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長音記号の修正を release に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / msgctl.2
index 7d0610a..ec7d3d0 100644 (file)
@@ -104,35 +104,35 @@ struct ipc_perm {
 \fIcmd\fP として有効な値は:
 .TP 
 \fBIPC_STAT\fP
-\fImsqid\fP に関連づけられたメッセージキューデータ構造体から、ポインタ \fIbuf\fP が指し示す \fImsqid_ds\fP
-æ§\8bé\80 ä½\93ã\81«æ\83\85å ±ã\82\92ã\82³ã\83\94ã\83¼ã\81\99ã\82\8bã\80\82 å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\81´ã\81¯ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\83»ã\82­ã\83¥ã\83¼ã\81«å¯¾ã\81\99ã\82\8b読ã\81¿è¾¼ã\81¿è¨±å\8f¯ã\82\92æ\8c\81ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82
+\fImsqid\fP に関連づけられたメッセージキューデータ構造体から、ポインタ \fIbuf\fP が指し示す \fImsqid_ds\fP
+構造体に情報をコピーする。 呼び出し側はメッセージキューに対する読み込み許可を持っていなければならない。
 .TP 
 \fBIPC_SET\fP
-ポインタ \fIbuf\fP が指し示す \fImsqid_ds\fP 構造体のメンバーの値を、メッセージ・キューに関連づけられた
-カーネル・データ構造体に書き込み、 \fImsg_ctime\fP メンバーも更新する。 構造体のメンバーのうち、更新されるものを以下に示す:
-\fImsg_qbytes\fP, \fImsg_perm.uid\fP, \fImsg_perm.gid\fP, \fImsg_perm.mode\fP (の下位 9
-ビット)。 呼び出したプロセスの実効ユーザ ID が、メッセージキューの所有者 (\fImsg_perm.uid\fP)  または作成者
-(\fImsg_perm.cuid\fP)  ã\81¨ä¸\80è\87´ã\81\99ã\82\8bã\81\8bã\80\81å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\85\83ã\81\8cç\89¹æ¨©ã\82\92æ\8c\81ã\81\9fã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82 \fImsg_qbytes\fP ã\82\92ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\83»ã\83\91ã\83©ã\83¡ã\83¼ã\82¿
+ポインター \fIbuf\fP が指し示す \fImsqid_ds\fP 構造体のメンバーの値を、メッセージキューに関連づけられた カーネルデータ構造体に書き込み、
+\fImsg_ctime\fP メンバーも更新する。 構造体のメンバーのうち、更新されるものを以下に示す: \fImsg_qbytes\fP,
+\fImsg_perm.uid\fP, \fImsg_perm.gid\fP, \fImsg_perm.mode\fP (の下位 9 ビット)。
+呼び出したプロセスの実効ユーザー ID が、メッセージキューの所有者 (\fImsg_perm.uid\fP)  または作成者
+(\fImsg_perm.cuid\fP)  ã\81¨ä¸\80è\87´ã\81\99ã\82\8bã\81\8bã\80\81å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\85\83ã\81\8cç\89¹æ¨©ã\82\92æ\8c\81ã\81\9fã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82 \fImsg_qbytes\fP ã\82\92ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\83\91ã\83©ã\83¡ã\83¼ã\82¿ã\83¼
 \fBMSGMNB\fP を超えて設定するには、適切な特権 (Linux では \fBCAP_SYS_RESOURCE\fP ケーパビリティ
 (capability)) が必要である。
 .TP 
 \fBIPC_RMID\fP
 メッセージキューをただちに削除する。 同時にその構造体の読み書きの待ち状態にあったプロセスに通知する (エラーが返り、 \fIerrno\fP が
-\fBEIDRM\fP に設定される)。 呼び出したプロセスが適切な特権を持っているか、 呼び出したプロセスの実効ユーザ ID がメッセージキューの作成者か
-所有者の実効ユーザ ID でなければならない。この場合、 \fBmsgctl\fP() の第 3 引き数は無視される。
+\fBEIDRM\fP に設定される)。 呼び出したプロセスが適切な特権を持っているか、 呼び出したプロセスの実効ユーザ ID がメッセージキューの作成者か
+所有者の実効ユーザ ID でなければならない。この場合、 \fBmsgctl\fP() の第 3 引き数は無視される。
 .TP 
 \fBIPC_INFO\fP (Linux 固有)
-システム全体でのメッセージキューの制限とパラメータに関する情報を、 \fIbuf\fP が指す構造体に入れて返す。 この構造体は \fImsginfo\fP
