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長音記号の修正を release に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / killpg.2
index 3a1cb23..2be4dff 100644 (file)
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+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Kazuyuki Tanisako
+.\"         all rights reserved.
+.\" Translated Sat May 17 14:10:42 JST 1997
+.\"         by Kazuyuki Tanisako <tanisako@osa.dec-j.co.jp>
+.\" Updated & Modified Sat Feb  5 21:24:32 JST 2005
+.\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
+.\"
 .TH KILLPG 2 2010\-09\-20 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
-killpg \- ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\82\92ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\83»ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«é\80\81ã\82\8b
+killpg \- シグナルをプロセスグループに送る
 .SH 書式
 \fB#include <signal.h>\fP
 .sp
@@ -61,12 +69,11 @@ glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参
 _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE\ >=\ 500 || _XOPEN_SOURCE\ &&\ _XOPEN_SOURCE_EXTENDED
 .ad
 .SH 説明
-\fBkillpg\fP()  ã\81¯ \fIsig\fP ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\82\92 \fIpgrp\fP ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\83»ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«é\80\81ã\82\8bã\80\82 ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\81®å®\9a義ã\81®ä¸\80覧ã\81¯
+\fBkillpg\fP()  は \fIsig\fP で指定したシグナルを \fIpgrp\fP で指定したプロセスグループに送る。 シグナルの定義の一覧は
 \fBsignal\fP(7)  を参照のこと。
 
-引き数 \fIpgrp\fP に 0 を指定した場合には \fBkillpg\fP()
-は呼び出し元のプロセスが属しているプロセス・グループに対してシグナルを送る。 (POSIX では以下のように記述されている: \fIpgrp\fP が 1
-以下である場合、動作は未定義である。)
+引き数 \fIpgrp\fP に 0 を指定した場合には \fBkillpg\fP()  は呼び出し元のプロセスが属しているプロセスグループに対してシグナルを送る。
+(POSIX では以下のように記述されている: \fIpgrp\fP が 1 以下である場合、動作は未定義である。)
 
 プロセスがシグナルを送信する許可を持つためには、 プロセスが特権 (Linux では \fBCAP_KILL\fP ケーパビリティ (capability))
 を持つか、 送信元プロセスの実ユーザー ID または実効ユーザー ID が 送信先プロセスの実 set\-user\-ID または保存
@@ -83,14 +90,14 @@ set\-user\-ID と 等しくなければならない。 \fBSIGCONT\fP の場合
 プロセスが、受信するプロセスのいずれに対しても シグナルを送る許可を持っていない。
 .TP 
 \fBESRCH\fP
-\fIpgrp\fP ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\83»ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«å±\9eã\81\99ã\82\8bã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81\8cå­\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\80\82
+\fIpgrp\fP で指定されたプロセスグループに属するプロセスが存在しなかった。
 .TP 
 \fBESRCH\fP
\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\83»ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81¨ã\81\97ã\81¦ 0 ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81\8cã\80\81é\80\81ä¿¡ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81¯ ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\83»グループを持っていない。
\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81¨ã\81\97ã\81¦ 0 ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81\8cã\80\81é\80\81ä¿¡ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81¯ ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹グループを持っていない。
 .SH 準拠
 SVr4, 4.4BSD (\fBkillpg\fP()  は 4BSD で初めて追加された), POSIX.1\-2001。
 .SH 注意
-BSD 系システムと System V 系システムでは、 許可のチェックに様々な違いがある。 \fBkill\fP(2)  についての POSIX の原理
+BSD 系システムと System\ V 系システムでは、 許可のチェックに様々な違いがある。 \fBkill\fP(2)  についての POSIX の原理
 (rationale) を参照すること。 POSIX で記述されていない違いとしては、返り値 \fBEPERM\fP がある。 BSD
 では「送信先プロセスの許可のチェックが 1 つでも失敗した場合は、 シグナルが送信されず、 \fBEPERM\fP が返される」と記述されている。 POSIX
 では「送信先プロセスの許可のチェックが全て失敗した場合にのみ、 \fBEPERM\fP が返される」と記述されている。
@@ -100,6 +107,5 @@ Linux では、 \fBkillpg\fP()  はライブラリ関数として実装されて
 \fBgetpgrp\fP(2), \fBkill\fP(2), \fBsignal\fP(2), \fBcredentials\fP(7),
 \fBcapabilities\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
-である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
-http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部である。
+プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は \%http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。