システムのクラッシュ時に、新しいカーネルを自動的に実行する。
.TP
\fBKEXEC_PRESERVE_CONTEXT\fP (since Linux 2.6.27)
-新しいカーネルを実行する前に、
-システムのハードウェアとソフトウェアの状態を保存する。
-システムの中断時 (suspend) などで使用できる。
-このフラグは、カーネルの設定で \fBCONFIG_KEXEC_JUMP\fP が有効の場合のみ
-利用可能であり、 \fInr_segments\fP が 0 より大きい場合のみ効果がある。
+Preserve the system hardware and software states before executing the new
+kernel. This could be used for system suspend. This flag is available only
+if the kernel was configured with \fBCONFIG_KEXEC_JUMP\fP, and is effective
+only if \fInr_segments\fP is greater than 0.
.PP
\fIflags\fP の下位ビットには、実行されるカーネルのアーキテクチャが入る。
現在のアーキテクチャを使うことを意味する定数 \fBKEXEC_ARCH_DEFAULT\fP か、
.PP
.\" FIXME Andi submitted a patch for this.
.\" Check if it got accepted later.
-The required constants are in the Linux kernel source file \fIlinux/kexec.h\fP,
-which is not currently exported to glibc. Therefore, these constants must
-be defined manually.
+必要な定数は Linux カーネルのソースファイル \fIlinux/kexec.h\fP で定義されている
+が、現在のところ glibc には公開されていない。
+そのため、これらの定数は手動で定義しなければならない。
このシステムコールは、カーネルの設定で \fBCONFIG_KEXEC\fP が有効になって
いる場合にのみ利用できる。
.SH 関連項目
\fBreboot\fP(2), \fBsyscall\fP(2)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。