\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 å\85¨ä½\93ã\81§ã\81®ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82­ã\83¥ã\83¼ã\81®å\88¶é\99\90ã\81¨ã\83\91ã\83©ã\83¡ã\83¼ã\82¿ã\83¼ã\81«é\96¢ã\81\99ã\82\8bæ\83\85å ±ã\82\92ã\80\81 \fIbuf\fP ã\81\8cæ\8c\87ã\81\99æ§\8bé\80 ä½\93ã\81«å\85¥ã\82\8cã\81¦è¿\94ã\81\99ã\80\82 ã\81\93ã\81®æ§\8bé\80 ä½\93ã\81¯ \fImsginfo\fP
 型である (そのためキャストが必要である)。 \fImsginfo\fP は \fB_GNU_SOURCE\fP 機能検査マクロが定義された場合に
 \fI<sys/msg.h>\fP で以下のように定義される:
 .nf
 .in +4n
 
 struct msginfo {
-    int msgpool; /* ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\83»ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81®ä¿\9dæ\8c\81ã\81«ä½¿ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\82\8b
-                    ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83»プールの大きさ (1024 バイト単位);
+    int msgpool; /* メッセージデータの保持に使用される
+                    ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼プールの大きさ (1024 バイト単位);
                     カーネル内では未使用 */
-    int msgmap;  /* ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\83»ã\83\9eã\83\83ã\83\97ã\81®æ\9c\80大ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ª数;
+    int msgmap;  /* ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\83\9eã\83\83ã\83\97ã\81®æ\9c\80大ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼数;
                     カーネル内では未使用 */
     int msgmax;  /* 一つのメッセージに書き込み可能な
                     最大バイト数 */
@@ -140,7 +140,7 @@ struct msginfo {
                     (msgget(2) での) キュー作成中の msg_qbytes
                     の初期化に使用される */
     int msgmni;  /* メッセージキューの数の最大値 */
-    int msgssz;  /* ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\83»ã\82»ã\82°ã\83¡ã\83³ã\83\88ã\81®ã\82µã\82¤ã\82º;
+    int msgssz;  /* メッセージセグメントのサイズ;
                     カーネル内では未使用 */
     int msgtql;  /* システム上の全キューの最大メッセージ数;
                     カーネル内では未使用 */
@@ -155,7 +155,7 @@ struct msginfo {
 .TP 
 \fBMSG_INFO\fP (Linux 固有)
 \fBIPC_INFO\fP のときと同じ情報を格納した \fImsginfo\fP 構造体を返す。 但し、以下のフィールドにはメッセージキューが
-æ¶\88è²»ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 è³\87æº\90ã\81«é\96¢ã\81\99ã\82\8bæ\83\85å ±ã\81\8cæ ¼ç´\8dã\81\95ã\82\8cã\82\8bç\82¹ã\81\8cç\95°ã\81ªã\82\8bã\80\82 \fImsgpool\fP ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81¯ç\8f¾å\9c¨ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ä¸\8aã\81«å­\98å\9c¨ã\81\99ã\82\8bã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\83»ã\82­ã\83¥ã\83¼ã\81®æ\95°ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82
+消費しているシステム資源に関する情報が格納される点が異なる。 \fImsgpool\fP フィールドは現在システム上に存在するメッセージキューの数を返す。
 \fImsgmap\fP フィールドはシステム上の全てのキューに入っているメッセージ総数を返す。 \fImsgtql\fP
 フィールドはシステム上の全てのキューに入っている全メッセージの 総バイト数を返す。
 .TP 
@@ -164,7 +164,7 @@ struct msginfo {
