 構造体は以下の形式である。
.PP
struct timeval ru_stime; /* 使用されたシステム CPU 時間 */
long ru_maxrss; /* RAM 上に存在する仮想ページのサイズ
(resident set size) の最大値 */
- long ru_ixrss; /* 共有メモリの合計サイズ */
+ long ru_ixrss; /* å\85±æ\9c\89ã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81®å\90\88è¨\88ã\82µã\82¤ã\82º */
long ru_idrss; /* 非共有データの合計サイズ */
long ru_isrss; /* 非共有スタックの合計サイズ */
long ru_minflt; /* ページの再利用 (ソフトページフォルト) */
各フィールドの詳細は以下の通りである。
.TP
\fIru_utime\fP
-ユーザモードでの実行で消費された合計時間。 \fItimeval\fP 構造体 (秒とミリ秒) で表現される。
+ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81§ã\81®å®\9fè¡\8cã\81§æ¶\88è²»ã\81\95ã\82\8cã\81\9få\90\88è¨\88æ\99\82é\96\93ã\80\82 \fItimeval\fP æ§\8bé\80 ä½\93 (ç§\92ã\81¨ã\83\9fã\83ªç§\92) ã\81§è¡¨ç\8f¾ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
.TP
\fIru_stime\fP
カーネルモードでの実行で消費された合計時間。 \fItimeval\fP 構造体 (秒とミリ秒) で表現される。
自分のタイムスライスが完了する前にプロセスが自発的にプロセッサを解放して行われたコンテキストスイッチの回数
(通常はリソースが利用可能になるのを待つために行われる)。
.TP
-\fImemory_migrate\fP (Linux 2.6.16 以降)
+\fIru_nivcsw\fP (Linux 2.6 以降)
優先度が自分より高いプロセッサが実行可能になったか、現在のプロセスが自分のタイムスライスを超過したことにより行われたコンテキストスイッチの回数。
.PP
.SH 返り値
\fBclock_gettime\fP(2), \fBgetrlimit\fP(2), \fBtimes\fP(2), \fBwait\fP(2), \fBwait4\fP(2),
\fBclock\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。