 引き数は、キュー識別子ではなく、システム上の全てのメッセージキュー に関する情報を管理するカーネルの内部配列へのインデックスである。
 .SH 返り値
 成功すると、 \fBIPC_STAT\fP, \fBIPC_SET\fP, \fBIPC_RMID\fP は 0 を返す。 \fBIPC_INFO\fP と
-\fBMSG_INFO\fP 操作は、成功すると、全てのメッセージキューに関する情報を 管理しているカーネルの内部配列の使用中エントリのインデックスの
+\fBMSG_INFO\fP æ\93\8dä½\9cã\81¯ã\80\81æ\88\90å\8a\9fã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81å\85¨ã\81¦ã\81®ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82­ã\83¥ã\83¼ã\81«é\96¢ã\81\99ã\82\8bæ\83\85å ±ã\82\92 ç®¡ç\90\86ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81®å\86\85é\83¨é\85\8då\88\97ã\81®ä½¿ç\94¨ä¸­ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\81®ã\82¤ã\83³ã\83\87ã\83\83ã\82¯ã\82¹ã\81®
 うち最大値を返す (この情報は、システムの全てのメッセージキューに関する情報を 取得するために、 \fBMSG_STAT\fP
 操作を繰り返し実行する際に使用できる)。 \fBMSG_STAT\fP 操作は、成功すると、 \fImsqid\fP
 で指定されたインデックスを持つメッセージキューの識別子を返す。
@@ -178,7 +178,7 @@ struct msginfo {
 に対する読み込み許可を持っておらず、かつ \fBCAP_IPC_OWNER\fP ケーパビリティを持っていない。
 .TP 
 \fBEFAULT\fP
-引き数 \fIcmd\fP が \fBIPC_SET\fP か \fBIPC_STAT\fP で、ポインタ \fIbuf\fP で指されているアドレスがアクセス可能でない。
+引き数 \fIcmd\fP が \fBIPC_SET\fP か \fBIPC_STAT\fP で、ポインタ \fIbuf\fP で指されているアドレスがアクセス可能でない。
 .TP 
 \fBEIDRM\fP
 メッセージキューが削除された。
@@ -188,7 +188,7 @@ struct msginfo {
 で指定されたインデックス値が現在未使用の配列のスロットを参照いていた。
 .TP 
 \fBEPERM\fP
-引き数 \fIcmd\fP が \fBIPC_SET\fP か \fBIPC_RMID\fP であるが、呼び出したプロセスの実効ユーザ ID がメッセージキューの
+引き数 \fIcmd\fP が \fBIPC_SET\fP か \fBIPC_RMID\fP であるが、呼び出したプロセスの実効ユーザ ID がメッセージキューの
 (\fImsg_perm.cuid\fP として見つかる) 作成者 と (\fImsg_perm.uid\fP として見つかる) 所有者のいずれでもなく、
 かつ呼び出し者に特権がない (Linux では \fBCAP_SYS_ADMIN\fP ケーパビリティがない)。
 .TP 
@@ -203,12 +203,12 @@ SVr4, POSIX.1\-2001.
 .\" Like Linux, the FreeBSD man pages still document
 .\" the inclusion of these header files.
 Linux や POSIX の全てのバージョンでは、 \fI<sys/types.h>\fP と \fI<sys/ipc.h>\fP
-のインクルードは必要ない。しかしながら、いくつかの古い実装ではこれらのヘッダファイルのインクルードが必要であり、 SVID
\81®ã\82¤ã\83³ã\82¯ã\83«ã\83¼ã\83\89ã\81¯å¿\85è¦\81ã\81ªã\81\84ã\80\82ã\81\97ã\81\8bã\81\97ã\81ªã\81\8cã\82\89ã\80\81ã\81\84ã\81\8fã\81¤ã\81\8bã\81®å\8f¤ã\81\84å®\9fè£\85ã\81§ã\81¯ã\81\93ã\82\8cã\82\89ã\81®ã\83\98ã\83\83ã\83\80ã\83¼ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\82¤ã\83³ã\82¯ã\83«ã\83¼ã\83\89ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81 SVID
 でもこれらのインクルードをするように記載されている。このような古いシステムへの移植性を意図したアプリケーションではこれらのファイルをインクルードする必要があるかもしれない。
 
 \fBIPC_INFO\fP, \fBMSG_STAT\fP, \fBMSG_INFO\fP 操作は、 \fBipcs\fP(1)
 プログラムで割り当て済の資源に関する情報を提供するために 使用されている。将来、これらの操作は変更されたり、 \fI/proc\fP
-ファイルシステムのインタフェースに移動されるかもしれない。
\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81«ç§»å\8b\95ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
 
 \fIstruct msqid_ds\fP 内の多くのフィールドは、 Linux 2.2 では \fIshort\fP だったが、Linux 2.4 では
 \fIlong\fP になった。 この利点を生かすには、glibc\-2.1.91 以降の環境下で 再コンパイルすれば十分である。